【アトラス】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 05:07:36

概要

DQ2などに登場するモンスターで、棍棒を持った一本角の鬼のような巨人。
【サイクロプス】【ギガンテス】【ゴールデンタイタス】の色違いで、サイクロプスに合わせて一つ目。
体色はオレンジ色(アプリ版では何故か黄色)で、青い衣を纏っている。灰色の棍棒は金棒のイメージか?
また、似た体色の【ラマダ】、亜種の【ホーリーアトラス】、名前を引用したボスの【ギガアトラス】がいる。
 
モンスターズでもDQMJに登場して以降常連となり、ギガンテスと仲良く共演している(ちなみに本編で共演したのはDQ2、DQ9、DQ10)。
他の下位種に比べ本編への出演は少なく、リメイク前に未登場の同型のモンスターが出現する【奈落の祭壇】が追加された3DS版DQ8や新種が加わったDQ11にも出られなかった。
ギガンテスが最強クラスの敵として十分パワーを発揮しているためか、アトラスはボス級の敵として扱われることが多い。
特に本編では数度にわたり登場しているにもかかわらず、悪霊の神々の中で唯一未だに通常モンスターとして登場したことが無い。
 
元ネタはギリシア神話に登場する巨人で、海外版でもそのまま「Atlas」という名前で出演。
ギリシア神話のアトラスは人間と同じ顔形をしており、その巨体を以て天を担ぐ拷問刑に処せられているとされる。
簡単に説明すると、かつて先代の最高神クロノスとその息子ゼウスが覇権争いを起こし、ゼウス側が勝利した。
そして敗戦者側の領地は全部ゼウスに没収された上、反乱を起こさないようにクロノス達は地底深くで禁固刑にされたが、クロノス側で唯一温厚だったアトラスだけが幽閉を免れ、代わりに「天を支える柱」として贖罪することに。
だがある時、アトラスは勇者・ペルセウスに「お前が討ち取ったメドーサという女は見た者を石に変えるそうだな。天は重くてかなわんが、石にでもなれば少しは楽になるだろう……頼む、メドーサの首を見せてくれ」と言い、望み通り石に変えてもらった。そして彼はアフリカ大陸の北西にある山脈になったという。
 
この伝承にちなんで「アトラス(Atlas)」は「地図帳」という意味を持った。

DQ2

【バズズ】【ベリアル】と共に、【ハーゴン】の召喚した邪神「悪霊の神々」の一柱として【ハーゴンの神殿】の4F(上り階段の直前)に登場。
ハーゴン神殿におけるボス5連戦の一番槍。何もないマスに差しかかると突然エンカウントする。
通常エンカウントと思ってしまったプレイヤーもいるのではないだろうか?
しかしその神話由来っぽい名前と、散々苦労させられたであろうギガンテスの上位種っぽい外見から、こいつはヤバそうだぞと思わせるのには成功はしている。
 
これ以降敵の被ダメージ時に白い閃光のようなエフェクトが走り、「ピシッ!」という効果音が鳴るように変わる。まだ中ボスBGMなど存在していなかったが、「いままでと違う敵が出てきた」という演出の効果がよく表れている。
行動パターンは【集中攻撃】【2回攻撃】と単純明快。
本作では集中攻撃もそれ自体が「行動として選択できる仕様」のため、1/8の割合で2回攻撃にならない(集中攻撃が選択されて単発の通常攻撃が発動する)。
 
問題は195もの数値を誇る攻撃力と、攻撃呪文や【ラリホー】が一切通じない鉄壁の耐性。【マヌーサ】【ルカナン】【パルプンテ】は有効だが、マヌーサとルカナンはそこそこ無効化される。
【サマルトリアの王子】【ムーンブルクの王女】が標的にされようものなら、大抵なす術なく撲殺される怪腕であり、遊びの一切ない行動パターンでこのスペックはかなり厳しい。初見では確実に面食らうため、強烈な印象が残っているプレイヤーも多いはず。
戦闘が始まったらこの2人はまず防御をし、アトラスのターゲットが誰に向かうかを把握してから行動に移ること。
特にFC版では行動順が安定しないため瀕死になってから回復は間に合わないことも多い。
 
戦い方だが、FC版の【スクルト】が効果が永続な代わりに上昇値が平均12.5%前後(8~17%の間)かつ最大上昇値150%程度と悲惨な性能なので、使うくらいなら素直に防御するなり、ターゲットにされた仲間のフォローに回り続けるなりした方がはるかに得策。
こいつのためだけに【みかわしのふく】を装備するのも有効な手段となりうる。
余裕があれば相手の守備力をルカナンで、命中率はマヌーサで下げ、上記の身かわしの服と合わせて回避に期待してひたすら殴る正攻法で攻めよう。ただ、2つとも性能が低いので要注意。
他の悪霊の神々と違い【ベホマ】を使わないし、次鋒バズズは多彩な呪文で攻め立ててくるし、その後の中堅べリアルはこいつより高い攻撃力に加え様々な小細工も弄してくるので、搦め手のない先鋒のこいつ程度で音を上げるのはまだまだ早い。
下位種サイクロプスがロンダルキアの先鋒であるのと似ている気がする。
 
なお、一番厄介なのは【ローレシアの王子】が狙われた場合。
攻撃呪文も【ザラキ】も効かない以上、唯一まともにダメージを与えられる彼が倒されたら後は【パルプンテ】による蘇生かアトラスの逃走しかない。
当時【せかいじゅのは】【ザオリク】は戦闘中に使えなかった上、【ときのすな】などという便利なアイテムも存在しないので立て直しも仕切り直しも不可能。
というわけで必然的にほぼ敗北が確定するのだから、その絶望感は容易に察せられるだろう。
よって、残りの2人は全力でフォローに徹し、絶対に彼が倒されないようにすること。ローレシアの王子自身も、ピンチになったら防御をして回復を待つことも必要。
 
