FF7
「ボクも、この星を守るんや!
なんや、照れるなぁ……。
このおんなじボディのんがぎょうさんおるんやけど、
このボクは、ボクだけなんや!
新しいケット・シーがなかまになってもわすれんといてな」
FF7の名シーン。
ゴールドソーサーにてスパイとバレ、人質をとってまでしたケット・シーがクラウド達に黒マテリアを入手するために任された時のセリフ。
ケット・シーが自分を信じてくれたクラウド達にとても感謝し、彼が本当の仲間になった瞬間である。
- 名シーンであり感動するシーンなのだが…
直後に「こんにちは!ボク、ケット・シー2号です」
なんて新しいのがやって来るのでもう…
後に中の人がいることも判明するし…
いささか感動が半減した気がしないでもない。 - リーブの能力(インスパイヤ)は機械に命を吹き込むことであって、
二十四時間リーブが操作し喋らせているわけではない、
と考えると、この台詞はケットシー1号自身の台詞であって、
リーブの存在が感動を半減させることは無い。
さらにはケットシー二号があまりに早く登場するために
クラウド一行は一号固有の人格が存在したことを
意識することもなく、
それを知るのはただプレイヤーのみ。
スパイ発覚時の「ボクを壊すんですか?そんなんしても、ムダですよ。この身体、もともとオモチャやから。」
という軽々しい台詞から一転した重みのある台詞である。
DCFF7で何度も死なせてしまった後にみると非常に申し訳なくなる台詞。
- ぜひとも石川声で聴いてみたいものである。
FF25周年&FFVII 15周年記念の声優イベントで、「~なんや照れるなぁ」までが石川ボイスで再現された。