【合成】

Last-modified: 2024-02-11 (日) 19:17:31

概要

複数の【アイテム】を使用して1つのアイテムを生み出す仕組み。
不思議のダンジョンシリーズではトルネコ2以降に登場するシステム。元々【風来のシレン】で初登場し、こちらでも採用された。
ナンバリングではDQ8から登場している。DQ8・DQ9のものは【錬金釜】、DQ11のものは【ふしぎな鍛冶】を参照。
なおストーリー内でのアイテム合成イベントであればDQ1から存在し、太陽の石と雨雲の杖で虹のしずくを作ったり(ロトの印は残る)、雨露の糸で水の羽衣を紡いだり、オリハルコンを王者の剣に加工するなど、枚挙にいとまがない。

DQ10オフライン・オンライン

アクセサリー合成というシステムが登場。
詳しくは【合成屋】を参照。

不思議のダンジョンシリーズ

先に指定したものが「ベース」となり、後に指定したものの特殊能力【修正値】を引き継ぐ。
例えば「【鋼鉄の剣】」をベースに「【ゾンビキラー】+3」を合成すると、【ゾンビ系】特効能力が付いた「鋼鉄の剣+3」が出来上がる。
 
これにより、「強いが特殊能力が無い装備」「弱いが特殊能力が使える装備」、あるいは「使い道は無いが修正値が高い装備」を良いとこ取りで活かすことができる。
もちろん、それらに逆行して「ドラゴンキラーの能力を持つこんぼう」といったネタ装備も作れるし、単純に外見の気に入った装備を強化するという楽しみも生まれている。
ただし、中にはマイナス能力もあったり、能力を合成できる数に限界があったりするので、無計画な合成は危険。
どの作品でも合成できる機会はそれなりに貴重なので、よく考えて選んでいこう。
一度付いた能力を外すのは能力を付けるよりも面倒な場合が多かったが、近年の不思議のダンジョンシリーズでは合成屋で手軽に外せるようになっている。
 
合成できるアイテムは【武器】の他、同種の【杖】。トルネコ3以降は【指輪】も可能。
杖は使用回数を合算するだけなので、回数0の杖でも投げて使えることを考えると1回分損することなる。
アイテム欄を整理したい場合は別だが、他のアイテムほど合成のお世話になることはないだろう。

トルネコ2

【トロ遺跡】後に村に【合成屋】が開業し、不思議のダンジョン以降には【合成の壺】が出現する。
特殊能力を外すには【どくどくゾンビ】の能力を逆利用する以外に無い。
どくどくゾンビにはまず出会うまでが大変なので要注意。
 
【冒険の記録】には合成関連の項目もある。
【つるはし】を合成してしまった」とは、つるはしが壊れるというマイナス能力を持っているからである。
やってはいけない合成の典型例なのだが、記録を埋めるためにはやらなければならない。
また、「合成してすばらしい剣を作った」「合成してすばらしい盾を作った」という項目もある。
こちらはプラス能力を全て合成するだけなので大変だがわかりやすい…と思いきや、【イエティ】に1ダメージしか与えられなくなる【アイスソード】もそれに含まれるのがちょっと理不尽。
また、PS版では【おうごんのつるはし】に能力が無いというバグがあるので、そのままでは埋められない。かつては【チュンソフト】にデータを送れば直してくれたが、現在はもう行われていない。

トルネコ3

指輪合成が初登場した他、【異種合成】【印】の概念も登場。
合成アイテムの幅が広がったと同時に、無計画な合成ができなくなり、より複雑化している。
一方でマイナス能力を合成しても、印の少ないアイテムをメインにして移し替えれば消すことができる。
また、能力によっては同じ印を重ねることで効果がアップする。
合成するには、【グレートバレイナ城】の城下町にある合成屋を使うか、クリア後なら合成の壺を使う。
異種合成したい場合は【不思議の宝物庫】に出現する【バブリン】系モンスターを使おう。
 
冒険の履歴には相変わらずつるはし合成が存在する他、「【ゴッドスパークの杖】を手に入れた」「すべての異種合成をした」がある。
ゴッドスパークの杖は杖合成の唯一の例外であり、別種の杖を合成すると完成する杖。
異種合成に関しては数も少なく、ありふれたアイテムばかりなのだが、どれを合成したかをちゃんと覚えておかないと遠回りするハメになってしまう。
あまり役に立たない異種合成もあるので、冒険の間に自然に達成することもないだろう。
 
【ポポロ】で持ち込み不可ダンジョンに挑む場合は指輪を合成するほかに、杖を合成することで識別および解呪するテクニックがある。

少年ヤンガス

指輪合成が杖合成のように、同種の修正値を合算するシステムに変化している他はトルネコ3とほぼ同じ。
【彫刻屋】で彫ってもらった銘も引き継がれる。
合成するなら【鍛冶屋】【ブラミ】に頼むか、クリア後や異種合成したいなら合成の壺を使おう。