【シャドーサタン】

Last-modified: 2024-02-26 (月) 00:43:28

概要

DQ5で初登場したモンスター。
黒い体色と、角と背中の大きな翼と三つ目が特徴の悪魔の魔物。
色違いに【イズライール】【ライオネック】がおり、この系統では最下位種である。
 
1996年に発売されたモンスター大全集、「DRAGON QUEST MONSTERS」によれば、
「隠密活動を好み暗殺や破壊活動を中心に暗躍する魔族」であるという。
 
【鳥山明 ドラゴンクエスト イラストレーションズ】に原画が掲載されているモンスターの一体。
 
ちなみに、このモンスターが初代wikiにおける記念すべきモンスター登録数1000体目。

DQ5

【エルヘブン】周辺や【トロッコ洞窟】周辺、【天空への塔】に出現する。天空への塔では、外観と1階にしか出てこない。天空への塔で【スライムベホマズン】を勧誘するために戦っていると、一緒に現れることも多い。
 
通常攻撃に加え、【ヒャダルコ】【ザキ】を唱える。複数で現れてヒャダルコやザキを連発されると怖い。
幸い【マホトーン】が効くので、とりあえず黙らせよう。
ギラ系とイオ系には強い耐性を持ち、ヒャド系とザキ系は無効。メラ系とバギ系は効きやすい。
なお、この系統でザキ系が効かないのはこいつだけである。
 
【ふしぎなきのみ】を落とす希少なモンスターでもある。他にこれを落とすのは【オーガヘッド】だけ。一応、幼年時代でも【マッドプラント】【わらいぐさ】が落とすが、彼らはこれを落とす確率がとても低いうえに、SFC版では青年時代以降になると出会えなくなってしまう。
エルヘブン周辺では、【ちからのたね】を落とす【デンタザウルス】や、それを落とすうえに仲間にもなる【ゴーレム】もいるので、種を集めたい人はこの辺りで戦うといいだろう。
 
この種族で仲間にできるのは【ライオネック】だが、SFC版で仲間にしたあとにフィールドで表示されるその配色は、どう見てもシャドーサタンのそれである。
開発中と製品でモンスターの色が異なる事例はよくあるので、これもそれが理由だと思われる。
もしくは開発中はシャドーサタンが仲間になる予定だったのかもしれない。
 
ちなみにSFC版5の【公式ガイドブック】によると「村人たちに魔人として恐れられているモンスター」とのこと。
唐突に出てきた「村人たち」の存在に、「何処の村なのか」、「何故「村人」相手限定なのか」と思わず首をかしげそうになるが、出現場所からして要はエルヘブンの住人に恐れられているということだろう。隠密活動していないどころかむしろ目立っているじゃないかと言ってはいけない。

DQ10オンライン

Ver.3.5より登場のため、使う呪文はマヒャデドス、ザラキーマに強化され、しゃくねつやベホマラーといった、DQ5で上位種だったイズライールのような行動も行う。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

【壁画世界】に出現。行動パターンはヒャダルコ、ザキ、呪いとDQ5準拠だが素早さが非常に高くなっており、先制でザキや呪いを使われやすいので脅威。【カミュ】ですら抜かれやすい。
確実な対処方法は【命の石】を集めておくぐらいしかなく非常に厄介。
ドロップアイテムは【パープルアイ】とレアが【ふしぎなきのみ】

強ver

世界に異変が起きた後の【ゼーランダ山】東部に出現。
通常枠が【紫の宝石】に変わっている他、使用呪文がザラキとマヒャドに強化されている。相変わらず素早さが非常に高い。
 
【ネルセンの迷宮】では、PS4版等では【賢者の試練】・追憶の城の3Fに昼のみ生息。3DS版等では賢者の試練・不惑の森に居る。
行動は変わりないがステータスが強化されている。

DQM3

悪魔系Dランク。今まで系統代表としてモンスターズに出ていた【ライオネック】と並ぶ形でモンスターズ初出演。
【ベレス】とゾンビ系、または悪魔系とゾンビ系(どちらかがDランク)の配合で生み出せる。
また、流神殿の魔界中級にある流砂の宮殿に野生の個体が出現する。
こいつを【スライム】を配合することでCランクの【スライムダーク】が生まれるため、この時期にお手軽にCランクを生み出したければこの特殊配合にお世話になるだろう。
同様に【アルミラージ】と配合してもCランクの【ブラバニクイーン】になるが、スライムとアルミラージでは入手難易度が違いすぎるためこちらは手軽さに欠ける。
特性は【即死ブレイク大】【ときどきインテ】(Lv20)、【氷結ブレイク大】(Lv40)、【1~3回行動】(Lサイズ)、【魔力暴走率アップ大】?(Lサイズ)、【ザキ攻撃】(LサイズLv60)。
即死ブレイク持ちかつときどきインテで賢さを上げられる。
賢さの高さはザラキの成功率や魔力暴走率に影響するため、単純なザラキ使いとしてみればこいつが1番である。
しかし通信対戦においてはねむりブレイクも持つ【まおうのかげ】の方が汎用的に使えるだろう。
いきなりザラキを打って根に持つタイプを倒してしまうと逆にこちらの態勢が崩されることもあるため、まずは状態異常で相手を無力化してからザラキを連打するのがいわゆる”ザラキパーティ”の定石だからである。
所持スキルは【邪悪】

