【天空のフルート】

Last-modified: 2024-03-28 (木) 21:40:05

DQ11

【だいじなもの】のひとつ。空とぶクジラ【ケトス】を呼び出せる。
聖賢の乙女【セニカ】が残した由緒ある笛であり、【ベロニカ】が旅立ちの時に長老【ファナード】からお守りとして渡されていた。
 
使用時のメロディは【空飛ぶ鯨】の一部からのアレンジ。
なお2016年末に放送された【ドラゴンクエスト30th そして新たな伝説へ】では、【堀井雄二】【すぎやまこういち】の2名でこのフルートのメロディについてのアイデアを考えるシーンがあった。

世界に異変が起きた後

ベロニカの死後、ファナードの枕元に帰り、試しに【セーニャ】が吹いてみたが特に反応が無かったということで主人公の手に託されるのだが、ここで思いもよらぬ機構が判明。
【勇者のチカラ】に反応して笛が伸び、先端から糸が垂れ、ケトスを釣り上げるというぶっとんだ展開を見せた。
この「ケトスを釣り上げる」という動作は、【バンデルフォン地方】【覇海軍王ジャコラ】に襲われた際に主人公が見た夢で【預言者】から釣りを勧められ、「まだ釣れないか」と言っていたのが伏線になっていた。
 
使用の可否は【ルーラ】と同じようで、PS4版では場所を問わないが、3DS版では天井のない場所でないと使用できない。
歴代の「道具画面から使う空飛ぶ【乗り物】【まほうのじゅうたん】【てんくうのベル】など)」に比べると、MEが微妙に長、PS4版はさらにロードがある、といった具合にどちらの機種でも乗り込んでから操作できるまでが遅い。間違えて使うだなんてことがないように気を付けたいところ。
飛行中に関する詳細は【ケトス】を参照。
 
また、だいじなものを整理するとこのアイテムが先頭にくる。空を飛ぶ際には便利だが、3DS版にて【まもの呼びのベル】を先頭に置きたいと考えている好戦的なプレイヤーにとっては取り返しが付かない要素なので注意。
時間遡行をする際に一時的にこれが消失するので、その間なら再びまもの呼びのベルを先頭に置く事ができる。遡行後に再入手すると本当に取り返しが付かないので要注意。
 
移動中に使う場合は主人公が普通に吹くのだが、管楽器どころか楽器を嗜んでいるという描写が無かったにも関わらず、セーニャの演奏を一回聞いただけのぶっつけ本番で完璧に再現している。
シリーズの他の楽器系アイテムにも言えることだが、現実の管楽器はまず「音が出ない!」というところから始まるものである。フルートは比較的音を出しやすい楽器だが、それでも音楽未経験者がスムーズに音を出せるようになるまで数日かかるなんてこともザラである。
鍛冶の才能といい、さすがは勇者といったところだろうか。
 
どうでもいいが笛を吹いて空飛ぶ乗り物を呼び出すというシチュエーションは【アギロホイッスル】と同じだが、あちらがむさいおっさんとの間接キスになっていたのに対し、こちらは美人のお姉さんor幼女とだったりする。すごい落差だ。

過ぎ去りし時を求めた後

一時的に手元から消失するが、【黒い太陽】出現後にベロニカが取り出し持ち物に加わる。ケトスを呼び出すイベントシーンは世界に異変が起きた後に比べると大幅に簡略化されている。
 
ちなみに最初に【始祖の森】を訪れた際のキャンプで、マルティナがベロニカに「あなたも楽器をたしなむの?」と尋ねるもベロニカは否定する。ところが歴史改変後は普通に演奏している。
ただの謙遜か、それとも合奏以外吹ける曲がないということなのか(ファナードの夢の中では吹いているらしい)。

DQ11S

3DモードはPS4版、2Dモードは3DS版2Dモードの仕様に準じる。
3Dモードだと、入手後は「べんりメニュー」に登録される。

DQMSL

DQ11コラボイベントで実装された一品物のアクセサリー。
ウェイト5で、装備すると攻撃力が30、防御力が50上がる。
強化することで防御力が+1ずつ増えていき、+7まで強化すると「いきなりみかわし率最大」の固有効果が付く。