アップデートリスト編集

Last-modified: 2010-03-29 (月) 23:01:31

(質問の一覧)

 

アップデートリスト編集操作の詳細は、ヘルプの下記を参照してください。

画面説明 → アップデートリストファイル編集
 
 

 

Q2_08_1.【既存リストの修正編】

既存のアップデートリストにデータ修正をかける場合の操作は以下のとおりです。

 
  1. アップデートリストファイル編集を起動します。
    アップデートリストファイル編集起動
  2. 編集対象の既存アップデートリストを開きます。
    [ファイル → 開く] を実行
    ファイルを開く
  3. 修正をかけるアイテムを選択し(選択対象は色が反転)、編集します。
    編集開始
  4. アップデートの設定画面で、データの修正をします。
    修正が完了したら、OKで終了してください。
    編集完了
     
    [oh]
    修正中に間違えに気づいて元に戻したくなった場合には、規定値ボタンを押します。
    元に戻す
  5. 修正が完了したら、登録データのソートを行います。
    ソート開始
  6. 登録データのソートをしなくて良い場合は、そのままOKで終了してください。
    もし、データのソートを行う場合には、【登録データのソート編】の方法に従ってください。
    ソート完了
  7. 最後にデータの保存をして終了です。
    上書き保存
 
 

Q2_08_2.【既存リストの削除編】

既存のアップデートリストからデータ削除する場合の操作は以下のとおりです。

 
  1. アップデートリストファイル編集を起動します。
    アップデートリストファイル編集起動
  2. 編集対象の既存アップデートリストを開きます。
    [ファイル → 開く] を実行
    ファイルを開く
  3. 対象のアイテムを選択し(選択対象は色が反転)、削除します。
    アイテム削除
  4. 確認のダイアログが表示されるので「はい」
    削除前に確認
  5. 最後にデータの保存をして終了です。*1
    上書き保存
 
 

Q2_08_3.【既存リストへの追加編】

既存のアップデートリストにデータ追加をする場合の操作は以下のとおりです。

 
  1. アップデートリストファイル編集を起動します。
    アップデートリストファイル編集起動
  2. 編集対象の既存アップデートリストを開きます。
    [ファイル → 開く] を実行
    ファイルを開く
  3. アップデートの設定画面を呼び出し、【データの追加操作】の方法に従って追加します。
    複数のHotfixを追加したい場合は、追加操作を繰り返してください。
    [tip]
    なお、追加登録する順番は「公開された日付」の順で行うと、この後のソートが楽です。
    追加開始
  4. 追加が完了したら、登録データのソートを行います。
    追加したデータはリストの最後尾に登録されています。
    ソート開始
  5. データソートを、【登録データのソート編】の方法に従い実施します。
    データ追加時、データの並び替えは重要ですので必ず行ってください。*2
  6. 最後にデータの保存をして終了です。
    上書き保存
 

【データの追加操作】

  1. リストアップした Hotfixの情報のメモを用意します。
    • 公開された日付
    • サポートされているオペレーティング システム/対象となるOffice製品
    • Hotfixタイトル
    • 情報ページURL
    • Update.exe ダウンロード用URL
  2. 追加するHotfixを登録していきます。
    Hotfix登録
     
    複数のHotfix追加をする場合は、登録する順番を「公開された日付」の順で行うと、この後のソートが楽です。
    タイプHOTFIX(SVCPACK.INF) を取りあえずは選択
    分類Windows Updateの対象なので、Microsoft Update (必須項目) を選択
    登録キーHotfix KB番号(KB******)を挿入
    タイトルメモの Hotfixタイトル を挿入
    詳細情報リンクメモの 情報ページURL を挿入
    ファイルリンクメモの Update.exe ダウンロード用URL を挿入
    ファイルサイズ【ファイルサイズ取得】ボタンを押す
    リリース日メモの 公開された日付 を挿入
    (編集画面上の【リリース日取得】ボタンでの設定と一致しません)
    高度な設定
    実行コマンド
    Update.exeのコマンドoptionを挿入
    Windows OS用Update.exeの場合 「/Q /Z」 が一般的
    物によっては「/Q:A /R:N」という場合も

    ※分類の設定ルールについては、こちらを参照ください。
    ※登録キーの設定ルールについては、こちらを参照ください。

    [heart]
    例えば、Windows2000のアップデートリストに KB935843 を追加する場合、以下のようになります。
    タイプHOTFIX(SVCPACK.INF)
    分類Microsoft Update (必須項目)
    登録キーKB935843
    上位キーKB925902
    タイトルWindows 2000 用の更新プログラム (KB935843)
    詳細情報リンクhttp://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?
    FamilyID=fb630b61-f84f-4d4c-8e6c-0a7e8210a506&DisplayLang=ja
    ファイルリンクhttp://download.microsoft.com/download/d/f/1/df119229-ba5f-
    4bd8-b66b-ae2b71bf10dc/Windows2000-KB935843-x86-JPN.EXE
    ファイルサイズ1316208
    リリース日2007/04/18
    高度な設定
    実行コマンド
    /Q /Z

