ヒーローズ2
【ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり】に登場するキャラクターの1人。
【モンスタレア】三国の一つダラルの王。強力な風の呪文の使い手。声優は乃村健次。
同族に【くものきょじん】、【ランプのまじん】、【ランプのまおう】らがいる。
本作には出てないが同じ系統として【まじんブドゥ】と【やみのまじん】、【魔人エンラージャ】、【欲望の魔人】もいる。
同族よりは一回り大きく、ターバンではなく王冠を身につけている。
魔物の中でも温厚な性格として知られ人間からも慕われる魔族の王だった。
ところがある時、突如豹変してフェルノークとモーリアスを征服し、【フェルノーク王】と【モーリアス王】を支配しそれらの国を制圧、モンスタレア連合軍を指揮し人間に宣戦布告してきた。
その原因は黒衣の預言者から授けられたという【破滅のつるぎ】であり、これを手にしてしまったがために自我を失ってしまった。
【大峡谷】の会戦で【ギガントドラゴン】や【バルザック】などの戦力を次々呼び出し、会戦の最後に戦う。
撃破後、破滅のつるぎが砕けたことによって正気に戻る。破滅のつるぎを手にして以降の記憶が無く、大戦争を起こし【オレンカ王】をはじめ多くの人々を殺してしまった罪を償う為、短剣で自害しようとするが、【ツェザール】の投げた剣で弾かれ、ツェザールと【ゼビオン王】の説得に応じ生きて罪を償う決心をする。
このシーンは同じ事をしようとしたツェザールと、それを諭したオレンカ王とのやり取りと同じ様になっており、ツェザールにとってオレンカ王という人物とその在り方が大きく影響し、彼自身が王として成長している事が分かる場面になっている。実際、ツェザールもそう諭されたと発言しており、その発言を意識していると分かる。
その直後の【永世不戦協定】締結の式典にも参加している様子が見られる。
その後、【闇の浮遊城】のキズナジャスティスにおいてモンスタレア代表として他のモンスター仲間と共に駆けつけてくれる。
フェルノーク王とモーリアス王がザラームに洗脳された自国のモンスターの平定に手を貸してくれたため、駆けつけることができたという。
戦闘では当初はくものきょじんなどと同様に風の力を主に使うが、体力が半分以下になると破滅のつるぎの力を開放し、闇を取り入れた力で攻めてくるようになる。技の特徴を見極めた上で回避することが重要となる。全体として前方への攻撃が多いので横や後ろに回り込むと攻略しやすいだろう。
また、一定間隔でステージの前方の台座の上に移動し、3カ所ある魔法陣のうちのいずれかから竜巻を噴出させる。
本体の攻撃はもちろん、次々と押し寄せる竜巻のギミックにも気を配ろう。
また、強バージョンの【ダラル王・強】もいるが、強ボス軍団の中でもかなりの強さで、適正レベルで行くのは避けたい。