ミニゲーム/【チョウ探し】

Last-modified: 2024-04-21 (日) 09:13:49

FF10

マカラーニャの森の中央部と北部のマップで行えるミニゲーム。
制限時間以内に、マップ内の特定の場所に居る7匹の青いチョウを探す(触れるだけでOK)というもの。
無事全てのチョウの発見に成功すると、賞品としてアイテムの入った宝箱が出現する。
ただし、マップ内には赤いチョウも配置されており、これに触れるとザコ敵との強制戦闘になってしまう。
挑める時期には3段階あり(ベベル突入前/ベベル突入後~飛空艇入手前/飛空艇入手後)、
どの時期に挑んだかによってミニゲームの難易度と貰える賞品が変わる。


チョウの当たり判定はかなり大きく、また見た目にも分かり難い。
陰に隠れていたり、画面外から突然現れたりすることもあるため、全ての赤チョウを避けるのは至難の業。
また、赤チョウ接触時のザコ戦は逃走不可能な上にこちらの与えるダメージが1/2にカットされ、
おまけに戦闘前後のラグがタイムロスになるという厭らしい仕様となっている。
それでも飛空艇入手前なら赤チョウに1~2回程度接触しても間に合うのでまだ良いが、
飛空艇入手後は1度も赤チョウに触れずにノンストップで青チョウを全回収しなければ
まずクリア不可能という凄まじい難易度に変貌する。
雷平原の落雷避けやナギ平原のとれとれチョコボなどと並び、FF10の凶悪ミニゲームの1つとして恐れられた。
クリアするためには青チョウ・赤チョウの位置を正確に把握する記憶力と、
赤チョウを全て避けつつ青チョウだけに触れる操作技術、そしてそれを最後まで維持する集中力が必要となる。

  • 当たり判定の大きさゆえに、緻密な操作技術よりも移動ルートの記憶力が問われる。
    チョウの場所ごとに「手前」「奥」のどちらを通るかを決め、下手なアドリブは混ぜずにしっかりパターンをなぞるのがコツ。

飛空艇入手後にこのミニゲームを中央部・北部の両マップでクリアすると、
キマリ七曜の武器ロンギヌスの最終段階強化に必要なアイテム「木星の聖印」が手に入る。
しかし、頑張ってクリアしてもご褒美がキマリ用ではあまりにも割に合わないと感じたプレイヤーは多く、
完全に放置を決め込まれるケースもしばしばあった。

  • 必死こいてミニゲームをやって、聖印を手に入れたはいいが、「キマリ使わねぇじゃん」となった人もいるのでは?
  • キマリ用じゃなければもっと多くのプレイヤーが挑戦していたかもしれない。
    「何だよこんな面倒なのにキマリ用かよ…もうミニゲームやめた」
    と、改造武器に走る(もしくはキマリそのものの育成を放置)プレイヤーが多々いたと思われる。
    • 仲間はずれが1人より2人いた方が何か安心感がある。
    • 難しい難しいと言われるが、1時間もあれば蝶の配置覚えて突破するくらいなんて事無かった気がする。
      ほとんど最初に手に入れた聖印だったし、逆にこれでキマリの一軍が確定したくらいだった。
  • 他の雷避けやチョコボの方が格段に難しいと思う。これは覚えれば比較的楽。蝶の判定にイラッとするけど、これで投げ出すようでは雷避け連続200回なんて夢のまた夢だろう。

ゲーム自体は短いので何回かやっていれば自然に蝶の配置は覚えられるようになると思う。
移動するときは赤を避けながら青から次の青へと直線状に移動する。
十字キーでは思い通りに動いてくれないので、アナログスティックの使用を推奨する。


ティーダ「俺達も聖印を集めてくるからキマリはここに残って聖印取っといてくれ!頑張れよ!」
キマリ「えっ…。」


最短距離で突っ走ってラスト付近で赤チョウに当たった場合でも、
戦闘終了後走ればぎりぎり最後の青チョウに間に合う場合もあるみたいです。
実際1回ミスったけどダメ元でラストまで突っ込んで見たら聖印取れてビビった。


