フリークエスト/LV61~LV65

どうやら冒険者のようね、
彼らの戦いに巻き込まれないうちに
早々に立ち去ることね。


何故、オーガとラマン神の手下が戦って
いるんだ？


奴等は、ある日この嵐の渓谷へ突然降り立
った。
そして彼らの、
オーガの居住地を奪ったの。
それ以来、住居を奪い返すため戦い続けて
いる。


私もこの地で彼らと共に暮らしていたけど、
同じく居住地を奪われた、だから協力して
いるの。


随分腕に自身がありそうだけど、
もし私たちに協力してくれるなら相応のお礼は
するわ。


雷神将(Lｖ65)を10体倒して、
倒した証拠を持ってきて頂戴。
もし成功すれば、奴等にかなりの痛手を負
わせられる。

雷神将(Lv65)を倒してきたようね、感謝す
るわ。
ラマンの手下とはいえ倒すとは、並の冒険
者じゃないようね。

ラマン神の手下と戦い続けるのか？

私はともかく、彼らの気がおさまらねいでし
ょうね。
オーガは頑固だから。

我らは忙しい。
お前になんぞかまっている暇はない。

何故、オーガ達と戦っているんだ？

お前、冒険者か。
怖いもの知らずにも程があるな。
…いいだろう、教えてやる。

我等は主より、この嵐の渓谷一帯を監視す
るよう命ぜられた。
しかしそれ以来、元々ここを居住地としてい
たオーガ共の襲撃を度々受けるようになっ
た。
だから応戦している、それだけだ。

見た所、そこそこ使えそうな奴だな…
我等の手伝いをするなら少しの間、滞在を
許してやるぞ？

オーガ共の軍の頭を警護する
オーガメイジャージェネラル（Lv64）を10
体倒し、倒した証を持って来い。

ほう。
小さき人間のわりにやるな。
褒美を受けとれ。

オーガ達と戦い続けるのか？

言ったはずだ。
我等は、主の命によりこの渓谷一帯を監視
している。
どんな理由であれ、相手が何者であれ。
我等は命令に従うまでだ。

用が済んだのなら、命を落とす前に立ち去る
ことだな。

む…どうやら随分修羅場をくぐってきたよ
うだ。

以前ここを通った時とは大違いだな。

そうですか？

そんなお前に頼みがあるのだが、
聞いてくれはしないか？

ここから遥か北方にあるラマン駐屯地に
ロームスケルトンというモンスターがいる。

そのロームスケルトンの背骨を…
かなり多いが、50本集めてくれんか？

実は私は大のスケルトン好きでな。

あらゆるスケルトンの骨を
コレクションしているのだが、
ラマン駐屯地は聞くところによると、
オーガ族とラマン神の軍勢が
睨み合っているような
危険地帯だと言うじゃないか。

素敵な趣味ですね

だろう？

いつかオリジナルのアレを作るのが
夢なのだ。

やってくれるよな？
「ロームスケルトンの背骨」を50本だ！
集めてきてくれたら良い値で
買い取るからな！
頼んだぞ！

お、おぉおお！
あの「ロームスケルトンの背骨」が
こんなに！

これで夢のスケルトンハウス建築の
野望達成へと一歩近づいた！

いやはや、たいした奴だ！
ほら、約束の報酬だ。

意識を失っていたギル様を
カイ様は熱心に看病したそうだ。

想い人を熱心に看病する。
素晴らしいことだと思わないか？

そう思います

まぁ、ギル様とは状況が違うのだが
私の母が寝たきりになってしまい
目を覚まさないのだ。
色々と手を尽くしているのだが
原因がわからなくてな。

…何かできることはありますか？

ん？
気を使わんでも良い…と言いたいところだ
が
私はここを離れるわけにはいかないのでな
、
無礼を承知で１つお願いしたいことがある。

カイ様が、目覚めようとしないギル様に
飲ませていた薬があるそうだが、
その薬の材料を取ってきて欲しい。

それはどこにあるのですか？

実際カイ様にその薬をお渡ししたのは
王宮に代々伝えてきた乳母なのだが、
数年前に他界してな、
正確な情報はわからんのだ。

一つだけわかっているのは、
高原地帯に住むワームから取れる体液だ
ということだ。
正確な場所はわからないがここよりも
北方にあるラマン神の駐屯地あたりを
探してみるのはどうだろうか。

