【アークボルト北東の民家】

Last-modified: 2020-11-21 (土) 09:31:27

DQ6

DQ6に登場する地名。SFC版では【小さな小屋】という名前だったが、リメイク版からこの名称になった。
【旅人の洞窟】を超えた先にある3軒の小屋のうち2軒にこの名称が与えられており、残りの1軒は【森の宿屋】となっている。
 
2軒ある内の片方には【農夫】が住み、もう片方には富豪が住んでいる。
農夫に話しかけると、「最近眠ったまま死んでしまう病気(眠り病)があるそうだ」といった話が聞ける。
これはこの後すぐに始まる【カルカド】編の関連した情報だが、元凶である【ジャミラス】を倒しても農夫のセリフは変わらない。
富豪に話しかけると、「人によってはおかしな幻(【大地の階段】)が見えることがあるそうだから、ここから西の方には行かない方がいい」といった話が聞ける。
次の目的地であるカルカドはその階段の先にあるため、そうは言われても必ず行く必要がある。
また、彼の奥方らしき女性には、訪問販売と勘違いされて怒鳴られる。
最初の頃は、食べると不老不死になると言われている【人魚】の肉を欲しがっている。
この世界でもこんな噂があるようでは、【ディーナ】が人間を嫌うのも頷けるだろう。
後半になると、大賢者【マサール】がどこかに残したという宝物しか欲しくないと言っている。

小説版

小説版ではこの近辺は小さな集落となっており、メルニーという元踊り子の女性が眠り続ける父親と一緒に暮らしていた。
ある日父親が眠り続ける中突然に変死し、イザたちはその葬式の最中にたどり着く。
父親から解放された事で強かに酔っていたメルニーや、村人との会話から、イザ達は「しあわせの国」が原因だと推測。
酒に眠り薬を入れて眠らせたメルニーのためにイザたちは、あまりにも殺風景で生活すらままならないメルニーの家を生活できるように世話を焼き、カルカドへと向かう事となる。
 
そしてジャミラスが倒された頃、生きていた頃の父親の夢を見たメルニーは父が自分を愛していたことを知り、出会って間もないのに自分のために世話を焼いてくれたイザたちの姿から、自分も世を拗ねず、もう一度生きてみようと決意するのであった。