FF9
ネズミ族の男の子。
タンタラスの劇を見るためアレクサンドリアを訪れていたビビに後ろからぶつかって初登場。
こけたビビに対して「おまえっ、ジャマなんだよ!!!」と言ったり、最初の印象はあまりよくない。
だがお芝居のチケットが偽物と判明してがっかりしているビビに
「自分の子分になれば劇を見せてやる」と言い放ち、
本当に家屋の屋根から観客席に連れて行ってくれたりと良いキャラである。
劇のタダ見がバレて逃げだした後は、クレイラの樹でアントリオンに襲われているという場面で再登場。
この時にブルメシアのパック王子であることが判明。
昔、ブルメシアを出て行方不明だったことがフライヤから語られる。
- フライヤが旅に出たひと月後にブルメシアを出奔し、5年になるとのこと。出奔当時いくつだったんだろう?
実はその間に世界中を旅し、記憶喪失のフラットレイを発見し、
ブルメシアの危機を知って共にクレイラの樹へやってきたということらしい。 - 世界中を旅した経験からか(或いは本人の気質か)、王族という身分が想像出来ないほど世俗慣れしている。
ガーネットと比較すると殊更顕著。
EDでは再びアレクサンドリアにおり、ビビの子供にやっぱり後ろからぶつかっている。
ちなみに一番最初にぶつかる所では避けようとして道を開けても直角に曲がって無理やりにぶつかってくる。
- ちなみにギリギリでマップの切り替えが起こるので実はぶつからない事が出来る。
が、イベントが進まない(ハシゴを持っていかない)のでやっぱりぶつかる羽目になる
勘違いするプレイヤーも多いだろうから追記するが、ビビが掴まされた偽チケットとは全く関係ない。
その証拠に、ぶつかる前にメニューを開き、アイテム→だいじなものでおしばいのチケットを見てみるとしっかり「きみの仔猫になりたい」と書かれているのだ(上演されるのは「きみの小鳥になりたい」)。
また余談だが、ビビとはクレイラ崩壊を機に2度と会えなくなる。上記の通りエンディングでフラットレイと共に生存が確認されるが、ビビの方は…
ある意味ビビの短い人生に最初の大きな切っ掛けを与えたキャラであり、最初の友だちになったキャラでもある。
もし彼とぶつからなかったら、偽物のチケットと知った後クワン洞でひっそりと止まっていたかと思うと…。
- そんなの悲しすぎるよ…
ビビの子供たちはパック王子のことをビビから聞かされており、ビビにとっても大切な出会いだったのだろう。
FF1(GBA版以降)
シーフのデフォルト名のひとつになっている。