バトルロード2

第三章から登場。
ステータスはHP:708 ちから:82 かしこさ:75 みのまもり:94 すばやさ:61。
使える技は「ダークインパクト」と「まがまがしい光」。
前者は暗黒の力がこもった拳で敵1体を殴る。後者は暗黒の波動を放って敵全員に呪いをかける。
 
ベレスやホースデビルと肩を並べるほど全体的に能力が高めだが、攻撃技が暗黒属性なので魔王、大魔王戦では力不足になるのがネック。
しかし、魔法使いと組むとまがまがしい光が「ヒャダルコ」になり主戦力となってくれる。
 
【ベレス】【レッサーデーモン】とチームを組む事で、【デーモンキング】へと合体する。

ライバルズ

第3弾「不死鳥と大地の鳴動」に収録された魔法使い専用のスーパーレアカード。

6/4/7 あくま系
魔法陣にいる場合自分のターン終了時全ての敵ユニットに1ダメージ

魔法陣デッキでの採用を想定されたカードで、ターン終了時に条件を満たせばヒャダルコを唱えてくれる。
しかしダメージ量はまさかの1で6コストの割に低すぎる。単体ではまず仕事ができない。
強化された特技で打ち漏らした敵を倒しきる用途で使えないわけではないが、それでもコストの重さが足を引っ張り結局ほとんど使われなかった。

ウォーク

2020年10~11月開催のハロウィンイベントで2章のボスとして登場。以降は各地にメガモンスターとして登場する。
推奨レベルは上級職Lv40。HPは約10万で、メラ、ギラ、バギ系が弱点で他は耐性がある。
 
2回攻撃で、ランダムに約100×3のダメージを与える「漆黒のツメ」で呪文耐性を下げ、ヒャダルコやマヒャドで攻撃する。
単体に220程度のダメージの【ダークマッシャー】も脅威。
4ターン目の行動後には三つ目があやしく光る前兆があり、その次のターンでザキを使ってくる。以降も5ターンおきに前兆後にザキを使ってくる。
このザキは結構な確率で効いてしまうので、即死耐性を高めたうえで、即死された場合はザオラルなどで復活させること。
 
後に登場した高難度クエストでは、フランケンゴーレムと共に登場。
こちらは残りHPの割合によって行動が変化し、50%以上だと攻撃しつつ魔力を溜め、3ターンおきにザラキを唱えてくる。
50%以下になるとザキを多用してくるが、20%以下にまで減らすと体力不足でザキを失敗するようになる。
ここではマホトーンによる封印が有効なので、効けばマヒャドごと使えなくして行動を無駄にしてくれるので活用したい。
そのうえで攻撃の激しいフランケンゴーレムを集中攻撃していこう。あちらを倒せればぐっと楽になる。
 
こころは赤色でコストは93。
力と素早さのステータスが高く、高グレードは斬撃・体技ダメージの上昇や即死、怯えに耐性がつく。

なかまモンスターとしても登場。初期では実装されていなかったが、アップデートにて追加された。
こうげき魔力が高く、登場時点では全なかまモンスターの中で唯一【ギガデイン】を覚えている可能性のあるモンスターだった。
ただしどの個体でも「のろい」を確定で覚えているのが困りもの。一定確率で必ず弱体行動を選択してしまうので、使うときはのろいよりまだマシなさそうおどりやはげしいおたけびあたりを継承しておいた方が良い。
後にアップデートで特性に「いきなりシャドーステップ」を習得するようになり、物理攻撃に対してのメタ要素が追加され強化された。
なお【ワイトキング】が仲間モンスターに増えたことで、唯一のギガデイン持ちという個性は失った。

ダイの大冒険

【魔界】の怪物の一員としてコイツと同種のモンスターが2種類登場している。
カラーは不明で、【バーンパレス】にいる個体は体色にトーンが使用されており、地上の個体には使用されていない。
この種のモンスターは全員濃い目の色がついているので、判別は難しい。
地上にいた方は、他のモンスター同様、最後は【超魔ゾンビ】のパーツにされてしまった。
 
新アニメでは上記の違いを踏まえてか、【ロロイの谷】にいた方はシャドーサタンのカラーリングとなっている。