FF4
トロイア城の堀にいる一匹のカエルがこのセリフを言う。
トードでカエルになった人がカエルの素晴らしさを噛み締めているか、
ミスリルの村のカエル君が紛れているのかは不明。
取り敢えず、カエルの何がそんなに良いのか教えて欲しい。
アリのステーキが美味しいのか?
カエルが喋る事は異様なことだが、ミスリルの村にしてもこっちにしても、ファンタジーだからか殆どツッコまれていない。
- トロイアの町でのぞきをしている老人がいたべよ
カエルならバレないので…って意味だべ。 - プカプカいってる蓮(?)に揺られて、のほーんと過ごすのは幸せではないのか。
カエル自体ぷにぷにしてるし。 - 水の上や水の中を自由に泳げるなんて素敵じゃない?
ギルバートの歌う「かえるのうた」はカエルの讃美歌で、それを聞いた者がつられてカエルになってしまうんじゃないか。
と言う妄想が膨らんだが、真相は謎である。
モトネタは週刊ファミコン通信(当時)に連載されていた吉田戦車のゲーム4コマ漫画『はまり道』。
FF3発売当時に発表されたものに
「カエルはいいな」
「ああ、カエルはいい」
「もう世界を救うとかクリスタルとかほっといてこのままずっとカエルでいようか」
「いいねそれ」
……という、「カエル姿にうっとりする光の戦士たち」を描いたネタがあったのだ。
未見の人はぜひ原作を探して読んでみて欲しい。あなたもカエルの素晴らしさがきっと理解できる。
カエルはいいんだよ。だってカエルなんだぜ?
- 『はまり道』の単行本は2010年現在絶版だが、件の漫画は『吉田戦車のゲーム漫画大全(兄)』(ビームコミックス)にも収録されている。こちらはまだ絶版になってはいないので容易に入手できるはず。
なお、読者のウケがよかったのか吉田戦車が気に入っていたのかはわからないが、このネタから発展したとおぼしき4コマも多数描かれている。
FF4(DS版)
DS版だと微妙に変更されており、
「カエルはいいよな…。」になっている。
しかもこの台詞を言うカエルが2匹になっている。
こっちに同意を求めているのだろうか。求められても困るのだが。
FF5
実はFF5でもこの台詞を喋るカエルがいる。
こちらはウォルスの町の水路で、「カエルはいいなあ」と台詞が若干違っている。
やっぱり何がそんなに良いのかは不明。
GBA版では台詞にバッツの顔グラが表示されている。
憧れてたのか!?
- 元々バッツの台詞として設定されていたのか、移植の際にNPCの台詞と主人公の台詞を混同したのか、気になるところではある…
- スマホ版では顔グラは表示されないので、GBA版限定の誤植かもしれない。
余談
トロイアもウォルスも水が豊富な土地で、見た目も似ているのだが、
トロイアは「土のクリスタル」、ウォルスは「水のクリスタル」と、関係するクリスタルは別である。
個人的には、トロイアが水のクリスタルに関係してた方がしっくりくる。
- トロイアは土で豊かな大地でカエルなど多数居るという意味じゃないか?
- 最大の違いは、トロイアは森に囲まれた場所だということ。この辺りが土のクリスタルを象徴しているような気がする。
クラウドはカエルになるのはだいきらいらしい。