そんなこいつだが、実はその強さこそが本作屈指の試金石。
本作の実質的なボスはこいつが初であり、それ以前のボスと呼べるモンスターは全て雑魚の使い回し。
また本作の逃走成功率は約3分の2(66%)と高いので、難関として知られる【ロンダルキアへの洞窟】も逃げるの運と試行回数次第では低レベルでも突破が可能。しかしこいつはレベルが足りなければ運任せではどうにもならないため、レベル上げを余儀なくされることとなる。
逆にこいつを倒せるまでレベルを上げれば、続くバズズ、ベリアル、ハーゴン辺りは意外と何とかなるのだ。
…そして、最終決戦にて再び運ゲーに回帰する辺りが、歴代最高難度と言われる本作らしいというかなんというか。
 
1/128で【はかいのつるぎ】を落とす。

リメイク版

攻撃力は変わっていないが守備力が若干下がり、各補助呪文の性能もDQ3以降の仕様に強化されているので、付け入る隙はかなり増えた。幻惑させてしまえばかなり楽に戦える。
その代わり素早さは大きく上昇しており、1ターン目にスクルトやマヌーサをかけようとしても先手を取られてしまうこともあるので注意。ちなみに素早さが上昇したモンスターは他に【やまねずみ】のみ。
なおFC版と違い集中攻撃はしなくなったため、狙われたキャラがひたすら防御するという戦法は通用しない。
また、集中攻撃が削除された分全ての行動スロットが2回攻撃で埋め尽くされ、確実に連続攻撃を仕掛けてくるようになった。
しかも、リメイクでの2回攻撃は1回目の攻撃に対して身をかわすことが不可能という困った仕様。身かわしの服にとっては逆風であり、【ミンクのコート】などの有効度が上がった。
GB版では仕様上、運が悪いと1ターンに2人やられてしまう場合がある。
 
なおリメイク以降、悪霊の神々は全員一度倒すと二度と現れなくなったので、撤退を視野に入れて一つ一つの戦いに全力を投入することも可能になった。
再戦したいプレイヤーは要注意。
ちなみにリメイク版では被ダメージ時の演出が通常のモンスターと同じになり、ショボくなってしまった。ハードの性能が上がったのに一体何故…

パラメータ

 FC版リメイク版
攻撃力195
守備力200160
素早さ6383


ダメージ系
ザラキ
ラリホー
無効
マヌーサ効きやすい半々で効く
ルカナン効きやすい確実に効く
アイテム(確率)はかいのつるぎ(1/128)

小説版

ハーゴンが魔界と契約したことで、その魔界から派遣されてきた魔物達の幹部。
ベリアルの部下であり、バズズ・【アークデーモン】と同格の近衛連隊長という地位にある。
 
神殿内ではなく神殿の入り口にて待ち構えていたが、持っている棍棒は木製ではなくなんと鋼鉄製。
その怪力で3人に襲い掛かるが、繰り返し力任せに振り回し叩きつけたせいで棍棒が折れてしまい、折れた棍棒の一部が目に突き刺さり自滅。
その隙を突かれてロトの剣の一撃を心臓に受け絶命した。
 
なお、CDシアターには何故か登場しない。

ゲームブック版(エニックス)

ハーゴンの神殿でバズズ、ベリアルとともに3体で襲いかかってくる。

DQ9

【宝の地図】のボスとして久々に復活。攻撃力は相変わらず高く、全体攻撃の【ランドインパクト】も放ってくる。
Lv1の【バラモス】より攻撃力が高く、完全2回行動のためスクルトがあってもダメージを完全に無効化できないことも多い。
ランドインパクトは100ポイント以上ダメージを受けるので回復はこまめに。
攻撃力だけでなく痛恨の頻度も高く、守備力貫通型。420以上ものダメージを受けるため、後衛は一撃で倒されることもある。
しかし光属性にとても弱く、【いてつくはどう】も使ってこない。
守備力も周囲の敵と比べると低いので、【ライトフォース】をまとって集中攻撃すれば怖い敵ではない。
痛恨で回復役を潰され相手にペースを握られるという流れになったらほぼ勝ち目はない。速攻で勝負を付けよう。
低確率ながら眠りが効くため、【ラリホーマ】なども一応有効。
もっと成功率の高い方法として【まどろみのこん】を装備して【氷結らんげき】を使えば高確率で眠らせることもできる。

ぬすむ限定で【いかりのタトゥー】、通常では【きょじんのハンマー】、レアで【そらのトーガ】を所持している。
どの持ち物も見た目にピッタリなのだが、これできょじんのハンマーが【アトラスのかなづち】だったら、これ以上ないぐらいイメージ通りの持ち物だっただろう。
 
図鑑やガイドブックによると、大きな家一つ分のでかさがあるらしく、庭にある池はこいつの足跡らしい。
戦闘前の第一声が「おおーん おおおおぉーん!!」なので言語能力がないのかと思いきや、子供っぽい口調ながら普通に喋っている。
【女神セレシア】に強烈な憎悪を抱いているようで、要約すると「言うこと聞かないお前なんかキライだー!木になっても許さないぞ!」と言っている。
そのことから彼も【創造神グランゼニス】の一部と考えられる。
 
クエスト【元気のない巨人】ではこいつから【巨人のクスリ】を盗まなければならない。
また【賢者】の職業クエスト【大賢者のヒミツ】では、こいつを【ドルマ】で倒す必要がある。

