FF7
ストーリー本編の5年前、豹変したセフィロスを背後から突き刺した際のクラウドの台詞。
幼少期、クラウドはティファと共にニブル山の吊り橋から落下してしまい、
クラウドのせいと思い込んだティファパパにひどく叱られてしまう。
セフィロスのように強くなれば、ティファに認めてもらえるかもしれないと思ったクラウドは
ソルジャーになることを決意して村を出る。(結局ソルジャーにはなれなかったが)
その後、そんな憧れのセフィロスやザックスと共に、魔晄炉の調査のために故郷を訪れ、
会ったのは母親だけだが束の間の里帰りを果たす。
しかしそんな中セフィロスが豹変し、村を焼き払われ、母親や友人を殺され、
幼馴染のティファ、親友のザックスを傷つけられてしまう。
怒りのクラウドはニブル魔晄炉で、ザックスのバスターソードを使ってセフィロスを背後から突き刺す。
憧れの英雄に母親と故郷を奪われたクラウドの怒りや悲しみが感じられる台詞である。
セフィロス「ぐうぉぉ……だ、だれだ」
クラウド「母さんを……ティファを……村を返せ……」
「あんたをそんけいしていたのに……あこがれていたのに……」
ザックスの場合の台詞は「セフィロス 信頼してたのに――」となる。
- ちなみにカームの回想ではクラウドは「セフィロス……信頼していたのに……」と言っていた。
CCFF7でのザックスの台詞はこれを基にしていると思われる。
その後の作品で、クラウドは元あこがれの英雄から、
嫌というほど付きまとわれることになる。
- 流石にウンザリしているのかDDFFではセフィロスのエンカウントボイスに「もういいだろう…」と返す。
全部平仮名なのがミソだね、クラウドの幼少期からの赤裸々な想いも入った感じがさ。
ラストオーダーで再現されたシーンの櫻井氏の演技もグーだった。
- クラウドの悲しくて必死な気持ちがよく出ていると思う。CCFF7でも聞きたかった。
小さい頃に父親を亡くして、母親が女手一つで育ててくれ、
幼い頃は内気な性格も災いして仲間の輪に加われず、話し相手はほぼ母親のみだっただろうし、
久々の再会でも母親はクラウドの成長を大いに喜んでいた。
そんな母親を憧れの人に殺されたんだからクラウドにとっては尚更つらい事件だっただろう。
いたスト30th
クラウドのスタンプの一つに、この台詞の前半部が採用されている。
「あんたを尊敬していたのに…」(涙目)