【木の人形】

Last-modified: 2022-09-25 (日) 05:41:30

DQ7

過去【ウッドパルナ】にて、かつて兄の【パルナ】が妹の【マチルダ】にあげた手作りの人形。
パルナはあまり器用な方ではなかったらしく「あまり可愛くはないが」と自嘲していたが、マチルダは主人公たちと出会うまでずっと大事に持っていた。
その後【カラーストーン採掘場】にて、【緑色の宝玉】と一緒にマチルダから譲られる。
マチルダがこれを主人公らに譲った真意は不明。人間らしさと決別して魔物として生きる決意の表れか、それとも自分がいずれ討たれることを予感して形見のつもりで渡したのか……。
本人は譲る際に「いらなければ捨てても構わない」と嘯くが、逆説的に見れば「自分の手で捨てることはどうしても出来なかった」という告白とも取れる。
 
ウッドパルナ編の最後に【パトリック】に渡せるシーンがあるが、渡さずにずっと持っておくことも可能。
さらにマチルダの言う通り捨てることも売ることも可能。ちなみに売値は1G……。
これにまつわるストーリーはなかなか重いので、捨てたり売ったりするのはなんだか気がひける。
そもそもなぜ売れてしまうのか疑問。あまり可愛らしい出来でもない(らしい)のに。
基本的にDQの売れないアイテムは「店が値段をつけられないほどの価値があるor価値そのものがわからない」という設定なので、この場合はガラクタ程度の価値で買い取れるということだろうか。
アイテムコンプリートしたい場合はパトリックに渡してしまわないように注意すること。
 
パトリックに渡した場合、彼はしばしの沈黙と共に受け取って「大切にする」と誓う。
もしかしたら、マチルダの身に何が起きたのかなんとなく察したのかも知れない。

リメイク版

マチルダ戦で木の人形を使うとその時点で戦闘が終了する。
その際、台詞が倒した場合や逃げた場合と異なるようになっている。
 
またPS版で不明だった人形の外見が判明。
人形というか何かの動物を象った置き物のようにも見える。
あまり丁寧な出来とは言えないが、見ようによっては素朴な可愛さがあり、心を込めて造られたことがわかる。