DQ10オフライン

【アトラスコイン】で単体と、【悪霊の神々コイン】【バズズ】【ベリアル】とのユニットで戦う。

DQ10オンライン

初のコインボスとして登場。出番が早めのため、【大地の怒り】という転倒効果もある範囲攻撃を行う以外はあまり強くない。
【冥王ネルゲル】【強ボス】版でも途中で悪霊の神々が呼び出されるほか、破界篇ではシドーの前座として強化型の【アトラスネオ】が登場。
詳しくはこちらを参照。

キャラバンハート

関係性は不明だが、元ハーゴンの神殿であるドメディの城の4F、つまりDQ2と全く同じ場所にギガアトラスというモンスターが出現する。

ジョーカー1

主君を差し置いて他の2体と共に登場。更に彼の名を冠した武器、アトラスの金槌も登場した。
悪魔系と思われがちだが、実はギガンテスと同じでまじゅう系。そしてランクがSであり、べリアルとバズズよりも高い。
敵としてはラスダン最深部の手前の中ボスと、クリア後に戦える【アロマ】の手持ちとして登場する。どちらもアトラスのかなづちをドロップする。
味方としては配合限定。ギガンテスに【ガルーダ】or【アンクルホーン】or【ボストロール】のいずれかで誕生する。
なるべくなら素早さの高いガルーダを使うことで素早さの成長率を上げておきたい。ステータスは見た目通りのパワーファイターであり、HP、攻撃、守備の3つ能力が999まで成長し、素早さもそこそこ。
【ギガントヒルズ】と配合すると【ギガントドラゴン】が、【アークデーモン】と配合すると【ベリアル】ができる。
前者はバズズ、後者はグレイトドラゴン、ゴールドマン、デザートデーモンでも代用できる。
ところでこのモンスター、見るからに肉体派なのに所持スキルは【ようじゅつ】
これは魔法使い系のスキルである。色違いの【ラマダ】は呪文も駆使していたので、その影響だろうか。
仮にそうだとしたらギラ系やヒャド系の呪文スキルの方が合ってる気もするが、賢さもMPも低いこいつにはどのみちミスマッチなのだった……。
イルルカまで一貫して同じであり、スタッフの拘り(?)がうかがえる。

ジョーカー2

やはり魔獣系で、Mサイズ。
彼の巨大化によりハーゴン3幹部でパーティを組むのは不可能になり、パーティ枠が3枠分から4枠分に増えたテリワン3Dを待つこととなった。
ギガアトラスを意識したのかどうかは不明だが、通常攻撃が魔神斬りと同様の性質になる特性【魔神攻撃】を持つ。
が、その反動なのか攻撃力は610と低く、使いたい場合はスキルで補強してやろう。
一方HPと守備力は1000以上と非常に高く、タフガイ振りには磨きがかかっている。
ほか、不安定ではあるが強力な【AI1~3回行動】も持つ。
配合レシピは前作と同様だが、魔界に野生の個体が登場するため、こっちをスカウトしたほうが早い。

ジョーカー2プロ

なんと雪山に登場するギガンテスがアトラスに差し替えられた。オリジナル版のプレイヤーは、雪山初進入時のデモムービーで雄叫びを上げるこいつを見て度肝を抜かれただろう。
しかしそんなインパクトとは裏腹に、能力面では全パラメータが低下。
メガボディの仕様変更で1~3回行動と統合され、特性に【テンションアップ】【まれにハイテンション】が追加されたが、魔神攻撃との相性は悪い。
さらに魔神攻撃を使えるモンスターがオリジナル版よりも増加した上、新特性【会心かんぜんガード】の登場によって活躍の場は減ってしまった。
魔神攻撃持ちで3回行動が可能なのはコイツと【ギガデーモン】【スライダークロボ】の3体だけで、且つコイツだけは他の2体のようなマイナス特性も持たないため、その点はある程度評価できるかもしれないが……。

配合方法はギガンテス×アンクルホーンorガルーダ、またはギガンテス×4に変わった。
使い道としてはギガントドラゴン以外に、【ジャミラス】との配合で【ゲモン】、アンクルホーンとの配合で【タイタニス】【暗黒の魔神】との配合で【ギガデーモン】が作れる。

テリワン3D

系統が変わっており、悪魔系のSランク。相変わらずバズズやベリアルよりも高い。
配合方法は変わっていて、必要な片割れにダブルイーターが使えるようになっている。
またギガンテス×4の4体配合でも作れるが、ダブルイーターは野生で出ない上に配合でも作れないアサシンブロスが必要なのでちょっぴり勿体ない。かといってギガンテスを数揃えるのもめんどくさいが、ギガハンドとビッグアイで作れるので覚えておこう。
 
野生個体はラスダンである【とこやみの扉】に出現。
しかしスカウトは非常に困難で、しもふりにくでさえたったの4%しか増えない。肉が惜しいなら魔物のエサとかくんせいにくで保険をかける程度にしておくのも手である。当然効率は落ちるが…。

特性は【メガボディ】【AI1~3回行動】【魔神攻撃】【イオブレイク】、+25で【まれにハイテンション】、+50で【タメトラ攻撃】
ステータスの傾向は前作2本と変わらないため、相変わらず攻撃力がハンパ、HPと守備力が高めで素早さ賢さMPが終わっている。1~3回行動と魔神攻撃のせいで計算が立てにくく、ギガンテスと違って行動遅いがない分マヒ弱点の脆さがある。マトモに運用しようと思ったら最大3回行動可能な点をどれだけ活かせるかが勝負。2~3回行動にでもしてやればそれなりに安定する。
何気に持っているイオブレイクは可能な限り活かそう。

