フリークエスト/LV51~LV55

冒険者さん、ごきげんよう。
私の夫はバビリムの土地を耕して、農家を営んでいるの。
最近重労働と年が相まって、私に構ってくれないのよね。

はあ、どうしたものかしら・・・。

お願いの内容だけど、
レイクスネークの抜け殻を30個集めて
届けてほしいのよ。

引き受けてくれるかしら？？。

あら、もう集めてきてくれたのね！
あなた仕事が早いわね。

これで、うちの夫も元気に･･･。
うふふ。

おう、誰だおめぇ！？

･･･そんなことはどうでもいいか！

どうだ！？この雄大な景色は！
シッパル湖へつながる川がこの谷を作り出
したんだぞ。

現在は乾季だがな、
雪解けの季節にはほら、そこの細っこい川
が激流となってシッパル湖に流れ込むんだ
よ。

今の枯れた景色からは想像もできんだろ？

しかしな、このような特殊な環境だからこそ
、
生息する生き物も凶暴なやつが多くてなぁ
。

…む、よく見るとおめぇ、けっこうヤるんじゃ
ねえか？

俺ら地層調査隊は「嵐の渓谷」の地層を調
査しとるんだが、
ちと困ったことになってな…話を聞いてくれ
んか？

奥まで行った調査隊員からの
定時報告がくるころなのだが、未だに来な
いのだ。

ヤバい動物に食い殺されたんじゃないかと
かな、
デリケートな俺は心配しとるわけよ。

奥にいるんですか？

山の上で調査を行っとるはずだ。
俺はこの持ち場を離れるわけにはいかん。
隊員の安否だけでも確認してきてくれない
か？

もしまだ骨になっとらんかったら、尻ひっ叩
いてくれ。
んで隊長が心配しとったと怒ってやってくれ
んか？

山頂へは「ウェッス」が運んでくれるはずだ
。

え、隊長が心配してるって！？

いっけね！定時報告忘れてた！

…あ、え、えっと、ちょっと待っててね。

この調査が一区切りしたら…。
あ、あとでもう一度話しかけて！

お待たせ！
メンゴメンゴ、調査が面白くて…。

いやぁ、「嵐の渓谷」の気候は面白ね。
下から来たならわかるだろうけど、
「下」と「上」じゃ全然環境が違うんだよ。

それに気候だけじゃなくて、
植物や生き物も、同じ地域なのに面白いぐ
らい違うだろ？

いやぁ、とても興味深いものが多くてね！
ついつい調査に熱中しちゃうんだよねぇ。

そうそう、
もう一人この先に調査隊員がいるんだよ。

僕の同僚なんだけどね、
まだ戻ってないみたいだから、
そいつにも報告をちゃんとするように言って
くれないかな？

あ、ついでに僕の調査記録も一緒に持って
いってね！

あなたはどうするんですか？

僕？僕はほら、まだ調査が…

っていうか、
ひ、人の仕事に口出さないで欲しいんだけ
ど！

と、とにかく、この先にいる「シタッス」へ話し
かければ、
下に降りれるよ！

え、隊長が心配してるって！？

うー、しょうがない、教えちゃうけど、
私は報告忘れてたんじゃなくて、怖くて戻
れなくなっちゃったの！
だって、聞かされてなかったんだもの、この
渓谷にいる動物のこと！
ありえなくない？チョー凶暴なんだもん！

あ、そか、ちょうど良かった。
私の変わりにあんた、調査記録持っていっ
てくれる！？

今、一度見直していて、
もう一回まとめてるから、あとで声かけて！

待たせたわね。
報告することが多くて時間かかっちゃった
わ。

こんな凶悪なところに私みたいな、
か弱い調査隊員が来ること自体間違ってるわ
よね？

しかも起伏は激しいし、
地図ないと全然迷うし！

でも報酬良いからしかたないちゃないけど
…。
ふぅ、なんで隊長見た時点で辞退しなか
たんだろ私。
ほんっと、状況みない適当な人なんだから
。

ん、あんた、腕が立ちそうって理由で、
隊長に私たちの創作依頼をされたんだっけ
？

ふーん･･･。実際ここまで来れたんだから、
腕は相当立ちそうね…。

実は私、もうひとつ調査記録を提出したい
のよ。

でも、その記録を完成させるには、
この近くに出現する「グリズリーの毛皮」が
必要なのよ。

…おねがい！「グリズリー毛皮」を20枚
取ってきてくれない！？

自分でやればいいのに

こ、こんな、か弱い調査隊員にできるわけ
ないでしょ！？

こ、ここから帰れないぐらいなんだし！

いい？

調査に使える「グリズリー毛皮」は、
極まれにしか手に入らないわ。

かなり手ごわいから、気合いれて頑張って
ね！

え、うそ！？
ほんとに取ってきてくれたの！？

し、信じられない…あんな化け物を倒しちゃ
うなんて…

で、でもでも！凄い助かったわ！

これでわたしの調査記録も完成するわ！

ちょっと待ってて、今まとめるから、
あとでもう一回話しかけて！

お待たせ！

これで私が提出したい記録は全部渡したわ
。
これらを隊長に渡してちょうだい。

ついでに代わりの人員についても言っとい
て！
もうそろそろ限界

はい、これで調査記録が全て揃ったわね。
私達の安否報告と一緒に、
これを届けてくれない？

あなたはどうするんですか？

…んー、私はもう少し調査するわ。
やっぱり何だかんだで興味深いし…。
はぁ、仕事人間になってるわね…。

で、でも！
た、たまにはまた来なさいよ！？
守られてあげるからね！

おぉ、隊員たちは無事だったか！

それに、ほぅ、調査記録までとな！

いやはや、ほんと苦労をかけたのー。
これはほんのばかしのお礼だ。

この手紙を隣のヤギ・・・
ではなく、じゃなくてジーフに渡し給え
心ばかりの品物を渡そう。

この先はますます険しい道のりが続くだろう
。
くれぐれも道中気をつけてな！

…あなた、なかなか腕が立ちそうですね。
どうです？
薬の材料集めを手伝ってくださいませんか？

あなたは？

おっと、申し遅れました。
私はキリウと申します。
スーマール帝国ではそれなりに
名の知れた薬剤師でしてね、
先の戦争の際にはバララント皇帝直々に
医師団への参加を要請されたこともあるんですよ。

この辺りに生息する、
「ストームワイバーン」の牙が、
それはそれは良い薬の材料になるのです
。

その「ワイバーンの牙」を、
集めてきてはくれませんか？

仕方ないな

集めてくださったら、私が調合した薬を差し
上げましょう。
ただ、相手はかなりのツワモノ。
気をつけてくださいね。

おぉ、すばらしい！
本当に集めてこられるとは思いませんでし
たよ！

いやはや、素晴らしい腕の持ち主だ。

また集めてきてくださったら、
その時も薬を差し上げますよ！