【ドラゴンクエストカードゲーム ぎんのタロット】

Last-modified: 2020-10-07 (水) 02:34:35

概要

1990年代に発売されたカードゲーム。対象年齢は12~135歳。プレイヤーは3~4人。
(導かれし者たち8人+ホイミン)×4色の、計36枚のプレイカードを使う。
プレイヤーにまんべんなく配り、リーダーをじゃんけんで決めたら、まずリーダーは好きなカードを場に出す。
そして、リーダーから時計回りにリーダー以外はそれと同色のカードを場に出していく。
一番数値が大きいカードを出した人は場に出たカードを全部もらって(基本一枚につき+10点)次のリーダーとなり、
手持ちのカードがなくなるまで(3人の場合は計12周、4人の場合は計9周)これを繰り返して、一番多く点を取った人が勝利。
勝利した人は次の戦いの最初の周のリーダーになる。
 
なお、リーダーが場に出したカードの同色を持っていない場合は好きなカードを出してもいいが、
異色だとどれだけ数値が高いカードを出しても場に出たカードはもらえない。
逆に何を出してももらう事はない為、後述のマイナス点になり得るカードを手放す絶好のチャンスでもある。
 
ゲーム前に付属の銀のタロットカードをリーダーが使うことで、集計時に一部のカードが+10点の代わりにマイナス点になってしまう。

カードの種類効果
塔のカード緑(FOREST)の7(ライアン)が-360点
悪魔のカード全色の5(ミネア)が各-90点
死神のカード紫(DUNGEON)のカードが全て各-40点
月のカード1周目および最後の周にカードをもらった場合は
その3(4)枚×+10点の代わりに-180点
ひいてはいけないカード上記四種の効力全てを持つ

一度引いた銀のタロットカードは混ぜないのがルールだが、ゲームに慣れた人は混ぜたり数枚同時に引いて遊んでもいい。
 
銀のタロットのルールさえ知っていればトランプでも代用可能。
というよりも、この銀のタロットというゲームはトランプの「ハーツ」というゲームを簡略化したものだったりする。
相違点は数あれど、ハーツも、リーダーから順に1周につき1人1枚カードを出し、リーダーと同じ柄で大きい数値のカードを出した人が次のリーダーになるというサイクルをカードが無くなるまで繰り返すゲームである。
スペードの12とハートの柄がマイナス点であり、銀のタロットで言うならば常に塔と死神のカードのルールが発動しているようなもの。
ハーツは大抵Windowsのパソコンに収録されている為、気になる人は遊んでみよう。
銀のタロット以外にもハーツの亜種は数々存在し、いわばこの銀のタロットはドラクエ版「ドラゴンマスター」だったりする。
マイナス点となり得るカードが変わるシステムはドラゴンマスターの方が先である。
 
ちなみにカードの順番は
ホイミン(1)<ブライ(2)<マーニャ(3)<トルネコ(4)<ミネア(5)<クリフト(6)<ライアン(7)<アリーナ(8)<男勇者(9)
となっている。
 
このゲームのパッケージイラストだが、カードを持ったミネアを先頭にして、その斜め後ろに男勇者と仲間たち・ホイミンが、Vの字型に並んでいる、というデザインで、明らかにFC版DQ3のパッケージを模したモノである 
 
同名のアイテムに関してはこちらを参照。