イルルカ

【新生配合】【ヒートアップ】【ギガボディ】化で【いあつ】、SP版では【超ギガボディ】化で【ときどき黒い霧】を習得。
ますますテンションが高まり易い体質になったが、相変わらず魔神攻撃の存在がネックとなっている。
【新生配合】で特性を1つ取り替えられるのだが、候補はやはりAI1~3回行動だろう。これを2回行動にするとか、いっそ外してこうどうおそいにするとか。
魔神攻撃は特技には反映されないのでまだフォローが効くものの、それでもやはり候補に挙げられるのでかなり頭を悩まさせられる。
ギガボディ化を選ぶということは魔神攻撃もAI1~3回行動も残っているということなので、ギガアトラスと洒落こむにしてもあまり良い選択では無いだろう。
というかそれだったらギガデーモンがデフォで実現しているので、やっぱり1~3回行動か魔神攻撃を入れ替えるべきだろう。

ジョーカー3・3プロ

今回も引き続き登場。
相変わらず悪魔系のSランクで素の状態では【メガボディ】
【ラマダ】【ギーグハンマー】の特殊配合でのみ生まれる。
また、【時空の裂け目】の他国マスターが連れていることがある。
 
特性は【メガボディ】【こうどう おそい】(固定)、【魔神攻撃】【いきなりバイキルト】、+25で【攻撃力ギャンブル】、+50で【ギャンブルカウンター】
【超生配合】【暴走兵器】【ギガボディ】化で【ひん死で会心】【超ギガボディ】化で【武神】が追加される。
 
能力HPの基準値は最高値の2000・攻撃の基準値が950・防御の基準値が1400と非常に高くされている
…反面、残りの能力は壊滅的でMP200・素早さと賢さが250しかない。見事なまでの脳筋重戦車である。
おまけに特性はとにかく火力につぎ込んでいる始末。
ここまで開き直ったレベルで物理に偏ったモンスターもそうそういないだろう。
 
とりあえず素早さが壊滅的なので【アンチみかわしアップ】の追加は必須。攻撃力ギャンブルも捨てるべきだ。
また本作は呪文耐久が賢さ依存となった為、とにかく呪文による被害は尋常ではない。この点も注意。
後はなるべくMPを消費しない特技で固めたいところ。【しょうひMPせつやく】系の特性も欲しい。
 
【凶ギガンテス】との組み合わせで【凶アトラス】【呪術師マリーン】とで【豪魔将ベリンダ】、また【ベリアル】【バズズ】【凶アークデーモン】との4体配合で【破壊神シドー】が生まれる。
(プロ版では凶アークデーモンがハーゴンに差し替えられている)
 
初期スキルはなんと【赤い霧マスター】
ついにようじゅつでは無くなった。
ほぼ物理にしか頼れない能力値なのに、何故自らの首を絞めるスキルなのか…。
もしかしたら体色が赤いからと言う理由でこのスキルになったのかもしれない。
こいつ自身は物理技が豊富で、かつ守備力を活かせる【アイアンゲイザー】も覚えられる【メガパワーSP】のスキルと相性が良い。
 
プロフェッショナル版では合体特技【闘魔爆炎斬】と合体特性【背水の陣】を習得。
「さあ、亡者リザオをやれ」と言わんばかりのラインナップだが、肝心の【亡者の執念】は自力習得できないので他から移植する必要がある。

DQM3

悪魔系ランクA。
野生では出現せず、ギガンテスと【トロルボンバー】の特殊配合で生まれる。
 
特性は【プレッシャー】【会心率アップ大】(Lv20)、【爆発ブレイク大】(Lv40)
Lサイズ化で【2回行動】【ちからため】【ピンチで会心】?(Lv60)。
所持スキルは【ターミネーター】
 
【ベリアル】【バズズ】【あくましんかん】との四体配合で【ハーゴン】が生まれる。

トルネコ2

【試練の館】16~20Fにのみ出現。通常攻撃の他、力を溜めて攻撃する。
すべての能力が高い強敵だが、ここまで来られたプレイヤーなら普通に倒せるはず。

トルネコ3

HP130、攻撃力60、防御力48、経験値1500(レベル1のステータス)。【攻撃・特殊】組の一員である。
【不思議の宝物庫】の1~5Fに出現。また、51Fからはレベルが上がったものが出現する。
力を溜めて攻撃するのは2と変わらず。【トロルキング】が使う「強ちからため」と違い、
力を溜めている最中も防御力は上がっていない。
とは言え、一撃で倒せそうにないなら力を溜めたら距離を取った方が良い。
Lv1なら大して強くはないが、成長タイプが【攻撃・特殊】タイプのため、51F以降に出現するものは凄まじく強い。
盾が強くないとあっという間にHPが削られる。守備力も高いので武器もしっかりしてないとかなりキツイ。
ポポロだと、Lv6~7アトラスだとHP500でもかなりの確率で死に、8以上で間違いなく倒される。
他の攻撃・特殊タイプと比べた場合、ちからため以外にこれと言った特殊能力を持っていない点では劣るが、【無属性】なので弱点を持っていない点が厄介。
 
仲間にするには、【うみどりの爪】なら69、【銀の爪】なら49、【ゴールドクロウ】なら19以上のレベルが必要。
【クロウアンドレア】装備なら例えLv1でも勧誘可能だが、素手だとLv99でも不可能である。
仲間にしてレベルを上げると凄まじい強さになるが、レベルは全然上がらないので【しあわせのたね】を使おう。
攻撃・特殊組の中では仲間にしやすい方であるため、クロウアンドレアかゴールドクロウを手に入れたら、まずはコイツを同じく仲間にしやすいトロルキング共々確保しておき、ある程度レベルを上げておけば、即戦力として非常に頼りになる存在となる。
もっとも、攻撃力が高すぎて【裏切り】に遭うとほぼ確実に死ぬ。
デフォルトネームは「アトム」。口調は下位種のギガンテスに似ている。

