【ポイズントード】

Last-modified: 2024-03-06 (水) 17:03:15

概要

DQ3に初登場したモンスターで、名前の通りの毒蛙。
色違いには【フロッガー】【だいおうガマ】【アマゾンキング】がいる。系統内の序列ではフロッガーの上位にあたる。
 
名前にあるトード(Tord)とは英語で「ヒキガエル」という意味であり、下位種のフロッガーの名前の由来であるフロッグ(Frog)とは「ヒキガエル以外のカエル」を指す。
 
【モンスター物語】では「スライム年代記」にチョイ役として「自分の毒に冒されたマヌケなポイズントード」が登場する。
……自分の毒なのに免疫持ってないんかいと突っ込みたくなるが、現実の蛙も自分で排出したアンモニアで自家中毒起こす時があるので、強ち間違ってはいなかったりする。
 
なお、DQ7にはこの種をパロディしたと思われる【ポイズンバード】が登場する。

DQ3

【ロマリア】【カザーブ】間にのみ出現する。
 
毒ガエルの名前の通り、【どくこうげき】をしょっちゅう繰り出す。
しかも4匹組で登場することが多いため、この毒をくらってしまう確率が高い。
DQ3では【キアリー】の習得が遅いため、ロマリア到着時の段階で【僧侶】がキアリーを覚えているということはまずありえない。
そのため手持ちの【どくけしそう】を使うか、解毒のために教会まで何度も往復することになるだろう。
 
もう一つの特徴として、下位種のフロッガーと同様に後列も無差別に攻撃してくる点にも注意。(この特徴は公式ガイドブックにも記載されている。詳細は【判断力】を参照)
FC版の魔法使いはこの時期でもHP20未満ということも珍しくなく、最後尾にいても狙われるというのは非常に厄介。
防具も異様に貧弱(旅人の服+皮の帽子)なので、コイツ程度の打撃でも十分脅威になる。
ヒャドで仕留めようとしたところを連続攻撃で逆に殺されるなんてことも。
 
一方、この判断力の低さから、こちらのレベルが低くても、一定の確率で逃げ出すこともある。
 
ドロップアイテムは無難に毒消し草。
100%ドロップを除けば本作では最高確率の1/16で落としてはくれるのだが、それ以上の頻度で毒を食らうのであまり救済になっていない。

リメイク版

魔法使いにも序盤にまともな防具が追加された影響で、こいつに狙われてもさほど脅威ではなくなった。
【ギラ】【とげのむち】のコンボで一掃しよう。
毒攻撃のモーションでは口から毒液の泡を吹きつけて攻撃する。
トード(ヒキガエル)の毒は本来皮膚から分泌されるため、リアル視点だとむしろ通常攻撃の体当たりモーションのほうが毒に冒されそうである。
 
格闘場では【キャタピラー】【まほうつかい】【アルミラージ】と戦う姿が見られる。
この中ではキャタピラ―に次いで攻撃力が高く、硬いキャタピラーにも5~7ダメージを与えるが、まほうつかいのメラの方が強力な上、キャタピラーに【スクルト】を唱えられると2~3ダメージしか与えられなくなり、その時点でほぼ詰む。
このカードは全員で袋叩きにしても勝てるか疑わしいほどキャタピラーが強すぎるのでこいつに賭ける価値はない。

GBC版では毒消し草を高確率でドロップする事が災いして【モンスターメダル】集めの障害になりやすい。

DQ11

【ダーハラ湿原】【霊水の洞くつ】に出現。
相変わらず毒攻撃を使うが、本作の毒は戦闘中にもダメージを受けるので危険。その他、新たに【まもりのうた】という味方の守備力をあげる特技も身につけた。
また、通常攻撃では最後尾のキャラを【集中攻撃】してくる(毒攻撃の場合は集中攻撃は行わない)。
この時期だと、大抵【ベロニカ】【セーニャ】を最後尾に配置している事だろうが、そこを見事に突いてくる。
無対策だと、出現数やこちらのレベルによってはベロニカが1ターンでやられてしまう恐れもあるので注意。
こいつらの群れと戦闘になったら、HPの高い【シルビア】や主人公を最後尾に置こう。
HPと素早さが妙に高く、初めて遭遇する時点では動かれる前に数を減らすのが困難。
前述の毒攻撃も相まって、キアリーやホイミでセーニャの負担が大きくなりがち。
ドロップアイテムは、通常枠【ガマのあぶら】、レア枠【上どくけしそう】

強ver

やはりダーハラ湿原に出現。霊水の洞くつには出現しない。
毒が【もうどくのきり】と猛毒攻撃に強化されている。
しかしお供に【メタルハンド】がついてくることがあるため、大量に狩られることも。
ちなみに、この系統で【強モンスター】【邪モンスター】が出現するのはこいつだけで、色違いには強モンスターも邪モンスターもいない。
 
【ネルセンの迷宮】では、PS4版等では【導師の試練】・天啓の谷の中央部に昼のみ生息。3DS版等では同じ導師の試練・天啓の谷のスタート地点すぐの場所に居る。