【道具】

Last-modified: 2021-05-18 (火) 12:21:15

概要

ここでは、装備品ではない【アイテム】という意味での「道具」について解説する。
移動中・戦闘中のコマンドは【どうぐ】を参照。

使うことのできる道具

【つかう】ことで効果を発揮する。
有名なものとして【やくそう】【どくけしそう】などの回復アイテム、【キメラのつばさ】などの移動用アイテムがある。万人共通の序盤の友である。
また、ステータスを上げる種や木の実もある。
これらの多くは一度使うと無くなる消費アイテムであるが、【けんじゃのいし】など何度でも使えるアイテムもある。
 
このような回復・移動アイテムは、序盤を過ぎれば役に立つことが少なく、強力な回復アイテム【せかいじゅのしずく】【せかいじゅのは】は貴重な消費アイテムなので、けんじゃのいしを入手するまではほとんど道具を使わない人も多い。
DQ6では【アモールのみず】が登場したが、あまりにも値段が高く、使い勝手は良くなかった。
DQ8では大量の道具が追加され、どれも【錬金】で簡単に作れて素材の値段も安いため、ようやく中盤まで使える道具が日の目を見た感じである。
しかし【ベホマ】【ザオリク】を覚える終盤になれば、どちみち道具を使う機会は減ってしまうだろう。

素材

DQ8から登場した分類。
「つかう」で使用しても何も起こらず、【錬金釜】【ふしぎな鍛冶】といったアイテム合成の材料としての用途を主とするアイテム。一度材料として使用すると手元からは無くなる。
【金塊】【げんませき】【しんかのひせき】といった鉱石、【あやかしそう】などの植物、他に【まじゅうの皮】【聖者の灰】などといった様々なものがある。
これらのように素材専用でそれ以外の用途の無いものも多いが、上述の使うことのできる道具や装備品が素材となることもある。
また【オリハルコン】のように過去作での重要アイテムが素材となったものもある。
 
入手方法は他のアイテムと変わらないが非売品も多い。
DQ9以降では【キラキラ】などの採取ポイントで一定時間ごとに繰り返し拾えるものが多い。

重要アイテム

正確な定義な無いが、シナリオを先に進めたりダンジョンに入ったりするのに必要不可欠なアイテムを「重要アイテム」と呼ぶことが多い。【扉】【宝箱】を開けるための鍵類や、【乗り物】を使うためのアイテムなどが含まれる。
売ることも捨てることもできないように設定されていることが多いが、DQ2までは売ることが可能なものもあり、その場合は再入手可能となっている。
【ふくろ】システムが登場する以前は、用のなくなった重要アイテムは持ち歩ける道具枠を圧迫するだけの存在と化し、そのために【預かり所】に預けるのが通例となる。
DQ5では重要アイテムが消失するバグが存在する。
 
DQ5・DQ6やSFC版『DQ1・2』では重要アイテムが宝箱などではなく、床に直接置かれているというパターンが登場した。
しかし剣が地面に刺さっているのは自然だが、それ以外のモノ(特に指輪や鍵)は台座の上に乗っているのならともかく、床にそのまま無造作に置かれているというのは、プレイヤーにとってはわかりやすい反面、リアルに考えると違和感があり、むしろ重要ではない一般アイテムよりも扱いが雑なようにも見えてしまう。
SFC版DQ3やDQ7では【ふしぎな石版】を除いてこのような演出は少なくなり、DQ8以降ではそもそもムービー内で自動的に重要アイテムを手に入れることが多くなり、手動で調べて入手する機会自体が大幅に減った。
 
SFC版DQ3以降は、装備品以外の重要アイテムがゲーム内で【だいじなもの】と呼ばれるようになった。
これらはDQ9以降は一般の道具とは別扱いになり、パーティ内共有でそもそも売ったり捨てたりの選択自体ができなくなった(詳細は当該項目を参照)。