より詳しい説明は英語版ウィキへhttp://dwarffortresswiki.org/index.php/Macro
Dwarf Fortressをプレイするとはつまりキーボードを沢山打つということです。このゲームはマクロシステム(macro/keymap system)を備えています。 マクロを使えば多くの作業にかかる時間を節約できます。
Macroは、特定のキー操作を記憶し、自動で繰り返す機能です。
- 同じ形の部屋を大量に作る
- 斜めに道を掘る
- 持ち込むMeatを全種類1個ずつ選択する
- Adventure modeで石を投げ続けスキルアップとspeedアップを図る
など、様々な使い道があります。
使い方
1.Crtl + rでマクロの記録を開始する。左上にRECと表示される。
2.何か操作をする。
3.Crtl + rでマクロの記録を終了する。RECが消える。
4.Ctrl + pでマクロを再生。左上にPLAYと表示され、先ほどのキー入力が繰り返される。
操作
- Crtl + r
マクロの記録開始・記録終了
- Ctrl + p
マクロの再生
- Ctrl + s
選択中のマクロの保存
- Ctrl + l
マクロのロード
- Ctrl + u
マクロの繰り返し
(Ctrl+uを押した後、数字を入力。そしてEnterは押さずCtrl+pを押す。するとその数字の回数マクロを繰り返す)
- マウスカーソルを適当に動かす
マクロの停止。
もしうまく機能しない時には
マクロ実行中にマウスカーソルを動かすとうまくいかないことがあるようです。
また、PCのスペックが不足しているとマクロの実行速度を落とさなければならないようです。
速度を落とすには、DFをインストールしたフォルダ\data\init\init.txt内の
[MACRO_MS:15]
などとなっている部分の数字を50や100に増やし、Dwarffortressを再起動してもう一度マクロを設定・実行してみましょう。
この値は、個々の操作の間隔を1000分の1秒単位であらわしています。逆にこの値を小さく書き換えれば、マクロを早く再生できます。
Macroファイル
保存したマクロは\data\init\macros\にマクロ名.makとして保存される。テキストファイルなので、自分で編集することもできる。
例えば、
Enterキーを押す 右キーを押す 下キーを押す Enterキーを押す
というマクロをExampleという名前で保存した場合、このように保存される。
Example
SELECT CLOSE_MEGA_ANNOUNCEMENT WORLD_PARAM_ENTER_VALUE SETUPGAME_SAVE_PROFILE_GO D_BURROWS_DEFINE D_MILITARY_ALERTS_SET End of group STANDARDSCROLL_RIGHT CURSOR_RIGHT WORLD_PARAM_INCREASE A_MOVE_E End of group STANDARDSCROLL_DOWN CURSOR_DOWN A_MOVE_S End of group SELECT CLOSE_MEGA_ANNOUNCEMENT WORLD_PARAM_ENTER_VALUE SETUPGAME_SAVE_PROFILE_GO D_BURROWS_DEFINE D_MILITARY_ALERTS_SET End of group CUSTOM_CTRL_R End of group
End of macro
不要な部分を削除するとこうなる。
Example
SELECT End of group CURSOR_RIGHT End of group CURSOR_DOWN End of group SELECT End of group
End of macro