概要
乗り物の一種。
本編ではなく、主にスラもりシリーズで活躍する。
DQの本編シリーズは、そもそも線路の上を走る乗り物自体がめったに登場しない。
線路の上を走る乗り物を探してみても、トロッコの他にはDQ10の【大地の箱舟】くらいしかない。
DQ5
【トロッコ洞窟】で登場する。
ドラクエシリーズでトロッコが登場したのはこれが初めてである。
また、それ以降の作品では再びその姿を消し、本編ではDQ9まで登場していなかった。
ユアストーリー
トロッコ洞窟は登場しないが、【プサン】の営む酒場の店名が「トロッコ」になっているという設定。
またノベライズ版の結末部分では、ミルドラースに擬態したウイルスを作り出したプログラマーについて、「乗っていたトロッコのレバーがいつしか壊れてグルグル回り続け、進路を自由に選べる他のトロッコが羨ましくなったのだろう」という考察を主人公が述べている。
DQ9
【とっしんこぞう】の乗ってる顔つきのトロッコはツノトロッコと呼ばれる。
DQ10オフライン
【ゴブル砂漠東】に点在しており、ショートカットの役割を持っている。
DQ10オンライン
その後に使用できる新たなマップがいくつか追加された。
スラもり1
魔物や資材の運搬などに使用でき、トロッコというより風船をくくりつけただけの板もあるが、通常は1個しか運べない。
中には4つまで運べるものも存在。
その使い方は【スラゾー】が教えてくれる。
あちこちにトロッコ用の線路が敷かれており、【スーランの町】まで直通であるようだ。
町にはトロッコの終着点みたいなものは見当たらないが……。
トロッコの線路を完成させるための【かみのせんろ】なるものも登場する。
紙に線路の絵を描いただけの物体であり、その仕組みはまったくの謎。
スラもり2
前作と基本的に変わらないがどれも4人乗りになり、かみのせんろは廃止された。
線路近くではよく敵モンスターが轢かれている光景が見られる。主人公も轢かれるが、そのとき頭に乗せているものを落とすので注意。
【大魔王発掘現場】には、ぐにゃぐにゃと複雑に敷いた線路を水中に沈めるという異様なトロッコが設けられている。
築いた奴の正気を疑うレベルである。
【サラスナ古墳】には攻撃されると壊れる砂のトロッコ、【空中要塞デスモージャ】にはカタパルトのように物を自動で運び、戻ってくる空とぶトロッコがある。
スラもり3
世界中が舞台ということもあって、流石に【スーラン王国】への直通ではなくなった。
ビルダーズ1
3章に登場。【木のトロッコ】と【鉄のトロッコ】の2種類が存在し、【線路】の上を高速で移動できる。
【トロッコ停止板】があるとそこで自動停止する。
ビルダーズ2
新たに【ドリルトロッコ】と【トロッコトレイン】が追加された。
線路上を高速で移動できるのは同じだが、今作では線路上にトロッコを設置し、それに乗車するというシステムになった。
複数のトロッコを隣接させて設置すれば連結し、仲間を連れている場合は主人公の後ろのトロッコに乗ってくれる。
なお、トロッコは住人達も使用するが、線路上に設置したものではなく住人が自分で用意したトロッコに乗る。
トレジャーズ
お宝に【トロッコ洞窟のトロッコ】が登場。
どこパレ
【たんけんスカウト】で【スラリン】がトロッコに乗ってモンスターを捕獲し、トロッコで運ぶという演出に使用された。