FF10
ルカでのユウナの台詞。
アーロンから衝撃の事実を知らされたティーダに対して、多少無理にでも明るく振舞わせようとするユウナのこの台詞の捉え方はプレイヤーによって色々異なる。
だが、若い男女の会話と思えば案外しっくり来るのではないか(と思う)。
この後ジョゼ街道での、キマリも笑顔の練習をしている、という所が少し微笑ましかった。
- キマリの笑顔は、猫科動物のフレーメン反応に似ている。
一見しょうもないやりとりではあるが、「自分の命と引き換えに」シンを倒そうとしているユウナが他人に教えられるような笑顔の練習法を編み出していたとすれば、かなり考えさせられるものがある。こういったシナリオの進行による意味合いの変化を狙ったであろうシーンがFF10には多い。
「あ!は!は!は!は!は!は!」
ティーダのわざとらしい笑い方をユウナも真似し、仕舞いには二人ともマジ笑い。
バカップル化の片鱗が伺える。
で、この状況を他の仲間に見られ、「何見てんだよ!」とかティーダはいうわけだけど。
DDFF発売記念の 「Historical Compendium」のFF10にもこのセリフが登場する。
DFF
DFFではShade Impulseのチャプター4「決戦」にてティーダが
ティーダ「よっしゃ!カオスのとこまでもう一息!……ほら、みんな笑えって。こんな時こそ笑顔の練習!」
という。
ボイスはついていない。
約三名ほどハードルの高い人もいるが気にしない。
- FF8EDのスコールは笑顔の練習不足なんですね。わかります。
原作でも終盤のティーダは消える運命を持ちながら笑顔で振る舞おうとしていたのだろう。
「祈り子の夢」の説明文にも「避けえない運命から目をそらさず 笑っていられればそれでいい」と書いてあったしな。
しかしこのセリフといい、「思い出してくれよな」といい、ティーダは彼女のセリフをまねたのが多い。
もしかして……彼女のこと思い出しはじめたのかな?
DDFF
今回はクラウドのストーリーでティーダが早速言ってくれる。
「クラウド 顔が暗いッスよ!そのうち笑顔の練習しないとな」
あとWoLのストーリーでも「あとさ、たまには笑顔の練習とか──って今はそんな場合じゃないか」って言っている。
このセリフのおかげか、ストーリーモードでもエンカウントボイスでも
ユウナはジタンに「笑顔のほうが似合う」なんて言われる。
わかるようなわからんような。
ついでに言うとティーダ→デスペラードカオスのエンカウントボイスは「笑顔のままで終わらせてやる!」である。
てか、ユウナも登場しているのに彼女より彼の方がこの手の発言を言うのが多い気がするんだがどうしてなんだろう?
- 言った側は深く考えずに自然に言った言葉が他の人に大きく感銘を与えることもある。
ティーダや(DDFFにはいないけど)10本編のキマリにとっては後に持ち出すほど印象深かったんだろう。
DFFAC
ユウナのシンボルチャットとして存在。
笑い声を含むチャットは様々なキャラに存在するため割と返答は帰ってくる。(ファファファ等)
- ティーダには笑い声含めしっくりくるシンボルチャットが特にないため、
原作の掛け合いなのに返答に困るという『笑えない』事態になる事も…。
FFB
モーグリの酒場にてユウナに経験値の書を使用するとこの台詞を言う事がある。
いたスト30th
ユウナのスタンプの一つとして、この台詞が採用されている。
イラストは泣き笑いなので、つらい時にどうぞ。
余談
2012年にレベルファイブから発売された『タイムトラベラーズ』でこのネタがそのまま使われているシーンがある。
ディレクターのイシイジロウ氏はFF10で笑顔の練習を書いたシナリオライターに初対面で
「笑顔の練習、使わせてください」とお願いし、快諾してもらったという。