【海の男コンテスト】

Last-modified: 2022-01-19 (水) 14:03:26

DQ11

【ダーハルーネの町】で例年開催されている「海の男らしさ」を競うコンテスト。英語版での名称はSignor Universo(イタリア語でミスター・ユニバースの意)。
開催時は町を挙げてのお祭り状態となり、商業町らしく屋台が立ち並んで賑わいを見せる。
全国的にも知名度が高く、町の名物の一つとなっている。
肝心の海の男を決める審査基準は作中では深く語られないが、ドッグの見張り番の男によると「荒波のようなたくましさ」「潮風のような爽やかさ」「海のようなおおらかさ」の3つを備えた男ということで、たくましい体躯の男や美男子が世界中から集うという。
前回優勝者のレアルは筋骨隆々の海男、新たな有力候補であるカウデルは美顔の吟遊詩人となっている事から察するに、容姿のみならず、あらゆる分野において秀でた男が選出対象となるのだろう。
参加は自薦・他薦を問わず上記3つが揃っていれば町の人から偶然訪れた旅人まで誰でも可能のようで、大会開始直前でも飛び入り参加は歓迎、時には司会者自らが【主人公(DQ11)】【カミュ】をスカウトしたり、果てはオネエの【シルビア】でもokと、とにかく参加条件がとても幅広いイベントである。
過去には【イッテツ】も優勝経験があるようだ。
 
ストーリー中では声の出なくなった【ヤヒム】を救うため、【霊水の洞くつ】から【さえずりのみつ】を採取してきた後に開催されている。このコンテスト開催中は町のBGMがDQ8の【対話】に変わる。
しかし、主人公の居場所を嗅ぎつけた【ホメロス】率いるデルカダール軍がこのコンテストに紛れており、発見されてしまった主人公はピンチに陥る事になる。詳細はホメロスの項にて。
このホメロスとの戦いや、ベロニカのメラ連打のせいでコンテストどころの騒ぎじゃなくなったため、コンテストは中止になる。
 
ちなみに、人魚の【ロミア】がキナイ探しの頼みを引き受けたてくれた主人公に対して教えたキナイの特徴は、「荒波のように男らしく」「潮風のように爽やかで」「海のようにおおらかな」と、上記に挙げられた3つの基準の表現を少々変えたものになっている。意図した表現かは不明だが、ロミアにとってはキナイこそが誰よりも海の男らしい人物なのだろう。

世界に異変が起きた後

【覇海軍王ジャコラ】に住み家を追われた魚人たちが避難しており、魚人たちの扱いをどうしようかと町長や町の人が悩む中、しばらくステージ上に居座ることになる。
ジャコラ撃破後に再び訪れてみると、なんと魚人が「海の男たるは何か」と言うのを熱弁している。
その内容に筋骨隆々のレアルは「俺なんかよりずっと海の男だ…」とショックを受け、詩人のカウデルは早くも魚人を師匠と崇めている。
現状としては海の男コンテストを行うかどうかは未定らしいが、もし行われるとしたらこの魚人が優勝だろうと町長も驚いている模様だ。
どうやら海の男というのは要素さえあれば人間以外でもOKらしい。