【スラタン】

ビルダーズ1

1章における「隠れ住民」の【スライム】。
ストーリーを進めるだけなら会わずともクリアはできる。
　
【メルキド】の旅のとびら・緑で行けるエリアの一番奥、南東の森の中にいる。
「ぼくはわるいスライムだよ」と、シリーズの有名なセリフのパロディめいたフキダシが目印になる。
話しかけてみると、魔物が圧倒的優勢なこの世界において人間と仲良くしたいと公言しているために「わるいスライム」扱いを受けているらしい。
直後、スライムと【スライムベス】が計8体、主人公の周りに現れるのでこれを全滅させるとスラタンが仲間になり、拠点へ連れていけるようになる。
　
街に住むようになってから話をしてみると、【ピリン】と意気投合したらしい。
特に料理について嗜好が合うのだとか……それは大丈夫なんだろうか。
しかも、「ピリンってほんとにいい子だね。ぼくのおよめさんになってくれないかなあ！」とまで言うのでよほど気が合うのだろう。
また、彼が拠点にいる状態で【ゴーレム】を倒し、メルキドの闇を払う前に彼に話しかけるとゴーレムが倒される直前につぶやいた最期の言葉を聞き取り伝えてくれる。
ゲームシステム上で得るものはないが、一度は聞いておきたい。
　
竜王軍バトルではピリンたちと共に拠点内を逃げ回るのみだが、なんと魔物の攻撃どころかまほうの玉すら受け付けないというメタルスライムもびっくりの防御力を誇る。キンキンとダメージ無効音を立てながら【しりょうのきし】と鬼ごっこをしている姿は可愛そうと言うべきなのだろうが、敵を引きつける役割として考えると案外頼もしい。
おそらく魔物タイプの住人への「かつぐ」アクションを用意していないための処置だと思われるが、【あくまのきし】のジャンプ攻撃や突進を涼しい顔で無効化できるスラタンには是非ともバトルに参加してもらいたい。
…参加したところで攻撃手段を持たない彼は戦力外でしかないだろうが。
拠点襲撃モンスターに対しても、竜王軍バトル同様逃げ回るのみ。
　
なお、彼を始め【フリービルドモード】にも登場するモンスター住人は施設で働くことは一切無く、ベッドで寝ることも無い。そしてフリービルドモードでのスライムにはスラタンのような防御力は無い。
　
余談だが名前の最初の2文字を並べ替えると終章の住人である【ラスタン】になる。

関連項目

【チョビ】