【恐怖の洞窟】

Last-modified: 2021-07-16 (金) 11:51:42

概要

DQ4などで使われる、ダンジョン曲の1つ。DQ2の洞窟と曲名が似ている。
 
構成=Intro:1小節、A:12小節、B:8小節、C:1小節
調=ハ短調(Cm)(FC版はキー+2)
BPM=102(NHK交響楽団)
拍子=4/4
 
Aの部分は半音階を多用した旋律であり、どこかおどけた曲調ながらも不安感をかきたてられる。
Bの部分は旋律、伴奏共に軽やかになるが、音楽的には難解である。
伴奏部だけ見るとわりと単純なコード進行だが、旋律の狂いっぷりが面白い。
伴奏部のコードに対して、旋律部は半音低いスケールが使われている。
伴奏が単純なのに旋律が狂っているのは、今作の塔の曲にも共通する特徴である。
Cの部分はループに使われる。Cの1小節とIntroの1小節が繋がり、計2小節となってループする。
 
なおDQ4の後に発売されたボードゲーム【ドラゴンクエスト ダンジョン】のTVCMでこの曲が使用されていた。

DQ4

洞窟のBGM。
洞窟以外にも【魔神像】、実質的なラストダンジョン【デスキャッスル】や、FC版のみ最終決戦地【デスマウンテン】でも使われる。
魔神像は、塔のBGMの方が雰囲気に合っているような気もするが…。
リメイク版ではデスマウンテンの曲が【不思議のほこら】に変わり、逆に【王家の墓】の外観および1階がこちらに変わっている。
 
一応、恐いイメージの曲ではあるのだが【アッテムト鉱山】では、町の中でシリーズ屈指の鬱をもよおす曲【エレジー】を延々聴かされつづけてきたこともあって、逆に心地よく感じられる。

DQ11(3DS版)

【時渡りの迷宮】の第2~4階層で通常版が、【冒険の書の世界】【パデキアの洞窟】ではFC音源版が流れる。

DQ11S

【カミュと不思議な相棒】【魔軍のアジト】で使われている。
パデキアの洞窟でのFC音源も3DS版よりそのまま続投。

少年ヤンガス

【カンダタ】が夢に出てくるシーンで使われている。