Bogeyman

Last-modified: 2016-01-08 (金) 22:44:57

英語wikiのボギーマンのページはこちら→http://dwarffortresswiki.org/index.php/DF2012:Bogeyman 


Bogeyman

Bogeyman(ボギーマン。悪いお化け。ñ)は夜に不用心に一人で旅したり野外で寝たりすると集団で襲ってくるnight creature。一匹ごとに体の形が異なる。あるボギーマンには角が生えていたりするし、別のボギーマンには羽が生えていたりする。
村人や町人から夜に一人で外を出歩くくらいならうちに泊まっていけと助言されるのはこのボギーマンが出現するからというのが理由の一つ。多くの若い冒険者にとっての禍の元であり、ボギーマンの執念深さは冒険者の経験不足、準備不足を露呈させる。
幸いなことに、世の冒険者達はいつの夜でもボギーマンに襲われるというわけではない。

ボギーマンを出現させない方法

実際、ボギーマンによる被害は以下のどれか一つ実践することで完全に回避する事ができる。

1.一人かそれ以上の仲間を連れて旅をする。
2.Shelter(シェルター。街や村の家など。)の中で睡眠(sleeping)/待機(waiting)して夜を避ける。
3.睡眠/待機/旅を、地下や、もっと隔絶された自然環境の中で行う。山、砂漠、海岸、海、湖。

*冒険者は夜にローカルマップを普通に歩いていたり、[T]キーのファストトラベルをしたりするとボギーマンのAmbush(待ちぶせ攻撃)に遭うことがある。

ボギーマンと遭遇してしまったら

ボギーマンに待ち伏せされた時には以下のようなメッセージが表示される。
You are surrounded by incessant cackling.(訳:あなたは絶え間なく高笑いする声に囲まれている。)
このメッセージを受けたすぐ後に4~6体のボギーマンが冒険者の周りに湧いてくる。

また、以下のメッセージは、
You are still surrounded by cackling.(訳:高笑いする声にまだ囲まれている。)
[T]キーのファストトラベルをしようとしたり[Z]キーの睡眠/待機を少なくとも一体のボギーマンが生きている時に行おうとすることで表示される。

もし冒険者のSPEEDが1000以上あるなら、ボギーマンから走って距離を取ることもできる。しかしながらどれだけ速く移動しても、夜である限りは、冒険者が遠くに離れればボギーマンはテレポートをして一瞬で距離を詰め追ってくる。冒険者がこの厄介な相手を追い払うのには3つの方法がある。

1.ボギーマンを殺す
最も明瞭な解決策。しかしあまり経験を積んでいない冒険者にとって最も難しい手段でもある。よく準備された上で実行されるべきである。冒険者のスキルが成長すれば最も楽な手段となる。ページ下部のボギーマンとの戦闘により詳しい情報がある。
2.日の出まで生き延びる
ボギーマンは朝日が天敵で、朝の到来と共に蒸発する。もしボギーマンを殺す実力が冒険者にないのであれば、朝日の到来に期待してそれまで逃走を続けるか、[C]キーから回避行動やブロック行動を設定しておくなどして極力戦闘しないことが生き延びる道となる。
3.安全なshelterに避難する
"Shelter"とはここでは遺跡となっていない建物のことを指す。誰かが住む穴(lair)や誰も住んでいない穴や聖堂(shrine)や迷路(labyrinth)や洞窟(cave)を指す。これらのような避難先を探し入ることができればボギーマンは消滅する。[Q]キーを押せば最寄りのshelterの位置を知ることができる。

上記三つの内いずれかに成功すると以下のメッセージが流れる。

The cackling fades away.(訳:高笑いする声は消え去った)

そして通常の冒険に戻ることができる。
注意しなければならないのは上記三つの内どれかでボギーマンから逃げ切っても、ボギーマンは世界から消滅していないという点。夜になればボギーマンは再度出現する。
しかしながら、もし冒険者がボギーマンとこういった駆け引きを一切したくないのであれば、世界生成時に"Number of bogeymen types"を0に設定することでボギーマンは世界に全く登場しなくなる。
ボギーマンはTitan(タイタン)やForgotten Beastより数は少ないが同じように世界生成時に生まれる。ボギーマンの一匹ずつ異なる姿形もこの時に決定される。ボギーマンの待ち伏せに遭うと彼らがそれぞれ違った体の構成をしている集団だということがわかる。
例えば何匹かのボギーマンには羽が生えており空を飛べる。しかし残りのボギーマンには羽が生えていなかったりする。また他のボギーマンには突き刺すのに使える角が生えていたりもする。
ボギーマンは殺されると何の害も発さずただ消滅する。分断された体のパーツがあるなら拾うこともできるが、それもすぐに消滅する。しかしながらそれらが消える前にファストトラベルすれば消えずに残ることもある。
ボギーマンは他の生物のように解体(Butcher)することができない。また、ネクロマンサー(Necromancer)によって生き返らせることもできない。
ボギーマンから襲撃されている間、[Esc]キーから"give up"を選ぶと夜に敗れたことになり(Give in to the night)冒険は直ちに終了する。この方法でゲームを終了すると、もしくはボギーマンに殺されて冒険を終了すると、Legends modeにdied in the the dark.と記載される。

