【2回攻撃】

Last-modified: 2024-03-03 (日) 03:42:05

概要

敵1体に対して2回連続で通常攻撃を行なう。
【キラーピアス】でも同じような現象になるが、ここでは敵の行動の2回攻撃の記事である。
  
DQ3以降に登場して現在まで連綿と続く【複数回行動】のはしりだが、複数回行動とは異なり通常攻撃しか行わず、追加効果や痛恨の一撃を絡めてくることはない。
単純に「同一対象へ2回通常攻撃する性質を持つ特技」なので、攻撃力の下がらない【はやぶさぎり】だと考えると良いだろう。
武器で言うなら、対象が単一とは限らない【はやぶさのけん】よりも、むしろ「会心の一撃の出ないキラーピアス」と言ったほうが近い。
DQ8ではこの攻撃とほぼ同じ仕様の【剣振りかぶり】という敵専用特技が登場している。
また初代ジョーカーのAI2回行動も2回目の行動は必ず通常攻撃になるのでこれに似た性質を持つが、2回目が同一の相手に向かうとは限らないし会心/痛恨も普通に出るので意外と相違点があるのだ。

DQ2

ザコでは【メドーサボール】【しにがみ】【バピラス】【サーベルウルフ】【メタルハンター】【ハーゴンのきし】【キラーマシーン】【アークデーモン】が、
ボスでは【アトラス】【バズズ】【ベリアル】【ハーゴン】が使用する。
リメイク版ではメドーサボール、アークデーモン、バズズの3体が使用しなくなった代わりに、新たに【デビルロード】【シドー】が使用するように変更されている。
単純な攻撃ではあるが使用者に攻撃力が高いモンスターたちが揃っており、非常に危険度の高い攻撃となっている。
FC版はともかくリメイク版では終盤の使い手には【スクルト】を唱えて対応したいところ。
 
ちなみに、リメイク版では1度目の攻撃に対しては【回避率】【みかわしのふく】による回避率が適用されない仕様となっているので注意(2度目の攻撃に対してはいずれも適用される)。
【マヌーサ】での回避だけは有効となるので、スクルトと併用すると効果的である。
 
なお、1度目の攻撃で対象が死亡した場合、FC版とSFC版では2度目の攻撃は行われないが、GB版では別の対象に攻撃してくる。

DQ10

通常攻撃が2回攻撃になるモンスターが登場し、【ナウマンボーグ】系統や【ドラゴンガイア】系統が繰り出す。

トルネコシリーズ

【シルバーデビル】系(と【はぐれメタル】)が倍速2回攻撃の特性を持ち、1ターンに移動または通常攻撃を計2回行うことができる。
また、2のキラーマシン系は、はやぶさの剣などと同様に「一度の通常攻撃で2回攻撃できる」特性を持つ。
3では新登場の【さそりかまきり】系も同じ能力を持っている。また、【メタルハンター】は3回攻撃にグレートアップしている。
これらのモンスターは倍速特性は持たないため移動は1ターンに1度しかできず、移動したターンに他の行動をすることもできないが、この特性により通常攻撃だけは複数回できるのだ。
なお、この特性による2回攻撃は【人形よけの指輪】で無効化でき、この指輪を装備している者に対しては1回攻撃に変わる。

ライバルズ

1ターン内に同一のやユニットやリーダーが2回攻撃できる事を指す、カードに付与された能力。
効果なので封印されると1回しか攻撃できなくなってしまう。
主に【ぶとうか】の専用カードや【キラーマシン】系のカードにこの能力がついている傾向にあった。
中でも【はやてのリング】はどんなユニットにも2回攻撃を付与する事ができる為、【ブオーン】等の大型ユニットに使う事で一気にゲームエンドに持ち込む強力な効果であった。
カミュの必殺技の【ぶんしん】では3回攻撃が可能。

ライバルズエース

今作に実装されたソロバトルアドベンチャーではスキルパネルを開放する事でユニット全体の攻撃力の強化が行える。
2回攻撃の特徴として攻撃力増加の恩恵が2倍になる(逆にその分、素の攻撃力が低め)という特徴があるが、全体底上げの結果その性質の利点を他のユニットよりも享受していた。
中でも最強の勇者専用ユニットカードである「天雷の勇者アンルシア」がその代表と言える。