概要
【エニックス】から発売されていたDQでは恐らく初となるトレーディングカードゲーム。
発売時期は1996~1997年(全278種+α)。第四弾まで発売されたので、そこそこ人気はあったようだが短命に終わった。
また、1999年にはモンスターズを題材とした「ドラゴンクエストモンスターズ トレーディングバトルカード」にバージョンアップしたが、やはりこちらも短命。
基本ルールは【バトルえんぴつ】に似ており、プレイヤーは初期HP100でスタート、カードのマークでじゃんけんを行い、じゃんけんに勝ったプレイヤーの出したカードのコマンドが実行される、という具合である。
モンスターズではさらに【配合】をモチーフとしたルールが追加されている。
TCG黎明期の作品故にかなり大味なバランスとなっており、テキストの内容も少々説明不足な面が見受けられるので、実際にプレイしてみるとややこしい(痛恨の一撃:だれかひとりのHPが10に、などは説明不足である)。
モンスターズ版は全ての【モンスター】が限定の描きおろしイラストになっており、他では使用されていないので必見である。