GBA版

バズズ、ベリアル、【ジャスティス兄】と一緒に【新界の試練】の98Fにも出現する。

少年ヤンガス

配合限定。ギガンテスと【トロルキング】で生まれる。
配合が非常に大変な分、仲間にした時の強さは凄まじいものがある。
HPは500を超え、高い攻撃力に多彩な特技を用いて敵をなぎ倒していく。成長もかなり速い。
 
成長限界はレベル30。
オスのデフォルトネームは「アトムン」と前作のデフォ名「アトム」に「ン」を足している。
メスは「アントラ」。
バズズを血統に配合することでベリアルが出来る。
このまま使っていても良いが、ベリアルは更に強いので頑張ってもいいだろう。
そのベリアルにさらにアトラスを配合し、【シドーの魔石】を贈ればシドーが作れる。
このため、シドーを仲間にするにはアトラスが2体も必要になってしまう。
【いにしえの闘技場】あたりでやろうとすると気が遠くなるので何とか【魔導の宝物庫】へ赴きたい。
ちなみにアークデーモンかベリアルを相手に配合すると【ボストロール】が作れたりする。

ソード

クリア後の隠しボスの1体として登場。本作では体色が黄色い。
電流を帯びたメガトンハンマーに似た金槌(アトラスのかなづち?)を持ち、それを自慢の怪力で振り回して攻撃してくる。
見た目通り攻撃力が高く、わずかな防御ミスが致命傷となる。
また、2匹の【タホドラキー】を連れており、戦闘中にルカナンで補助してくる。
このルカナンを受けると盾が小さくなり、防御が一気に難しくなるので絶対に喰らわないようにしたい。
HPが半分以下になると、なんと目から炎の球やビームを出して攻撃してくる。
これまではアトラスといえば打撃というイメージしか無かったので、このような遠距離攻撃に驚いたプレイヤーもいるだろう。
炎の球には剣で跳ね返せるものが混じっているので、これを跳ね返して攻撃するのが後半戦の基本となる。
跳ね返せない球はしっかりと盾で防ぎ、必殺剣ゲージが溜まったら必殺剣をお見舞いしてやろう。
 
このボスが前に出ている時にタイミングよく攻撃呪文を使い続けるとハメることが可能。
このハメを利用してハンマーによる攻撃を1度も使わせないままHPを半分以下に減らし、後ろに下がった後反射不可能な飛び道具を1発も撃たせないまま反射可能な炎を全て斬り返して止めを刺すと、リザルト画面でガード率0/0回というレアな表示が出る。0%なのでガード関連のスコアが一切入らなくなってしまうが…。

英語版では他の裏ボス同様、名前は逆さ読みで"Salta"。
また、そちら独自の追加要素として、ステータスが高くなり、とりわけ遠距離攻撃が素早くなった強化版が存在する。こちらの方はナンバリング作品のような赤い色をしており、名は"Der Gib"というドイツ語っぽい響きだが、実はやはり逆さ読みで、"big red"(大きな赤い奴)である。

バトルロード1

5章からバズズ、ベリアルと一緒に【ロンダルキアの悪魔達】の名で魔王として登場。なぜか「悪霊の神々」と名乗っていない。
ジョーカーに続いて、またしても主君を差し置いての登場である。
ステータスはHP:1P 900/2P 2000 ちから:255 かしこさ:13 みのまもり:20 すばやさ:7。
使える技は「はかいのいちげき」と「ふんさいのいちげき」。
どちらも【ギガンテス】の技と変わりないが、威力が高い。
しかし打撃なので、SPカード【大ぼうぎょ】で必ず防げる。
他の2体もそうだが、弱点が多く状態異常にもかかりやすいので対策は立てやすい。

バトルロード2レジェンド

【レジェンドクエストII】の第6章で【アークデーモン】【シルバーデビル】を引き連れて現れる。

バトルロードビクトリー

レジェンドクエスト2をクリアすると他の2匹に遅れてこちらも使用可能となる。
ステータスにも一部変更があり、HP:933 ちから:201 かしこさ:43 みのまもり:8 すばやさ:12となっている。
技に特に変更は無いが、戦士と組むと、はかいのいちげきが「だいはかいのいちげき」になる。
これは地面から柱を取り出し、思いっきり殴りつける技。命中率は低めだが、バシルーラの追加効果を持つ。
見た目にインパクトがあり会心の一撃も出やすい。
 
また、【バズズ】【ベリアル】と共に使用すると「真ロンダルキアチーム」の相性が発動する。
能力値は上昇するが、ただでさえ低い状態異常耐性が15%も下がるというマイナス効果が付くのでオススメしない。
バズズ、べリアルともに尖った特徴を持っているため状態異常耐性が上がる等すれば利用価値もあったと思うが。

バトルスキャナー

当初は【巨大ナスビナーラ】の超・投げキッスでのみ登場していたが、期間限定イベント「閃光の大巨人」でついに参戦。
基本ステータスはHP:1380 ちから:795 すばやさ:39 かしこさ:76 みのまもり:578。
相性がいい性格は【ちからじまん】、最高相性の性格は【うわきもの】
技はたたきつぶす→ぶんまわす→かっとばす→アトラスビームの順で変化していく。
 
