【フランコ】

DQ6

現実世界の【レイドック】で、【トム】兵士長の後任となった人物。
英語版での表記はFranco。
　
主人公が実体を取り戻してレイドックに帰国したとき、出迎えてくれるのはこの人である。
【ゲバン】が大臣になってからは城を離れていたが、彼がどこかに追い出されたため戻ってきたようだ。
　
グラフィックがトム及び【ソルディ】と同じなのでポッと出のそっくりさんかと思いきや、主人公が幼い頃に兵士に着任した人物で、「主人公との付き合いは意外と古い」という設定である。
そもそも他にも【ブラスト】など各国の兵士長は（SFC版では）皆同じグラフィックだったりするが。
もしかしたら、あえて「ポッと出のよく分からないキャラクター」として登場して全然思い入れがないプレイヤーを困惑させることで、記憶を取り戻しきれていない夢の世界の主人公と思想をシンクロさせることが脚本の狙いだったのかもしれない。
　
実態を取り戻した主人公が夜のレイドックで過去の記憶を思い出していくイベントにも登場し、幼い頃に両親を亡くしているという過去が明かされる。
また、当時からゲバンのことを快く思っておらず、彼の大臣就任にも反対していた。
　
小説版と漫画版では登場しない。