目次
DRMakerとは
DanceRailMaker(DRMaker)は、DanceRailのノーツデザイナー向けに開発されたPC専用譜面制作ソフトです。
単純に創作譜面の制作に利用することもできますが、このソフトを使用して制作した譜面は、DanceRailの製作者である波導Lucarioさんを仲介することで実際のゲームに公開し、遊ぶことが出来るようになります(詳しい投稿の手順や留意点は当ページ下部の項“譜面の投稿”で説明しています)。
小難しい操作はほとんどなく、制作したい楽曲の音源データを所持してさえいれば、誰でも簡単に、直感的に譜面制作を行うことができます。
要求スペック
動作確認済PCのスペック一覧
PC(機種名) | OS | CPU | GPU | RAM |
---|---|---|---|---|
HP Stream Notebook PC 13-c028tu | Windows 8.1 | Intel®︎ Cerelon™ N2840 | Intel®︎ HD Graphics | 2.00GB |
msi GP62 7RDX Leopard | Windows 10 | Intel®︎ Core™ i7-7700HQ | NVIDIA®︎ GeForce GTX™ 1050 | 8.00GB |
ダウンロード
現在公開されている最新版のDanceRailMakerは、こちらのリンクからダウンロードすることができます。
DanceRailMaker ダウンロードリンク(Mediafire)
ダウンロードが終わったら
下準備
ダウンロードが終わったら、まずDRMakerが保存されている場所を開きます(保存されている場所はPCによって異なります)。DRMakerは、「DanceRail3Maker (バージョン名).rar」という名称の圧縮ファイルとして保存されています。
このファイルを見つけたら、まずは解凍します。圧縮ファイルの解凍には、「LhaForge」というファイル解凍ソフトを使用することをお勧めします。
LhaForgeの詳しいダウンロード方法や使用方法は、こちらのサイトからご覧いただくことができます。
ファイルの解凍が終わったら、新たに「DanceRail3Maker (バージョン名)」という名称のファイルがPCに保存されます。
このファイルが保存されたら、先程解凍したファイル(「DanceRail3Maker (バージョン名).rar」という名称の圧縮ファイル)は今後使用することはありませんので、もう削除してしまっても問題ありません。
新しく保存されたファイル(「DanceRail3Maker (バージョン名)」という名称のファイル)を開くと、このようなファイルやアプリケーションが内部に保存されています。これらのファイルは、保存場所を移動させたり名前を変更したりしてはいけません。
これらのファイルやアプリケーションの名称とその用途は、上から順に以下の通りです。
- BACKUP
制作した譜面のデータのバックアップが保存されるファイルです。
- SONGS
譜面を制作する楽曲の音源データや、制作した譜面のデータを保存するファイルです。
- base.dll
DRMakerの内部プログラムに関わる重要なファイルです。内部のデータを改変するとDRMakerが正常に動作しなくなる可能性があるため、このファイルを編集してはいけません。
- base_fx.dll
DRMakerの内部プログラムに関わる重要なファイルです。内部のデータを改変するとDRMakerが正常に動作しなくなる可能性があるため、このファイルを編集してはいけません。
- DRmaker((バージョン名)).exe
DRMakerの本体となるアプリケーションです。このアプリケーションを起動することで、譜面の制作を行うことができます。
- font.ttf
DRMakerに使用されているフォントを管理する重要なファイルです。内部のデータを改変するとDRMakerが正常に動作しなくなる可能性があるため、このファイルを編集してはいけません。
- quickstart.ini
ver3.02現在、用途が明らかになっていないファイルです。内部のデータを改変するとDRMakerが正常に動作しなくなる可能性があるため、このファイルを編集してはいけません。
上記の7つのファイルやアプリケーションが保存されていることを確認したら、「SONGS」ファイルを開きます。
このファイルを開くと、以下の画像のようにいくつか例としてあらかじめファイルが保存されているはずです。
これらのファイルが、楽曲の音源データや制作した譜面のデータになっています。
ファイル名の末尾に「.ogg」と付いているファイル(oggファイル)が音源データ、「.txt」と付いているファイル(txtファイル)が譜面データです。このファイル名の末尾に付いているアルファベットは「拡張子」と呼ばれます。
譜面データは、制作した譜面をセーブすることで自動的にこのファイルへ保存されます(詳しくは当ページ下部の「」の項をご参照ください)ので、一部の場合を除き(過去に公開されていた現在より古いバージョンのDRMakerで制作した譜面を引き継ぐ場合は、特別な作業が必要です。詳しくは当ページ下部の「」の項をご参照ください)特に何か用意する必要はありませんが、音源データは各自で用意する必要があります。次項「音源データの導入」の手順に従い、音源データをDRMakerに導入させましょう。