基礎HPが非常に高いうえに力も強く、耐性も弱点が少なく状態異常にも強い。
うわきものの場合、力は1034とかの2章ベヒードスに匹敵する。
いかにも強いパワータイプのお手本のようなモンスターであるが、出た時期が悪すぎた。
そう、かの豪傑である【ドラゴンガイア】の後だったのだ。
彼と比べると、最高性格がうわきものである関係でロマンチストが最高相性である彼よりちからは劣り、
みのまもりでも後れを取っている。ちなみにすばやさはお互いが最高相性ならアトラスが「1」高い。
極めつけに、アトラスは最後の技「アトラスビーム」がかしこさが二桁なのにまさかの魔法攻撃で、高い力を存分に活かせない。
これらの点から登場時期にも恵まれず、技もいまいち噛み合わなかった不遇なモンスターと言える。
とはいえたたきつぶす~かっとばすはもちろん強力であるし、アトラスビームも決して弱くはない。
むしろ賢さが2桁にも関わらず、300から400程のダメージを与えるので意外と強いのだ。
また、力が素で1000超えによる全体物理技を持つのはこのモンスターが初。ドラゴンガイアは全体技がブレスであり、物理技は単体。2章で同じく1000超えのベヒードスも同様。
敵が多い時はアトラスに軍配が上がるので、その火力を存分に生かすことが可能だろう。惜しいところは例によって足は遅く動く前に終わることも多いところか。
属性耐性は聖に弱く魔に強いが、どちらも該当属性の技が少ないため耐性は強くも弱くもないといったところ。
同時に上記2匹のモンスターにアドバンテージとなる点として、竜属性、斬属性。そして闇属性に強いと言う点。
特に斬属性と闇属性はボス戦で多用されやすいため、この点だけでも差し置いて起用する価値はある。

第10章では強化されて登場。最高相性性格はイベント時と変わらず【うわきもの】
基本ステータスはHP:1725、ちから:1021、すばやさ:52、かしこさ:95、みのまもり:769。
技はしょうげきこん→ぶんまわす→アトラスビーム→超かっとばすの順で変化していく。
ステータスはバズズ、ベリアルに及ばないものの、最後の技が物理攻撃になり、ようやく高いちからが活かせるようになった。

スキャンバトラーズ

第一弾で登場。星4のギガレアで、レベルは109。
ステータスはHP:1766、ちから:1145、すばやさ:70、かしこさ:208、みのまもり:602。
技は赤ボタン:しょうげきこん→ぶんまわす(テンション20)→超かっとばす(テンション50)。

DQMSL

悪魔系Sランク。Ⅱコラボの特別クエストにて実装された。
討伐なので無課金でも入手可能。
習得特技は【まじんぎり】【大地の怒り】
 
大地の怒りは高確率で相手に【麻痺】を入れられる体技……なのだが、実装当初は絶望的に素早さが低く、耐久もそこまで高くなかった為、対戦では誰からも見向きされなかった。
その後新生でテコ入れが入ったことでHPが爆発的に上がり、素早さもギリギリ実践レベルになった。
しかしそれでも素早さは鈍足の部類であり、使うには相応の愛が必要。
新生時の特技は【マインド】系体技の「たたきつぶし」と【ちからため】

ヒーローズ1

発売前からイメージイラストに描かれており、クリア後の隠しボスとして登場。
全ての【強ボス】を倒すと郵便局に「赤き巨人の地図」が届き、創造の間に行くと戦える。
いうなれば強ボスの親玉扱いで、ギガンテス・強・強ということもできる。
ゆっくりと【防衛対象】まで直進する点は変わらないが、舞台はエルサーゼの城下町で、ギガンテスの時より距離が短く、防衛対象をほんの数回殴られただけで敗北となる。
更に、HPが減ると防衛対象付近に魔物の扉を発生させるため、そちらの魔物の駆除に向かわざるを得ず、その隙に防衛対象までの距離を縮めるのが厄介。
 
そんな強敵であるアトラスの攻略法は「力のルビーを装備したテリーを使うこと」である。ほしくずのつるぎを用意出来ればモアベスト。
はやぶさ斬り→しんくう斬りを繰り返しテンションが貯まったらはやぶさ斬りを上書きして必殺技を撃つ。
これを繰り返すだけでアトラスは魔物呼び位しかまともに行動できないので、拠点の防衛も魔物の扉も無視しても簡単にクリア出来てしまう。
どちらが魔物か分かったものではない。
ただ、魔物呼びをしている時は必殺技を当てても怯まないのでタイミングに注意。
 
クリア報酬は【しあわせのオーブ】
また、撃破後にマップ南の中央付近にある階段から先に進めるエルサーゼ城に【ほしふるうでわ】が入っている隠し宝箱がある。
マップからかなり外れた位置にある為、前情報なしで見つけることはほぼ不可能だろう。
ただし手に入るのは1周回中で1回だけ。
 
1回目はアトラスを倒すだけでクリアになるが、2回目以降はアトラス以外のモンスターを全滅させないとクリアにならない。

ヒーローズ2

発売前からアトラスVS【ギガントドラゴン】で大々的に宣伝されていた。
プロデューサーが言っていた「モンスターコインのとっておきの隠しキャラ(「1人というか1匹」)」はコレのこと。
…発売前からネタバレしていたせいでストーリーでの驚きが減ってしまっているが。
 
今作でのアトラスはヒーローズ1と違い、ストーリー上にも出てきている。
【神々の秘宝】を使った【ガゴラ】に呼び出され、【バズズ】【ベリアル】と共に試練を出してくる。
バズズはモンスターコインを集める試練、べリアルは【ベビーサタン】を守る試練と直接戦わなかったがアトラスのみ直接戦うことになる。
攻撃パターンは叩きつける攻撃や足で地面を踏んで衝撃波を放ってきたり、ジャンプして衝撃波を放ってくる攻撃など。前作から衝撃波がプラスされていてパワーアップしている。
攻撃力も高くうっかり当たると致命傷になるので上手くかわしながら攻撃した方がいい。
HPを40%ほど削ると本気を出し、それと同時にHPも満タンになる。さらに3回連続叩きつけてくる攻撃が追加される。
そしてHPが30%~50%程度削れたら試練クリアとなる(また、こちらのLv.が70以上ともなれば倒すことも可能だが【必殺技】などで連続でダウンを取らないと不可能。倒しても試練合格となるだけで何も無い)。
そして【不思議な小箱】に収められた伝説の兵器としても登場し、蹴ったり(約2000~3000ダメージ)、棍棒を振り下ろしたり(9999ダメージ)、雄叫び(300~400ダメージくらい、遠距離にも届く)の攻撃ができる他、ガードを取ることも可能。
ギガントドラゴンの元へたどり着く前に大量のモンスターが襲い掛かって来るが、超威力の攻撃で簡単に一掃できるので、爽快感を得られることだろう。
ギガントドラゴンとの直接対決では相手の行動に合わせて各攻撃を使い分ける必要があり、【ホミロン】もアドバイスを送ってくれる。
 
