黒天使(up5797)

Last-modified: 2012-12-03 (月) 07:50:47

(up5797氏作)

改変×二次配布×
 

チェックしたつもりですが、誤字脱字不具合間違った表現等あってもご容赦を
この文章についてご自分で使う分には改変自由です。好きにしちゃってください
転載・再配布・改変版の配布を行う場合もご自由にして下さって構いませんが
その際はelona板(餅)テキスト改造総合スレに一言いただければ主に私が喜びます

 

こういう文章を書くのは私には難しい…

 

関連 黒天使ver2(up5797)
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%txtCalm,JP

黒天使は退屈そうに大きなあくびをした。 
「暇ねぇ… あなた何か芸でもしなさいよ」
「荷物を持つのはあなたの仕事よ? ほらほら頑張りなさい」
「もう少しまともな食べ物はないのかしら?」
「まったく、『ペット』のお世話は大変だわぁ…」
「さっさと行き先を決めなさい」
%txtAggro,JP
「うふふ…」
「少しは楽しめるかしら」
「ふぅん? 歯向かう気みたいね」
「いいわ、相手をしてあげる」
黒天使の瞳が生きた玩具を捉えた。 
黒天使の口元が妖しく歪んだ。 

%txtDead,JP
「この私が…」
「こんなの…、認めないわ…」
「ルルウィ様…」
美しい黒羽根が辺りに舞い散った。 
%txtKilled,JP
「無価値な豚」
「あら、もう終わり?」
「私に狩られたことを光栄に思うのね」
「もう少し頑張りなさいよ」
「おばかさん」
「あなたはどんな気持ちで死んでいくのかしら」
「んもぅ、血で汚れたじゃない」
「あははッ! いい格好だわ!」
黒天使は死に逝く者を蔑むかの様に見つめている。 
哀れな断末魔に黒天使は酔いしれた。 
黒天使は恍惚とした表情を浮かべた。

%txtWelcome,JP
黒天使は寝そべったまま気だるそうに手を軽く振って見せた。 
ふあぁと欠伸をしながら黒天使があなたの前を通り過ぎていった。 
「あら戻ったのね、お土産は何かしら?」
「いつ戻ったのかしら、たった今? あらそう」

%txtDialog,JP
黒天使はあなたを値踏みするかのような眼で見つめている。
黒天使はあなたと目が合うと妖艶な笑みを浮かべた。
フワリと一枚の黒羽根があなたの元に舞い落ちた。
「まだダメよ…、我慢なさい?」
「街を歩くのは私は好きよ。間抜けな面した男共の視線を一身に 集めるのはこの上ない快感だもの」
「そんなに物欲しそうな顔をしても『ご褒美』はあげないわよ?」
「そんなに私とお話がしたいのかしら?」
「はぁ…、暫く一人にしてくれないかしら」
「何か言いたいのなら早く言いなさい、私も忙しいのだから」 黒天使は爪の手入れをしながら適当にあなたの話を聞いている。
「愚図で鈍間でお馬鹿な私の可愛い子猫ちゃん さぁ私の為に  今日もせっせと働きなさいな」
「…邪魔よ、下がりなさい」                少し機嫌が悪そうだ。
「{aka}ねぇ…、あなたの異名にしてはちょっと立派過ぎないかしら?」
「天界と比べて地上はなんだか空気が悪いわ…。        食べ物も不味いし、水は飲めたものじゃないし」
「あなた、たまには面白いことでも言ったら?」
「本当にどうしようもない変態ねあなた。自覚あるんでしょう?」
「私のブーストという能力は筋力、器用、速度を一時的に大きく 向上させる能力よ。私以外にもう一人使える神の使徒が居た筈 だけど…、誰だったかしら」
「私と一緒に旅ができるなんてあなたのツマラナイ人生の中では ありえないほどの幸運よ。ルルウィ様に感謝するのね」
「私は神の使徒で唯一乗馬適正を持っているわ。        でも残念、私は『乗る』方が好みなの。うふふ」
「私の為に装備を集め、私の為に食べ物を用意し、私の為にお金 を貢ぐ。あなたは本当によくできた『ペット』だわ」
「あなたは私のものなの、私の許可なく死んだりするのはダメよ」
アンニュイな様子で佇む黒天使の姿は、           ただそれだけで蠱惑的であり神々しくもある。
考え事をしている様子の黒天使が足を組みかえる度に、    あなたの視線は釘付けになった。
ただ黒天使が傍にいるだけのはずなのに、          なんだかあなたは頭がくらくらして来た。
高純度の媚薬にも似た黒天使の甘い香りはあなたを麻痺させ、 脳髄が蕩けていく様な感覚さえ覚える。
黒天使にうっとりするほど魅惑的な笑みを向けられて、    あなたは今すぐ死んだとしても構わないような幸福感を感じた。
この美しい天使の為ならば、あなたは全てを投げ打ってもいい。と、時々思うようになった。
%endTxt