ボギーマンとの戦闘

ボギーマンは高いagility(敏捷性)を持っているためスピードが速く、素手での戦闘能力と回避能力にも優れています。ボギーマンのパンチは痛く、冒険者の攻撃は当たりづらいようです。冒険者が低いweapon skillしか持っていない場合には中々当たりませんが、当てられるようになれば殺すのはとても簡単です。さらに、効果的な戦い方を知れば、殺すのはびっくりするほどユートピア容易なものになるのです。ここからは ボギーマンとの戦闘におけるTipsを記載していきます。

  • パニックにならない。助かるための手段を常に把握するよう心がける。慎重に策略を進めることは生き残るための鍵です。
  • 冒険者の体のサイズを利用する。ボギーマンは冒険者に比べて驚くほどに小さい体をしています。[C]キーでcombat preference(格闘方針)をcharge(体当たり)にセットし、こちらが攻撃するたびにボギーマンに体当たりし地面に転がらせましょう。こうすればボギーマンはスピードが落ち、冒険者はボギーマンより多くの手数を出せるようになり優位に立てます。
  • Wrestling(レスリング)スキルとそれを利用した戦術は使えます。ボギーマンはとても小さいので、冒険者に組み付かれると中々組み付きを外すことができないのです。ボギーマンは痛みを感じないため、腕などを骨折させても普通にそのまま殴ってきますが、脚を折ってやれば彼らのスピードを落としてやることができます。
  • 冒険者のスピードはボギーマンと戦う際の重要な要素です。遅い冒険者はボギーマンに囲まれて殺されます。ボギーマンより速く動ける者は明確なアドバンテージを持っているのです。

覚えて置かなければならないのはボギーマンを地面に倒せばスピードを奪うことができるということです。なのでできるだけボギーマンにchargeし足をすくってやりましょう。
脚を切断することでもボギーマンは倒れます。二度と立ち上がれなくなります。
もし冒険者が何か重い物を持っていてスピードが下がっているなら、バックパックごと地面に置いておくとか、もしくはボギーマンが近づいてくる前に重いものや鋭いものを投げつけてやるのも効果的です。
もし絶望的に冒険者のスピードが遅いのであれば、原因となっている装備を脱ぎ捨てることを一考するべきかもしれません。より速いスピードは冒険者が生き残るための秘訣のようなものです。装備を脱ぎ捨てるかどうか迷っている間にもボギーマンは攻撃してきます。攻撃されればされるほど冒険者は死に近づくのです。早い決断でボギーマンからの攻撃回数を減らすことは、攻撃そのものを回避しているに等しいかもしれません。
冒険者がヘルメットを装備しておけば、頭蓋骨を砕かれ脳をやられ一撃死する事態を防げるかもしれません。
ボギーマンはお化けですが生命体です。つまりボギーマンは脳にダメージを受ければ死ぬのです。首の切断でも、胴の切断(上半身と下半身の分離)でも死にます。過度の失血でも死にます。四肢を切断することや骨を折るのは朝飯前です。
しかしながら、他のnight creatureと同じく、ボギーマンは痛みを感じません。呼吸もしません。なので痛みによって怯むなどのペナルティーを受けませんし首を締めても窒息死しません。ことのことから、対ボギーマン戦で最も有効な武器はedged weapon(刃などの付いた武器)です。その武器のスキルが十分に育っていれば、容易にボギーマンの四肢を切断したり、心臓を刺して出血多量で殺すこともできるでしょう。ボギーマンは体も小さいので、頭部や下半身を切り離し殺すのも容易です。

  • なんとかして囲まれないようにしてください。もしボギーマンの集団が一方向から向かって来ているのであれば、冒険者は逆方向に逃げるように移動するべきです。こうすればボギーマンの集団ともろに戦わずに済みますし、もし冒険者に十分なスピードがあれば、一直線に並んだボギーマンと一体ずつ戦うことができます。その場合、最もスピードのある一体とまずは戦闘することになるでしょう。
  • ボギーマンに先手を取らせるな。もしボギーマンに冒険者を攻撃させたら、ボギーマンの高スキルのパンチで冒険者の骨が折れてもおかしくありません。死んでもおかしくありません。そこでまずはchargeを一度食らわせ、攻撃し、反撃される前に再度逃げるのです。
  • もしオッズが悪いな、分が悪いなと感じたら、躊躇せず逃走しましょう。覚えておかなければならないのはボギーマンを追い払うために殺す必要はないということです。夜の間だけやりすごすか、Shelterに入れればそれでいいのです。最寄りのtown、fortress、cave、lairを探しましょう。もし十分に高いスピードを冒険者が持っているのであれば、逃げきるのはとても簡単なはずです。ボギーマンがいくらテレポートで追いついてこようともすぐに引き離せるはずです。もしボギーマンが近づきすぎたら、一度だけchargeしてひっくり返してスピードを下げてやりましょう。その後逃走を続けるのです。
  • しかし何にしても大切なのはlosing is fun!を忘れないことです!