    ※KB935843は、KB925902用の更新プログラムなので、親子関係定義のため、
     上位キーに KB925902 をセットします。

    編集画面上でのデータ入力は、こうなります。
    Windows2000のリストにKB935843を追加
     
  3. 最後にOKで登録します。
 

上記の例の場合、アップデートリストファイルに以下のような記述が追加されます。

[KB935843]
TITLE=Windows 2000 用の更新プログラム (KB935843)
INFO=http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?<略>&DisplayLang=ja
FILE=http://download.microsoft.com/<略>/Windows2000-KB935843-x86-JPN.EXE
RENAME=
SIZE=1316208
TYPE=HOTFIX(SVCPACK.INF)
CATEGORY=1
TIE_UP=KB925902
XOR_KEY=
RELEASE=2007/04/18
RUN_ORDER=999           ← 仮の番号 (ソートをかけると設定されます)
CMD=/Q /Z
DECODE=0
DECODE_TYPE=
DECODE_GET=
IEXPRESS=0
IEXPRESS_LIST=
IEXPRESS_CMD=
COMMENT=
 

(参考)

 
 

Q2_08_4.【既存リスト間でのデータコピー編】

既存のアップデートリストに、他のアップデートリストからデータコピーをする場合の操作は以下のとおりです。

 
  1. アップデートリストファイル編集を起動します。
    アップデートリストファイル編集起動
  2. 編集対象の既存アップデートリストと、コピー元のアップデートリストを開きます。
    [ファイル → 開く] を実行
    ファイルを開く
  3. コピー元のアップデートリストを開き、コピー対象のHotfix定義を選択し(選択対象は色が反転)、コピーします。
    アイテムの選択は、以下の操作が行えます。
    • Ctrlキーを押しながら、ポイント選択追加
    • Shiftキーを押しながら、範囲一括選択
    コピー操作は、マウス右クリックで行えます。
    アイテムコピー
  4. コピー先のアップデートリストを開き、貼り付けます。
    アイテム貼り付け
  5. コピーが完了したら、登録データのソートを行います。
    コピーしたデータはリストの最後尾に登録されています。
    ソート開始
  6. データソートを、【登録データのソート編】の方法に従い実施します。
    データ追加時、データの並び替えは重要ですので必ず行ってください。
  7. 最後にデータの保存をして終了です。
    上書き保存
 
 

Q2_08_5.【登録データのソート編】

登録データのソートには、以下の項目があります。

  • [高度な設定]、[アップデートリストファイル編集]の表示順
  • HOTFIX(SVCPACK.INF)の実行順
  • HOTFIX(HOTFIXES.CMD)の実行順
  • HOTFIX(HOTFIX1.CMD)の実行順
  • HOTFIX(HOTFIX2.CMD)の実行順
  • HOTFIX(HOTFIX3.CMD)の実行順
  • HOTFIX(HOTFIX4.CMD)の実行順
  • HOTFIX(HOTFIX5.CMD)の実行順
  • HOTFIX(HOTFIX6.CMD)の実行順
  • HOTFIX(HOTFIX7.CMD)の実行順
  • HOTFIX(HOTFIX8.CMD)の実行順
  • HOTFIX(HOTFIX9.CMD)の実行順
 

ソート操作は以下のとおりです。

 
  1. ソート操作対象を選択します。
    ソート操作対象選択
  2. ソートをかけたいHotfix定義を選択し(選択対象は色が反転)、移動させます。
    順番は次のように設定してください。
    • 順番は、表示/実行 いずれもリリース日の順番が一般的です。
      ただし、HOTFIX(SVCPACK.INF)の実行順で 「QCHAIN」 だけは、一番最後に設定しなければなりません。
    • 親子関係にあるものは、「[高度な設定]、[アップデートリストファイル編集]の表示順」のみ、
      登録位置を移動させて、子が親の下に表示されるようにしてください。*3
       
      親子関係表示
     
    移動は、画面上の「上へ下へ」と、K/Bの「」キーにて操作します。
    なお、操作時は全画面表示にして行うと位置決めが楽だと思います。
    アイテム選択
  3. 各項目のソートが完了したら、OKで終了してください。
    ソート終了
 
 

Q2_08_6.【新規リスト作成編】

全く空の状態からの新規作成はできませんので、(ServicePackの登録・編集ができないため)
デフォルトアップデートリストの内容をコピーし、それを修正する、という方法で新規作成は行います。

 
  1. アップデートリストファイル編集を起動します。
    アップデートリストファイル編集起動
  2. 新規作成するアップデートリストの種類設定をします。
    [ファイル → 新規作成] を実行
    新規作成
  3. デフォルトアップデートリストのデータをコピーします。
    [ツール → 全アイテムに規定値をセットする] を実行
    規定値をセット
  4. 確認のダイアログが表示されるので「はい」
    YesNo
  5. これで、デフォルトアップデートリストのデータがコピーされました。
    規定値設定後
  6. まずは、アップデートリストの基本情報を設定します。
    ターゲットService Packのタイプを選択
    登録言語対象言語を選択

    ※せっかくですので、「作成者」「コメント」欄も設定しておきましょう。

    基本情報設定
  7. データの一括削除操作に向け、削除時の動作設定を変更しておきます。
    [オプション → 削除前に確認する] のチェックを外す
    削除前に確認しない設定
  8. 必要の無いHotfix定義を選択し(選択対象は色が反転)、削除します。
    アイテムの選択は、以下の操作が行えます。
    • Ctrlキーを押しながら、ポイント選択追加
    • Shiftキーを押しながら、範囲一括選択
    削除実行
  9. とりあえず、一端保存をしておきます。
    [ファイル → 名前を付けて保存] を実行
    名前を付けて保存
  10. 削除時の動作設定を元に戻しておきます。
    [オプション → 削除前に確認する] のチェックを入れる
    削除前に確認する設定
  11. これ以降は、「既存リストの修正/追加/削除編」の方法に従ってください。
 
 

*1 削除だけの場合、ソートは必要ありません。
*2 親子関係定義をした場合などは、特に重要です。
*3 実行順の設定は、リリース日の順番で大丈夫です。