クリア後には【グリーネ草原】をうろついているが、「伝説の兵器」と呼ばれていたアトラスに比べると小柄。
10万以上のHPを持つためまともに戦えば長期戦は必至。弱点の目を【ククール】や主人公の弓で狙い撃とう。
また、モンスターコインは落とさないためストーリー中のように変身はできない。
強化版に【アトラス・強】がいる。

ビルダーズ2

【ムーンブルク島】の大総督として登場。ギガンテスですら蟻のように踏みつぶせるほどの超巨体。
肩書きは「歴戦を 生きぬいた大巨人」で、その肩書通り全身に古傷が刻まれている。
肉体そのものが鋼のように強靭で、【ミナデイン砲】を真っ向から受けてもほぼかすり傷程度という頑丈さを見せた。
今作では悪霊の神々の中から唯一実体での登場である。他の2体を差し置いてボスとして登場するのは9と同じで優遇されている。
 
HPは60000と、コンシューマゲームではキャラバンハートの【マスタードラゴン】をも差し置いてシリーズ最高。もっとも、通常その大半はミナデイン砲によって削ることになるのだが。
最初は攻撃を部下任せにして手持ちの棍棒を椅子代わりに腰かけ、文字通りの高みの見物を決め込む余裕を見せるが、一掃させると怒って地面を踏み鳴らし衝撃波を放つ。
この衝撃波は食らうと大きく宙に舞いあげられてしまうため、タイミングを合わせて飛び越えるか高台に逃げ込むかしてやり過ごそう。
それを凌げば、怒り疲れたのか無防備になるのですぐに足元まで向かい攻撃をしまくろう。
攻撃し続けるとたまらず膝をつき、ダウンした状態になる。そのタイミングでミナデイン砲が使用できるようになり、自動的にシューティング画面になる。
体に撃っても効果がないので弱点である目に照準を合わせて撃つと大ダメージを与えることができる。
以上がアトラス戦の基本の流れになる。
ちなみにボス戦開始直後にギガンテス等のモンスターが「アトラス様の手を煩わせることもない」と先陣を切るものの、アトラスはお前らの手など借りんと言わんばかりにそいつらを踏み潰して登場する。……が、その直後に部下をけしかけてくる。理不尽だ。
 
部下戦では、ムーンブルク城包囲軍及び、ムーンブルク島の四兵団と同じような構成の部隊が立て続けに現れ、最後にアトラス直属と思しきギガンテス、サイクロプス、ボストロールの大型モンスター部隊が出撃する。
部下にはなんと【トロル】【デビルロード】【スターキメラ】【アークデーモン】【ダースドラゴン】と、今までに倒した各兵団長全員の同族達すらも含まれており、さながら【ボスラッシュ】のような趣。
様々なモンスターが大挙して群れをなしてやってくるので、今まで設置した全ての罠を総動員して迎え撃とう。特に【ヒャドトラップ】は敵の足止め効果が高いので積極的に使っていきたい。
一度怒らせた後は衝撃波が飛んでくる中の雑魚戦となるので注意。
さらに追いつめられると棍棒で地面を叩きつけて直線状の衝撃波(大地の怒りに相当)を放ってくるが、この衝撃波は軌道上の全てのブロックを破壊するというとんでもない破壊力を持っており、城の城壁が全く役に立たなくなってしまうだけでなく設置した罠もすべて剥がされてしまうという危険な物。
こうなると雑魚フェイズでの防衛が非常に難しくなる。幸い、これを使ってくるタイミングは終盤なのでこの猛攻を凌げば止めを刺せるチャンス。
きっちりと決めて戦いに終止符を打とう。
 
旧作のアトラスを知っているプレイヤーなら「本体の攻撃力はさぞ凄まじいものだろう」と警戒するかもしれないが、実はアトラス本人の衝撃波攻撃は威力自体は大したことがない。食らうと大きく跳ね飛ばされるが、そうそう倒れることはないので慌てずに対処しよう。
因みに、ミナデイン砲以外の攻撃が効かないわけではないので、戦闘開始前に予め【大弓】をいくつか設置しておき、初発のミナデイン砲を撃たずにひたすら大弓を当て続ければ、アトラスが座ったまま倒れ、更に拠点の耐久力が100%の状態で完封することが可能。
更に、普通に近づくだけでは雄たけびで吹っ飛ばされてしまうが、アトラスと同じ目線の高さまでブロックを積み上げ、前方にブロックを伸ばしてアトラスに接近すると雄たけびをあげず、普通に攻撃を当てることができるので、そのままアトラスをチマチマと削り殺すこともできてしまう。
他にもアトラスが降りてくる範囲に【デインバリア】を大量に並べ、アトラスがダメージを受けまくるのを確認して後はそのまま待つ、なんてことも可能。
もっともボス戦の緊迫感は全く無くなるので、ゲームを普通に楽しみたい人にはオススメしない。
 
