【空飛ぶベッド(曲名)】

Last-modified: 2024-02-11 (日) 02:34:27

概要

DQ6で初登場した「低空飛行時の曲」。
前作までは、空の音楽は1種類だけだったが、本作では低空飛行時と高空飛行時で曲が分けられた。
 
構成=Intro:2小節、A:8小節、B:12小節、C:9小節、D:8小節
調=Intro~B:ハ長調(C)、C:変ホ長調(E♭)、D:ト長調(G)→ハ長調
BPM=132(SFC版)
拍子=Intro~C:4/4、D:9/8→4/4
 
【空飛ぶベッド】という突拍子もない乗り物に合った、コミカルな楽曲に仕上がっている。
Aの部分はシロフォンがメロディを軽やかに奏で、それを木管楽器が装飾する。
Bの序盤だけ交代し、木管楽器がスタッカートでメロディを奏で、それをシロフォンが装飾する。
Bの終盤では徐々に落ち着いていくが、SFC版では風が吹き抜けるような効果音が追加され、爽快感も演出される。
Cに入ると一時、弦楽器が優雅なメロディを奏でるが、すぐにDで転調により一気に視界が開けるような演出がされる。
 
ちなみに、同じ木琴が活躍する曲ではあるが、【ローリング・ダイス】で使われるのはマリンバである。
シロフォンとマリンバの違いは、倍音成分にある。
シロフォンは奇数倍音が多く含まれるために輝かしく目立つ音が、マリンバは偶数倍音が多く含まれるために柔らかく他の楽器と調和しやすい音が出るのだ。
その役目を表すかのように、この曲では主にメロディを担当するためにシロフォンが使われ、ローリング・ダイスでは伴奏を担当するためにマリンバが使われている。
 
オーケストラ版ではイントロが1小節長くなり、高音弦の半音階が加えられた。
また、DQ6の曲としては唯一、発売直前発表の【バレエ ドラゴンクエスト】にも収録されている。

コンサートでは数少ないシロフォンを全面にフィーチャーした曲という事もあり演奏後にはすぎやまを始めとした指揮者が奏者への拍手を促すような光景が度々見られる。

DQ6

曲名通り、【空飛ぶベッド】に乗っている時に流れる曲。
他には、【まほうのじゅうたん】に乗っているときも流れる。
 
リメイク版では、オーケストラ版の1小節長いイントロが採用された。

DQ10オンライン

ドルボードのオプションを付けると流れるほか、一部イベントで流れる。
詳しくはこちらを参照。

ビルダーズ1(Switch版)

【フリービルドモード】【ベビーパンサー】に乗ってる時に流れる。
【なつかしの竪琴】使用中は流れない。初出がSFCで、FCのピコピコ音はないので当たり前といえば当たり前だが…

ユアストーリー

青年時代前半の【サラボナ】で、【フローラ】へのプロポーズをなかなか言い出せないリュカ【ビアンカ】が後押しするシーンで使われた。