【かかし】

Last-modified: 2024-04-15 (月) 01:12:26

概要

漢字で書くと「案山子」。人間の姿を模した人形を農作物などの近くに設置することで、人が居るように見せかけ害獣が近づかないようにするもの。
近年では郊外・山村の観光素材としてピックアップされるケースが増えており、各地でイベントも開催される。動物よけならぬ人間寄せになっている。
 
DQ世界の農家でも使われており、話しかけられるオブジェクトの一つ。
専用のグラフィックが登場したのはリメイク版のDQ5が初だが、DQ4にはFC版の頃から登場している。
DQ4では、【農夫】のグラフィックが当てられており、こちらは話しかけたときのメッセージにドキッとさせられる。
主人公たちも間違えて話しかけてしまうほど人間そっくりのかかしなのかも知れない。
 
リメイク版DQ5では、【名産品】として【コワモテかかし】が登場するが、こちらは話しかけることはできない。
一方、要望があったのか、DQ9では再び話しかけられるようになり、DQ4と同様のメッセージが出る。
しかし、専用のグラフィックを得たことで、見た目が明らかに案山子になってしまい、メッセージに驚かされることはない。
 
また、【かまっち】は魔物化したカカシという設定である。

DQ10オンライン

栽培に必要な庭具アイテムカカシつきの畑として、畑とセットで実装されている。

ビルダーズ2

【モンゾーラ島】で必要となる道具。【ひとつめピエロ】をモチーフにしている。目玉模様が苦手とも言われる鳥には効果がありそうだ。
設置すると、まず【みみずん】が周囲の土系ブロックを普通の【土】に変え、農民がそれを【畑】に耕してくれる。モンゾーラ島でかいたくレベルが3になると、かかしを調べることで作物を指定し、指定作物のタネが収納箱系統に入っていれば住人が植えてくれるようになる。
更に【からっぽ島】でかいたくレシピの「いろんな作物をそだてよう」を達成すると収穫も行ってくれるようになり、農業生産の自動化が可能になる。
当初は収穫すると一定確率でタネが消えてしまう為、邪魔にもなりうる機能だったが、バージョンアップでNPCが収穫する分にはほぼ消えなくなったので、安心して収穫させられるようになった。ただし、自分で収穫すると低確率で消えてしまうのは変わらないので注意。
 
どういう訳か住人は水田には中々反応しない。
 
かかしを置き、壁や柵系統で囲った範囲は【農場】になる。これは【部屋レシピ】には入らないが、農場全てが畑候補地になるため、かかし単体の効果範囲より大幅に広い範囲を耕せる。逆に極端に狭い畑や、四角形以外の変形した畑を作る事も可能。ただし、四角形以外の畑だと何故かはみ出して耕す事がある。
基本的に、かかしの有効範囲にある土系ブロックは無差別にノーマル土と畑にされてしまうので、草原などと作物の入り交じった景観を作りたい場合、かかしではなく【ビルダーハンマー】【グローブ】による手動配置が必要になる。
大量の農場を作っても中々耕してくれないという場合は、他の畑の水やりや収穫に人手を取られて耕作まで手が回っていないのが原因。農夫や農業マシンを増やすなり、水やりを【かわきのつぼ】で手伝うなりすると良い。特に水やりを手伝えば割と耕してくれるようになる。収穫までやるとタネが消える可能性があるので、あまりやらない方が良い。
また、地下にかかしを立てたり生活動線から遠いと農民が反応してくれなかったり、耕したっきりで足が遠のく場合がある。
畑になって種を撒いても、水を汲んだ桶を担いで長距離歩かせていては作業効率が悪くなるので、動線や個室作りなどにも配慮しよう。
 
概要にもあるように、本来かかしは人がいると思わせることで害獣を寄せ付けないようにするためのものだが、別に人間を恐れない魔物はどこ吹く風で作物を狙う。
そもそもモチーフがひとつめピエロなので、魔物にとっては意味不明な飾り物に見えるかもしれない。
アップデートにより【ドラキー】はかかしを見ると怖がって逃げるようになっている。