【ラダトーム西の港】

Last-modified: 2024-04-29 (月) 00:56:35

DQ3

【ラダトーム】の西の小島にある小さな港。地名はWii版【公式ガイドブック】で明記された。
 
主人公たちが【ギアガの大穴】から【アレフガルド】へと落ちてきた際、最初に辿り着く場所。
突然やけに周囲の暗い謎の場所に落ちてきてしまった主人公たち(プレイヤー)は、ここにいる男からこの場所が「闇の世界 アレフガルド」なのだという衝撃の事実を知らされることになる。
 
また、港だけあってここには立派な【船】が1艘あるのだが、主人公たちは特に何の断りもなくかっぱらっていくことになる。
概して船の入手には何かしらの困難が付きものなのだが、ここでは拍子抜けするほど簡単に船を手に入れることができる。
とはいえ、アレフガルドの探索にも船は必須なので、ここはありがたく使わせてもらおう。
なお、この場所はフィールド上にアイコンが表示されておらず、小島の右上にある海のマスに船で入らないとならず、小島に上陸しても何もない。
ちなみに、船に乗ったまま入ることができる施設としてはシリーズ初であり、次作のDQ4ではここと同様にワールドマップにオブジェクトがないまま船で侵入できる【リバーサイド】が登場する。
 
実際バグ技でルーラの行き先を変更してバラモスを倒す前に(ギアガの大穴を通らずにこの港をスキップして)アレフガルドへ直接飛んで来ても、ポルトガで船入手済みであるなら船は普通に付いて来るし、船入手前ならアレフガルドにも船は無い。
つまりシステム上はアレフガルド専用の船の入手という独自フラグは存在しない様子なので、いかにも新しい船を入手したかのようにプレーヤーに思わせるための演出上の都合と思われる。
 
船入手後も、ギアガの大穴からここに来れば港から船に乗り込める。
既に船を入手済みの主人公一行は、開放されている船には好きに乗れる資格があるということだろうか。
特にこれといって手に入るアイテムはないため、実利の面では再訪する理由はないが。
 
男の他には、子供がおり(リメイク版で息子であることが判明した)、東にラダトームの城があることを教えてくれる。
DQ1と2を未経験のプレイヤーは未知なる世界の登場に戸惑ったであろうが、経験者にとっては慣れ親しんだ地名の登場で過去作との繋がりを意識することになっただろう。

リメイク版

さすがに何の断りもなく船を持っていくのはおかしいということになったのか、上記の男から「船を自由に使っていい」とOKが出ているらしく、子供(息子)がそのことを教えてくれるようになった。
何の由縁なのか、太っ腹すぎる。
ただ、恐らく同じ経緯でアレフガルドに来たであろう前例がいたので、その関係者だと思われたのかも知れない。
 
フィールド上に表示されていないのは相変わらず。
【タンス】【ラックのたね】が入っているほか、【ちからのたね】【ちいさなメダル】(港の隅に落ちている)も拾える。
 
屋外のフロアしか存在せず、【フローミ】を唱えても何も起こらないが、【デバッグルーム】での地名リストでは「ふなつきば」と表示される。

小説版

パーティが初めて辿り着いたのは、ラダトームの西ではなく南東にある「ルサス」という島という事になっており、漁村がある。
住民達は古い漁船を1隻提供してくれる。