覚醒作用があるとは言われているが、
まぁ、
本当に効果があるかどうかわからん。

だが、今はどんなものも試してみたいのだ。
頼んだぞ。

ありがとう、集めてきてくれたみたいだな。
お礼を受け取ってくれ。

これで目を覚ますかどうか分からんが、
早速試してみることにするよ。

まあ、これで駄目だったとしても
希望を捨てずに看病し続けるさ。
ギル様を熱心に看病し続け、
あの塔に単身挑まれたカイ様のようにな。

………ぐ

だ、誰かそこにいるのか？
すまないが、
目がかすんで…見えん…のだ。

大丈夫ですか？

何処の誰かは存じ上げないが、
こ、ここまで来るということは、
相当腕が立つお方のようだ……

頼む……私の話を聞いてくれないだろう
か。

……私はバビリム国より命を受け
この付近に生息するグライダーが持つとい
う、強固な爪片を集めにきた……。

しかし………ここまでの道のりはあまりにも
…険しく長かっ…ぐうっ。

喋らないほうがいい

見ず知らずのお方に頼むのは申し訳ない
が、
私の代わりに「グライダーの爪片」を20個集
め、
そしてバビリム西にいる衛兵、「ナズィール
」へ届けてくれまいか…。

私に何か用か？

グライダーの爪片を渡す

…ビターラの言伝で？
そうか、連絡が途絶えたのにはそういう事
情があったのだな。

…見ず知らずの冒険者よ、礼を言うぞ。
これ位しか差し上げられるものはないのだ
が、受け取っていただけるだろうか。

この爪片か？
…遥か彼方、赤い川を越えたその先の砂
漠にあるという国へ
これを使った細工物を献上したいと高官が
仰ってな。

…そんな顔をするな。
冒険者には理解しがたい世界もあるという
ことだ…

君と、
…そしてビターラのゆく道にイシターのご加
護あるように祈ろう…。

予想以上に警備が厳しい、か･･･。
･･･む、お前は？
ほう。アルラキーブが言っていた冒険者とは
お前の事か･･･。

ここで何をしている？

見ての通り、この城砦の調査だ。

この城砦は、かつてバビリムの建国時代に
建てられたと伝えられている。
故に当時に遺物が
埋蔵している可能性が高くてな。

我々は、それらを捜索し
持ち帰る命を受けている。
だが仲間の到着が遅く、
捜索が難航しているのだ。

･･･良ければ協力してくれないか？
勿論、相応の礼はするぞ。

フフッ、話がわかるようで助かる。

この城砦のどこかに埋もれている遺物を
捜してきてほしいのだ。

埋もれている場所が
どこなのかまでは解らん。
だが、この城砦内にあることは確かだ。

悪いが、急いでくれ。
余りここに長居はできないのでな。

金属片の周囲からわずかながら魔力を
感じる…。

これがアスラフの言う遺物だろうか？

慎重に金属片の周囲を掘り起こしてみた。

すると土の中から古びた箱が出現した。
更にその箱の中には「錆びた鍵付きの本」
が入っていた。

「アスラフ」が探していた物は
きっところの事だろう。

錆びた鍵付きの本からは
かすかな魔力を感じる。
その微量な魔力は
今にも消えてしまいそうだ･･･。

力が消える前にアスラフに届けなくては！

フッ･･･、これは間違いないな。
よく見つけてくれた、助かるぞ冒険者。

それは何だ？

好奇心旺盛だな･･･、だな。
見た所、当時に記された魔道書のようだ。
だが、ご覧の通り･･･鍵が付いている。
今すぐには
中を見られそうにもないようだ。
持ち帰り調査することにしよう。

持ち帰る？どこへ？

フフッ、冒険者は愉快だな。
あまり深い詮索はしない方がいいぞ。

約束の礼だ、受け取れ。