概要
ゲーム中でキャラクターの【名前】を変更できるシステム。
DQ2で初登場し、幾つかの作品に搭載されている。
基本的には【パーティ】構成がある程度自由な作品に搭載されている。
「ああああ」や下ネタなどのふざけた名前にはできないようになっている事が多い。
なお下記に記している作品・キャラ以外は、ゲーム途中での名前の変更はできない。
ただし、外部のチートツールを使えばその限りではない。特に【復活の呪文】を採用した作品では【復活の呪文作成プログラム】により、名前以外のゲーム状態を維持したまま容易に主人公の名前だけを変更可能なので、仲間の名前が連動するDQ2では仲間の名前も変えられることになる。
DQ2
【サマルトリアの王子】と【ムーンブルクの王女】は主人公【ローレシアの王子】の名前によってデフォルトネームが決まるが、特定の操作によって仲間2人の名前を変更できる。なおローレシアの王子の名前は途中変更できないことに注意。
主人公の名前を決めて「おわり」を選択するか4文字目を入力する際にスタートとセレクト(MSX/MSX2版ではSELECTキーとSTOPキー)を押しながら決定することで、サマルの名前入力画面に移行する。ムーンの入力画面はサマルの所で「おわり」を選べば自動的に移行する。それぞれの名前入力画面に移行した時は「ふたり」「さんにん」と最初から入っていて、これをそのまま使うことも可能。
ただし、彼らの名前を記録する領域が【復活の呪文】に存在しないため、一度電源を消すと名前は元に戻ってしまう。
復活の呪文で再開する時も同様に、「おわり」を選択か52文字目(復活の呪文の最大文字数)を入力する際にスタート+セレクトを押しながら決定すれば、再度2人の名前を決められる。
【もょもと】プレイヤーはこれを使ってサマル(女性プレイヤーならムーン)に自分の名前を入れたという例も多い。
次作のDQ3では同じ名前は登録できないが、本作では登録する名前に縛りは全くないので3人とも同じ名前にすることも可能。3人とも同じ名前にして全員が打撃を選ぶと毎回「誰の攻撃だ!?」という楽しみ方があった。
Wii版に収録されているFC版では、リモコンの+ボタンがスタートボタン、-ボタンがセレクトボタンの役割になっている。
また+ボタンを押すと中断メニューが表示されてしまうので、名前変更にはひと工夫が必要になる。
まずカーソルを「おわり」に合わせた状態で、+ボタンを押して中断メニューを表示させ、もう一度押してメニューを閉じる(この時+ボタンを押したままにする)。
更に-ボタンも押し、その上でAボタンを押せばよい。
SFC・GB・ガラケー版
【冒険の書】にカーソルを合わせて次の操作をすることで名前の変更ができる。
機種 | サマルトリアの王子 | ムーンブルクの王女 |
---|---|---|
SFC | 左+スタート+(X or L or R) | 右+スタート+(X or L or R) |
GB | 左+スタート+A | 右+スタート+A |
ガラケー | 2+決定 | 3+決定 |
これ以降の版では冒険の書の採用により、電源を切っても変えた名前は保持されるようになった。
なおWii版収録のSFC版では、スタートボタンに当たる+ボタンを押すと中断メニューが開かれてしまうが、もう一度+ボタンを押しっぱなしにすることで中断メニューを消せる。
これを踏まえた上で、中断メニューで+ボタンを押しながらサマルトリアの王子は(Wiiリモコンを横持ちした状態で)左、ムーンブルクの王女は右を押しながらAボタンを押せば名前変更画面に入る事が出来る(これはWiiリモコンのAボタンがSFC版のXボタンに当たる為である)。
Wiiクラシックコントローラー、WiiクラシックコントローラーPRO、ゲームキューブコントローラーを使用する場合は上記表の通りの操作で構わない。
スマホ版以降
ゲームスタート直後、ローレシア城の【宝箱】(【どうのつるぎ】+50G)を取る前の【ローレシア王】との会話で2人の名前が表示されるので、このときに「いいえ」を選択すると2人の名前を入力できる。「はい」を選ぶとデフォルトネームのまま進行。
なお、後から何度でも変えられた従来版と違い、一度ここで決めた名前は後で変更できないので注意。
DQ3
FC版DQ3では【ランシールバグ】などで【棺桶バグ】を引き起こすことによってキャラクターの名前すら変わることがある。
数字やアルファベットを使うことも不可能ではないが、場合によってはキャラクターが消えるなどのリスクが大きいバグ技であるため、お勧めはできない。
GBC版DQ3では【キメラバグ】でも名前を変更することができる。こちらでは数字やアルファベットを含んだ名前にすることもできる。
変化の法則を理解すれば、付けられない名前を付けてしまうことすら可能。
DQ3(リメイク版)・DQ6・DQ7
「命名神マリナンに仕える神官」にキャラと【ふくろ】の名前を変更してもらうことができる。
詳細はこちらを参照。
DQ5(リメイク版)
リメイク版DQ5では【仲間モンスター】(【キラーパンサー】、【ザイル】、【プチターク】、【プオーン】を除く)と【ふくろ】に限り、【モンスターじいさん】に頼めば名前を変更できる。
DQ11(3DS版)
自分が発見した【ヨッチ族】の名前を変更可能。
DQM1
【星降りの大会】を勝ち抜いて一度【エンディング】を見ると、【タイジュの国】が成長して【マドハンド】の部屋が出現する。
そこにいる神父風の男が命名士であり、仲間モンスターの名前を変更することができる。
ただし、変更できるのは自分がおやのモンスターに限られる。
キャラバンハート
キャラバンに【吟遊詩人】がいれば、ガードモンスターや【馬車】の名前を変更することができる。
詳細は当該項目を参照。
ジョーカーシリーズ、テリワン3D、イルルカ
ジョーカー1では一度つけたモンスターの名前を変更することができなくなってしまったが、
ジョーカー2からはモンスター預かり所のメンバーリストからいつでも気軽に変更できるようになった。
ちなみにすれちがいバトルのプロフィール設定から主人公の名前も変更できる。
ジョーカー以降ではGuestマークはあるが、おやの概念はないので
他人から貰ったモンスターの名前も自由に変更できる。