【鉄鋼砦の魔界】

DQM3

ストーリー中に訪れる【魔界】の一つ。【ヘルバトラー】が治める。
鉄鋼(てっこう)であって鋼鉄(こうてつ)ではない。

「鉄鋼砦」が表す通り、近代化された鉄と機械の要塞に加え、ほとんど日の当たることの無い暗い世界が広がる陰湿な魔界。
豹変したヘルバトラー王の圧政に苦しめられ、徹底した監視体制が敷かれたサイバーパンクな世界観が広がる。
魔界の中でも最も高低差が入り組んだ複雑な造りになっていて、平面的に描かれている地図があまりアテにならない。
初級さえも軽く地図を見ただけではどこから進めば良いかわからなくなる程。中級以上は最早迷宮である。
　
悪天候になると緑色の不気味なガスが噴き出す。ただし秋のみ異なり、稲妻が走るようになる。
BGMは初級・中級が【未知の世界を行く】、上級が【密林】のアレンジ版（DQMJ3の【崩落都市】などで流れる曲）。

四季の変化

• 春：大きな変化はなく、ぶつかると壊れる鉄クズがあちこちに出現。
• 夏：ファンが強い風を起こす。風に乗ることで行ける所も。
• 秋：電磁石が作動して付近の鉄を吸い寄せ、瓦礫に埋まっていた中を通れるようになる。
• 冬：電気を帯びた液体が凍って上を進めるようになる。

初級

藍の【トラベライト】を入手すると行ける。
圧政に苦しむ【イエティ】達が【イエティの村クロワ】?を形成している。
北側には彼らを監視するかのように【大監視塔】が建てられている。
強敵は【デビルアーマー】。

中級

桃のトラベライトを入手すると行ける。中級では初めに訪れる。
この魔界の明ける事のない夜を作り出している【術者ダライラス】の拠点である【常夜の要塞】を擁する。
最初に訪れた時は正面を進む近道が塞がっており、立ち並ぶ倉庫群を巡りながらまわり道をすることになる。
強敵は【よろいのきし】。

上級

金のトラベライトを入手すると行ける。支配者であるヘルバトラーの拠点【ヘルバトラー城】を擁する。
中級でダライラスを倒したことで「聖煌剣の日」が到来。秋以外ではこの魔界では珍しい澄み切った青空が広がる。
道中は門番の立ちふさがるゲートが4つあり、門番を倒さないと進めない…ように見えて、実は遠回りでそれらを避けるルートもある。
これらの門番は一度倒しても別のエリアに行って戻ってくると復活しており、非常に鬱陶しい。しかも支配者であるヘルバトラーを倒した後もいなくならない。ただしスカウトは可能。