音源データの導入
1. 音源のダウンロード
まず、インターネットブラウザから譜面を制作したい楽曲の音源が公開されているWebサイト等に移動し、その音源データをPCに保存します。
音源データを入手する際の注意 譜面制作のために音源データをダウンロードなどの方法で入手する場合(特に譜面の投稿を考えている場合)、以下のような点に注意しなければなりません。 |
① その音源データが当該楽曲の制作者、またはその制作者から公式に頒布許可を得ている第三者によって頒布されているものであるか。 ② その音源データを非営利目的で使用する旨を当該楽曲の制作者に連絡し、許可を得ているか。 楽曲制作者様への楽曲使用許可申請に関わるご連絡は、個人で行うものであってもそれはDanceRailの名前を借りて行うこととなります。ゲームと楽曲制作者様との間に良好な関係を築くためにも、DanceRailが非営利目的で制作・運営されているゲームであるということを明示した上で、楽曲を「どのような目的」で「どのように利用」するのかなどを詳細かつ明瞭に記した、丁寧な内容でのご連絡を心がけていただきますようお願い致します。 ③ 【任意】その音源データがクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで保護されているか。またはその音源データを非営利目的で自由に利用できるという旨の記述が当該楽曲の製作者が運営する公式サイトや公式SNSアカウントに存在しているか。 これらに該当する場合、楽曲制作者様への楽曲使用許可申請に関わるご連絡は強制ではありません。但し、トラブルを避けるため、これらのライセンス表示・記述が正しいものであるか、必ず一度は楽曲制作者様へ確認のご連絡をしておくことを推奨します。 また、こちらも強制ではありませんが、トラブルを避けるため、その音源データを使用することが公式に許可されているものであるということを証明する画像などを手元に控えておくとよいでしょう。 楽曲制作者様と連絡を取った上でその音源データの許可を得た場合であれば、そのやり取りをスクリーンショットとして保存しておき、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの表示や、その楽曲製作者様の公式サイト等の記述を判断材料として音源データを利用する場合であれば、その表示・記述が存在するWebページをpdfファイル等に変換して保存しておきます。 |
2.(ダウンロードした音源ファイルがoggファイルでない場合)拡張子の変換
ダウンロードした音源ファイルがoggファイルでない場合、拡張子を「.ogg」に変換する必要があります。ファイルの拡張子変換には、「Convertio」という拡張子変換サイトを使用することをお勧めします。
Convertioには以下のリンクから移動することができます。
https://convertio.co/ja/
3. ダウンロードした音源ファイルを「SONGS」フォルダに移動
ダウンロードした音源ファイルをドラッグし、「DanceRail3Maker (バージョン名)」フォルダ内の「SONGS」フォルダに移動させます。
音源データの導入は以上で完了です。以降は次項に掲載している操作マニュアルに従い、譜面制作を進めていくことになります。
操作マニュアル
公式操作マニュアル(ver2.0)
非公式操作マニュアル(ver3.02)
※こちらのファイルは容量が大きいため、Dropboxを経由して掲載しております。
https://www.dropbox.com/s/4062n57h7rmn0d3/DRMaker.pdf?dl=0
制作が終わったら
譜面の投稿
譜面を投稿する際の条件
譜面内容における細かい条件は特になく、「誰でも楽しめる」譜面であるかどうかが収録の判断基準となります。
但し、投稿しなければならない譜面の数や、含まれていなければならない難易度などには条件が定められています。これらの条件の詳細な内容は以下の通りです。
必要譜面投稿数
- 1曲につき2つ
投稿する譜面に含まれていなければならない難易度
- 1曲につきTier 1~Tier 5 相当の譜面、Tier 6~Tier 10 相当の譜面各1つずつ(これらの条件を満たす譜面が含まれていれば、他の譜面の難易度は任意)
また、これらの条件に加え、投稿する際に用意しなければならないファイルも定められています。必要なファイルの詳細な内容は、次項「投稿する際必要なファイル」をご覧ください。
投稿する際必要なファイル
- 楽曲の音源ファイル
oggファイルである必要があります。 - 楽曲ジャケット(任意)
pngファイルである必要があります。 - 譜面ファイル
drb, dr2, txtファイルのいずれかである必要があります。 - 楽曲データ
楽曲名、コンポーザー名、BPM(変化する場合はその最小値と最大値)、楽曲の長さ、楽曲プレビュー開始時間(必要な場合のみ)、投稿する譜面のDIF値、権利帰属表示をまとめたものです。ファイルの形式は任意ですが、txtファイルであることが望ましいでしょう。