【コスタールの防具屋の主人】

Last-modified: 2019-04-19 (金) 17:04:50

DQ7

文字通り【コスタール】で防具屋を営んでいる主人。

過去

教会にいる宿屋の女将曰く、優しい人。
家族は奥さんの【シエラ】と、幼い息子、生まれたばかりの娘の4人家族だが、
主人公らが過去コスタールに到着して早々、コスタールにかけられた呪いのために
生まれたばかりの娘は魔物になって【大灯台】へと去ってしまった。

この家族に呪いによる悲劇が起こる事によって、
主人公らにもコスタールの惨たらしい現状を見せ付ける事になるのだが、
この時魔物になった娘は闇に包まれた大灯台を突破する切欠になる。

この時魔物になった子供は、PS版では【ネイルビースト】のグラフィックが使われていたが、
3DS版では【レッサーデーモン】のものに変更されている。
魔物化した子供と戦闘することは無いので完全に見た目だけの問題だが、変更された理由は不明。
恐らく、マップ上でも戦闘時と同じポリゴンキャラを使う3DS版の仕様上、
やたらアクティブな動きをするネイルビーストは使いにくかった、とかだろうか。
まあ確かに、生まれたばかりの赤ん坊の変化先としては四つん這いのレッサーデーモンの方が合っているような気もする。

なお息子の方は幼いものの年齢は明らかにされていないが、
呪いの影響を受けていないところを見ると、5年前にコスタール地方が封印された時点で既に生まれていた、
すなわち6歳以上であると見られる。

【バリクナジャ】を倒すと、娘は無事に赤ん坊の姿で両親の元へと帰って来る。
そして強くて優しい子に育つようにと、【主人公(DQ7)】の名前の前2文字+りんという名前を付ける。
例えば主人公の名前が「アルス」ならば、娘の名前は「アルりん」になる。
ちなみにその後に主人公の名前を変更すると
その都度赤ちゃんの名前も連動して変わる。傍迷惑な話である。

余談だが、二つ目の【ひかりゴケ】を入手した場合、子供の足にひかりゴケを付けるイベントが繰り返される関係で、魔物にされた彼らの子供は二度と帰ってこなくなる。
アイテムはコンプリートしたいがこのような事が気になる人にとっては悩みどころであろう。一応ゲーム進行に支障はない。

現代

【ふしぎな石版?】を入手する際に必ず会うことになる人物。
現在は【大灯台】の頂上の【聖なる火】を見ようと、1ヶ月もかけて挑戦中。
普通に魔物が出て来る大灯台を、防具屋の主人がどうやって登っているのか甚だ疑問である。
また、1ヶ月も家を空けても怒らない奥さんを見ると、よほど日々しっかりしているからなのからだろう。
【メルビン】は豪気な奥方だと評している。

頼まれると断れないお人好しな性格で、宿屋の裏の家に住んでいる【カジノ】で勝ちまくる男が
持ち込んで来た石版を仕方なく引き取った。その後、石版を売った人の幸運にあやかりたいという
コスタールの神父にタダで譲っている。
余談だがこの神父、信者からのお布施をカジノに注ぎ込んでいる。罰当たりも甚だしい。

主人公らは石版を求めて防具屋の主人を探しに大灯台まで行く訳だが、
防具屋の主人は石版を欲しがる理由を神父と同じくカジノ目当てだと思い、
「あなたがたも どうせ 神父さんと同じ考えでしょうが おやめなさい。
カジノなどに 幸運を求めるより 地道に 努力するのが1ばんですよ」と話す。
1ヶ月もかけてコツコツ上り続けて大灯台踏破を成し遂げた人間の言葉の重みは並ではなく、
メルビンすらも感服するほどである。