【指輪】

Last-modified: 2024-02-24 (土) 12:46:59

概要

指にはめるアクセサリーの一種。現実世界では婚約指輪や結婚指輪などとして使われる。
DQ本編シリーズでは【装飾品】(アクセサリー)として登場しており、初登場はDQ1の【せんしのゆびわ】。以降【いのちのゆびわ】【めがみのゆびわ】などが登場しており、【ほのおのリング】のように「リング」と呼ばれることもある。
なお例外として【いのりのゆびわ】は初期の頃は装備品ではなく普通の【道具】だった。
 
【不思議のダンジョン】シリーズでは定番の装備品の一種。以下ではこれらについて解説する。

不思議のダンジョンシリーズ

装備すると能力を補助したり、新たな能力を得たりすることができる。
ダンジョンにもよるが、武器や盾と比べると落ちている確率は低めで、アイテムの中では入手しにくいジャンルである。
  
【透視の指輪】【ハラヘラズの指輪】【とうぞくの指輪】等、非常に便利な効果を持つ指輪もある半面、【ハラペコの指輪】【ザメハの指輪】【ふしぎ投げの指輪】等、マイナス効果の指輪もまた多い。
【爆発の指輪】【えんとうの指輪】【回復の指輪】等、使い方によってプラス効果にもマイナス効果にもなり得る指輪もある。
呪われていると外せなくなるので、できるだけ【識別】してから装備したいところ。
 
また、全体的に高級品で、換金アイテムとしての側面も持つ。
マイナスアイテムでも値段が高いものは多いので、使わなくても持ち歩く価値はそれなりに存在する。
 
未識別名は『ダイヤの指輪』・『パールの指輪』・『ルビーの指輪』等といった宝石名が使用されているが、お店での値段は変わらない。
未識別名の中には「トルコ石」というトルネコシリーズ及びDQ4の世界にトルコがないと成り立たなさそうな材質が存在するが、あの世界には「エチオピア」も存在するため、あまり心配しなくていいかもしれない。
 
なお、指は10本あるのに、トルネコシリーズでは1つしか装備できない。
恐らくはゲームバランスを考慮してだろうが、【ドラゴンクエスト4コママンガ劇場】では、この事をネタにしたマンガもあった。

トルネコ1

【呪い】の仕様が特殊で、呪われている指輪の呪いが解けるのはその冒険の間のみ。
持ち帰って【倉庫】に預けると呪いが復活するので、貴重な指輪が呪われていると空しくなる。
 
不思議のダンジョンでは【ハラヘラズの指輪】【ワナ抜けの指輪】、もっと不思議のダンジョンでは【人形よけの指輪】【とうぞくの指輪】を主力に攻略していくことが多い。

トルネコ2

倉庫に預けても呪いが復活しなくなった。
【戦士】は指輪を装備できない。
逆に【魔法使い】は武器・盾・矢を装備できず、指輪しか装備できない。
 
多くのプレイヤーが愛用しているであろう、【透視の指輪】が初登場した。
【回復の指輪】【爆発の指輪】等の新顔や、前作から大幅強化された【シャドウの指輪】も頼りになる。

トルネコ3

【呪い】の仕様が変わった事により、呪われていると効果を発揮しない仕様になったので、未識別状態の指輪を装備した時マイナス効果だった場合でも、リスクは大きく下がった。
 
トルネコ3では指輪の【合成】も可能になり、指輪の特殊能力を別の指輪に移す事ができる仕様になった。
武器と同じく【印】による制限もある。
指輪の印数は【白紙の巻物】の異種合成で増加させることができ、最大で6まで増やせる。
ほとんどの指輪の初期印数は2だが、一部のマイナス効果の指輪や、【ふつうの指輪】【黄金の指輪】は初期印数が多めになっている。
そのため、ふつうの指輪や黄金の指輪をベースにして合成すると、白紙の巻物の節約になりお得である。
 