その後、【破壊天体シドー】での箱舟の土台完成後の【ハーゴン軍バトル】にて、大トリを務める【黒い魔物】として黒い【だいまどう】らと共に出現。
大きさはムーンブルク島で戦った時よりはるかに小さく、普通のサイクロプス系と同じサイズだが、よく見るとボスのそれと同じく体に無数の傷跡がある。
敵としては別に攻撃が通用しにくいというわけでもなく大した相手ではない。倒すと【ゆうしゃのたて】をドロップする。
 
さらに【ハーゴン城】でも実体を持たない影として他の悪霊の神々共々出現する。ボスとして出てきた時に使っていた衝撃波をひたすら撃ってくるのでジャンプしてかわしつつ【しろじい】の助言通り、無視して先に進めば消える。
 
オープニングムービーにもさり気なく登場しているが、ゲーム中とは異なり古傷がない。

ライバルズ

スタンダードパックにて初期より実装。戦士専用のレジェンドレア。
現在はグランプリルールでの使用が制限されており、マスターズルールでのみ使用可能。
また、第10弾カードパック「破壊と創造のフロンティア」の拡張カードでも「悪霊の神々アトラス」名義でリニューアルして実装された。そちらも戦士専用のレジェンドレア。

第1弾

6/4/7
攻撃時:このターン中
味方リーダーの攻撃力分
攻撃力が上がる

リーダーの攻撃力を上乗せする能力を持つ。
当時最強の武器、雷鳴の剣を持つだけで9ダメージ、さらにテンションスキルも併用すれば一撃で12ダメージを叩き出すロマン野郎。
リーダーの攻撃で道を開け、こいつの必殺の一撃を叩き込めば相手はひとたまりもない。
 
武器がなければ単なるデカブツなのでデッキ構築には一工夫が必要。

第10弾拡張

6/4/7 貫通
貫通を持つ味方が攻撃した後、攻撃力+1
死亡時:このユニットの攻撃力と同じ攻撃力を持つこんぼうを味方リーダーに装備する

攻撃力が上昇するパワーファイターという点は以前と同じだが、シナジーが貫通関連にシフト。
敵のブロック配置を牽制した上でモリモリ強くなり、死亡時に強力なこんぼうを持たせる効果も加わった。
【突貫のしにがみきぞく】などの貫通シナジーカード、【キラーG】【竜の巣窟】など場に残りやすい貫通と合わせると強力。
貫通カードは多くの系統に分かれているため【魔神ダークドレアム】と合わせて多系統に寄せるのも良いだろう。
ただし、こんぼうの強制装備により先に装備していた武器は破壊されてしまう。
【いなずまのけん】は破壊時も効果があるとはいえコスト的に少し噛み合いが悪く、【らいじんのけん】を破壊するのはかなり勿体無いため、使うタイミングや構築にはやはりひと工夫必要になる。
後にHPが6→7に上方修正されたことで、1弾と10弾拡張で完全に同じスタッツになった。

ウォーク

2021年5月27日からのDQ2コラボイベントで登場。
クエスト1章5話でボスとして登場し、以降は強敵モンスターとして登場する。
そこは本編では序盤も序盤、【サマルトリアの王子】と会う【リリザ】での登場。
ちなみにクエスト中では「悪霊の神々」の一角としてからか、ハーゴンの事も呼び捨てにして見下している。
デイン系が最も有効だが、ギラ・ドルマ・ヒャド系も有効。
 
見た目通り攻撃力が高く、最大時では通常攻撃でさえ400、やいばくだきで550、痛恨の一撃が700程度にもなる。
加えて全体250程度で転び効果のあるランドインパクトもある。
攻撃力低下やマヌーサが有効なので、これらを維持させた状態で戦うのが良い。
素での守備力が1000を超えるので、物理攻撃主体の場合はルカニで守備力を下げるのも有効。
普段は2回行動だが、HP60%程度から4ターンに1回、HP30%程度から2ターンに1回の割合で3回行動するようになる。
怒った次のターンは基本的に3回行動するので注意。たまに3回目の行動はにやにやしてるだけのこともあるが…。
やいばくだきを持つバトマス、威圧を持つ海賊やカリスマバリアを使えるスーパースターがいると攻略しやすい。
 
こころは赤色でコストは108。
色違いのギガンテスとは逆に力の値が高く、代わりにHPが低め。
高グレードでジバリア系の斬撃・体技ダメージが増加し、悪魔系及び攻撃力低下に耐性が付く。

ドラけし!

イベント「邪教の神官ハーゴンと破壊神」で登場。クエストを進めていくと扉を入手でき、それを使って戦うこととなる。
倒した後のイベントでは「グワアア」しか台詞が無く、サマルトリアの王子いわく「スクルトが間に合って良かった」とのこと。
ドラけしはメインクエストで入手できる星4の緑属性で、スキルは縦長六角形の範囲を物理攻撃する「たたきつぶし」。
イベントのクエストで入手可能。

クロスブレイド

第1弾で【ベリアル】【バズズ】とともに【ドラゴンレア】として登場。
ちなみにキャラクターモデルや一部モーションはバトルスキャナーのものを使いまわしている。
必殺技は「ディヴァインレイジ」。属性は妖魔。
同弾のカードでも最高の「こうげき」と毎ラウンド確率でちからが大アップすることがあるスキル「ちからの暴走」による火力、高いHPとみのまもりによる耐久を持つが反面「まりょく」と「すばやさ」は同弾ドラゴンレアやギガレアで最低値とかなり極端な性能をしている。
同じ属性である「妖魔」のぼうぎょを常時小アップできるスキル「妖魔壁陣形」を持つことからもやはり妖魔と相性が良い。

モンスター物語

【キメラ】が主題の『合成魔獣異聞』では、【ギガンテス】3体を合成して作られた究極の巨人族とされる。
しかし作成にコストが掛かりすぎたため、完成したのはたった1体だけだったとのこと。
DQ2に中ボスとして登場する個体がそれなのだろうか。