FF6
魔列車の食堂車でのマッシュのセリフ。
マッシュのような豪快な大食漢にふさわしいセリフで微笑ましい。
しかし、得体の知れない物が調理した、得体の知れない料理を疑いもせず食べるとは。
カイエンはおびえて制止するが、空腹マッシュは聞く耳持たず。
育ちが良いので、良い物と悪い物を見分ける眼くらいは持ち合わせているのかもしれない。
食べ方も男らしく豪快に!かと思いきや、静かにモグモグと食べていた。
王子様なのでマナーはしっかりしている。
そのことは、ガウの対面イベントで、
ガウに厳しくマナー指導する姿からもうかがえる。
- 見た事がある人にしかわからないと思うけど「カリオストロの城」に出てきたような豪快な
食事シーンを想像していたら意外と上品で驚いた記憶がある。
上にも書いてあるが「ああ、やっぱり王子様なんだな」と認識させられたシーン。
間違っても熊ではないぞ、ティナ。
「山ほど持ってこ~い!」と言っているが、料金はどうするつもりだったのだろうか?
雰囲気的に結構高そうな店だったし、たくさん食べたら代金がエライことになりそうである。
結局は無料で食事を提供してくれたから良かったが……。
- プレイヤーが使える金とは別に持ってる可能性もある。
- そこにツッコんだら、材料は何処から仕入れるのかといったことも指摘するべき。
というか、魔列車の行き先である死後の世界に、現世の通貨が使えるかも分からないし。
え、SOR? - それを言ったらほかの乗客はどうなんだと言う疑問も出てくる。死人が都合よく金銭を持っているとは限らないし。
- 列車内に幽霊の道具屋がいてギルで買い物できるがそれは
- あの世ではギルなんて役に立たないから使っちまえという誘いだったりして。
- 日本の仏教における六文銭のように、現世の通貨が死語も使える事例は世界中にも案外存在する。というかこの六文銭は渡し賃として必須である。
魔列車に閉じ込められて脱出困難だと思われてる状況こそ、しっかり腹ごしらえした方が前向きになれるし、そんな時に暗い顔で食事をするのは余計に精神的に堪える。
だからこそ元気に振舞ったのではなかろうか。
こうした「気持ちの切り替え」は現実でも大切なことなのだろう。
死者の国のものを口にすると、死者の国から出られなくなる「ヨモツヘグイ」というものが日本にはあるが、どうやらFF6の世界にはそんなものはないようである。
- こと座の逸話もオルフェウスの妻が死者の国のものを食べたのが発端なので洋の東西は問わない。FFスタッフがそういう話を知らんとは思えないし、意図して触れていないのでは。
- それって究極の合成屋の妻の話では。
- 一応知らない人のために解説すると、冥界のザクロを食したペルセポネのこと。
- 魔列車はあくまで現世と冥界をつなぐ鉄道なので、この料理も必ずしも冥界側のものではないのかもしれない。