海外で出されたFFタイトル。対応ハードはゲームボーイ。
日本未発売のFFといえばそれは確かなのだが
実は「サガ」シリーズのGB版3作がこの名前で販売されたもの。
一部に仕様変更があるものの、基本的に内容は変わらない。
ちなみにFFのシステムをほぼそのまま載せたサガ3時空の覇者は、
国内では「サガ」シリーズゆえに内容が普通すぎて評価が微妙と言われているが
海外ではご覧の通り「FF」シリーズになっているので、そこそこ評価は高いらしい。
- 日「魔界塔士 Sa・Ga」 ⇒ 米「THE FINAL FANTASY LEGEND」
- 日「Sa・Ga2 秘宝伝説」 ⇒ 米「FINAL FANTASY LEGEND II」
- 日「時空の覇者 Sa・Ga3 [完結編]」 ⇒ 米「FINAL FANTASY LEGEND III」
ついでに、日「聖剣伝説1」も、米「FINAL FANTASY ADVENTURE」として発売。
アメリカのGBはまさにFF祭だったわけですね!
ちなみにサガ3といえば「くいだおれ」が登場する事で有名だが、
FFL3では当然ながらグラフィックが変更されて全く別物のモンスターになっている。
- 他にもシスターに武器を持たせるのはまずいということで普通の女戦士にされていたり、
若いくせに賢者とはけしからんということで(?)じいさんにされていたり。
アメリカンジョークの意味がわかんねえ。 - 医者とナースの格好をしたモンスターもグラフィックが変更されている。ヤバかったらしい。
FFL1では、日本版でのラスボス「かみ」の名前が「Creator」になっていた。
後のFF4TAでも似たような立場で「クリエイター」が出ている。
- FFL2のラスボスは「防衛システム」だったのが「Arsenal」(軍需工場)になっている。
- セリフ中では「Security System」と呼ばれている。
文字数制限が日本版と全く同じ。
味方キャラにつけられる名前は4文字まで。もちろんアルファベットで。短すぎる。
後に携帯アプリで、これとよく似た名前の『ファイナルファンタジー レジェンズ 光と闇の戦士』も登場。
内容は無関係のようだ。
- 上記のFFレジェンズは海外版では「FINAL FANTASY DIMENSIONS」と名称が変更されている。
おそらく既にFF「レジェンド」が海外で発売されているための措置であろう。
ならば最初から「レジェンズ」なんて名前を付けんでも……と思ってしまう。- ちなみにFFレジェンズは別に「次元」がキーワードとなっている話ではない。
「光と闇の戦士・世界」という二つの対立軸、というニュアンスが
英語の「DIMENSIONS」には含まれているのかもしれない。- 光と闇のふたつの世界…の「世界」の部分を「次元」と意訳すればまぁ…
- ちなみにFFレジェンズは別に「次元」がキーワードとなっている話ではない。