ただし、封印の洞くつ・【不思議の宝物庫】に出現する【どくどくゾンビ】の印消し攻撃を警戒する場合は、この限りではない。
「ベースとした装備の印は、どくどくゾンビの印消し攻撃で消されない」という特性がある。
そのため、【透視の指輪】などの重要な効果を持った指輪をベースにすることで、そのベースの印が消されるのを防ぐことが可能。
特に透視の指輪の「視」印は、印消し攻撃で真っ先に消される一番左の位置に来ることが多いので、ベースにしておくことは非常に有効。
ただ、「白紙の巻物を指輪の印数増加に大量に使うのはもったいない」「どくどくゾンビは【爆発の指輪】などを使って特技を受ける前に確実に倒す自信がある」といった考えなら、ふつうの指輪や黄金の指輪をベースとして使うのも十分アリである。
【異世界の迷宮】にはどくどくゾンビが出てこないので、どの指輪をベースにしても大した差はない。好みで選んでしまってもいいだろう。
 
合成の壺を入手できる数に限りがある異世界の迷宮では、トルネコの場合は武器と盾の合成を優先すべきであり、指輪の合成をする余裕はほぼない。
指輪は合成しなくても、状況に応じて装備し分けるという手があるので、合成は後回しでいい。
爆発の指輪・【へた投げの指輪】【ワナあての指輪】等は、合成せずに単体で使い分けた方が良い。
 
一方でポポロの場合は、合成できて使えるものは指輪と杖しかないので、遠慮なく指輪の合成に使っていける。
異世界の迷宮だと、【ハラモチの指輪】【人形よけの指輪】【つうかの指輪】【混乱よけの指輪】【ドラゴンの指輪】等が主力の指輪となる。
「呪われた指輪」と「呪われていない指輪」を合成すると、呪いが解けた状態の指輪になるので、【祝福の壺】が無い時の解呪手段としても使える。
また、未識別の指輪を合成すると、印が判明して正体が分かるので、未識別の指輪同士を合成して識別手段に使うという手もある。
ただしマイナス効果の指輪を合成してしまうと、使い物にならない指輪になってしまう可能性もあるので、注意しておきたい。
 
【石像よけの指輪】【技封じの指輪】【はね返しの指輪】と、さらに強力な指輪が新登場したが、これらは【不思議の宝物庫】【まぼろしの洞くつ】の深層でしか手に入らないなど、入手難易度が非常に高い。
持ち込み不可ダンジョンにこそ欲しい強力なアイテムが、異世界の迷宮には出現しないのは、トルネコ3にはよくある仕様である。
 
また、今作では【封印のワナ】の効果を受けると指輪の効果を発揮しなくなる。

少年ヤンガス

【眠り】【混乱】等の状態異常を防ぐ」と言った類の効果の物は新登場の【お守り】に継承されている。
【シャドーの指輪】【よくみえのお守り】に生まれ変わった一方で、【透視の指輪】は代替品のお守りが登場せず、事実上消滅した。
 
少年ヤンガスではこれまでの武器や盾の様に新たに【修正値】が設定され、能力補助の効果が主になっている。
2つまで装備できる様になり、+10(【命の指輪】のみ+30)まで鍛えられる様になった。
【合成】は同じ種類の修正値のみ合成可能で、【合成の壷】【強化の壷】で修正値を強化する事ができる。
 
今作ではマイナス効果の指輪の種類が大幅に減少しているので、未識別状態のままでも装備して効果を確認する際のリスクも低下した。
但し修正値が「+0」の状態だと効果をしっかり発揮できているのか分からない、効果が微妙な指輪が多い。
命の指輪・【まもりの指輪】と顕著に効果が現れやすい指輪も存在するが、それ以外の指輪は最初の状態のままでは本当に効果を実感しにくい。
その理由から、「指輪にアイテム欄を費やすくらいなら、【保存の壷】【モリーの壷】の所持数を1つでも増やした方が良い」と判断して、あまり使用しないプレイヤーも存在する。
 
今作では【ゼロ化のワナ】の効果を受けると指輪の効果を発揮しなくなる。