ストーリーが進むと景品も変化する。
最初に訪れた時点では難易度は低いが、赤チョウの敵に苦戦しやすいので注意。


凶悪とか神レベルの難易度とか言うコメントが散見されるが、落雷よけに比べれば遥かに容易。
最高難易度でも青7匹、赤21匹の配置。
何か所かの注意すべき赤チョウの集団を把握してしまえばいいので、そんなに暗記量もいらない(と思う)
マカラーニャのモンスター捕獲と一緒に行うと、赤チョウに当たってもイライラしないのでおすすめ笑

  • それでも凶悪、神レベルの難易度には違いなく、かつ訓練所制覇は3人で十分なので、これがきっかけでキマリは永久2軍行きになりやすい。

第一段階は中央部でMPスフィア、北部でエーテル
第二段階は中央部でラストエリクサー2個、北部でエリクサー2個
第三段階では片方をクリアでテレポスフィア、もう片方をクリアで木星の聖印がもらえる。
第一、第二段階は挑戦できる期間が限定されているが、賞品はここ限定の物でないので無理にやらなくても良い。
第三段階では木星の聖印を取るためには両方のマップをクリアしなければならない極悪仕様。
ちなみにゴール付近にいる青い蝶はエリアチェンジラインのギリギリにいる事もあり、全ての青い蝶に触れた!と安心した瞬間進み過ぎて隣のエリアに入ってしまい、折角出た宝箱を取り逃してしまうことも。
マップが切り替わるとやり直しになってしまうので要注意。


HD版だと明らかに難易度が下がっている。
具体的に言うと赤いチョウに触れた時のタイムロスが短くなっている模様。
なので聖印入手を目指す時でも1回触れたぐらいではまだ十分ゴールは可能なレベルになっている。
だがチョウの配置や当たり判定までは変わっておらず、さすがに2回触れるとゴールは困難になってしまうが
鬼畜難易度が高難易度に変わっただけでも十分敷居は下がっていると言えるだろう。

  • 中央部ラストの逆コの字カーブで二回当たったが、ゴールできた。ここが一番の鬼畜ゾーンなので、ここを強引に突破できるのは非常に大きい。
  • 蝶の配置と移動ルートをある程度覚えて何度か繰り返せば普通に成功できるレベルの難易度になっている。
    非常に有り難いのだが、どうせならチョコボと雷の方も調整してほしかったものである。

キマリ用だからといって放置されることが多いが、これをクリアするか否かで訓練場を始めて間もない頃のジャンボプリン戦の難易度が全然違う。
キマリをユウナルートに進めていればアニマのペインがカンストするより大分早い段階でサンシャインがカンストするので、シェルとハイメガバオール込でアルテマを耐えられる耐久があれば聖戦の薬やたくすを駆使して安定してオーバーキルを狙える。


HD版では、三大鬼畜ミニゲームのほか2つがトロフィー入りしたが、残るこれだけはトロフィーの対象外となっている。
そういう意味でもあまり深入りしないほうがいいミニゲームかもしれない。


プレイ前にアルティマニアや各種攻略サイトで蝶の配置やオススメルートを確認しつつ
何度か試走をしてティーダの操作や蝶の判定を体感し慣れればそうそう厳しい言葉が出るほど難しいミニゲームではない。
どうあっても長丁場になるブリッツや雷避けと違い、ミニゲーム自体はものの10秒足らずな点もgood。


ここまでのコメントを見ると分かる通り、体感難易度にかなり個人差が出やすい。
理由としては、求められるのが完全なプレイヤースキル、それも「移動パターンの構築・暗記」や「正確な操作」といったRPGでは普通必要とされない種類のものであることが考えられる。
求められる能力はもはやアクションゲームのそれである。


各所の話ではチョウの見分けに難儀した人が多かったようである。
10発売当初の一般家庭に普及していたブラウン管中インチテレビに映し出された薄暗い背景とマッチした赤青の小さいチョウを、各個人でバラつきのある視力で、前情報や下調べなしで正確に見分けるのが難しいという理屈は確かに頷ける。
現在は高画質化したリマスター版や安値で手に入る高インチテレビにより鮮明に大きく映し出され、攻略情報も充実している為当時手こずっていた人も今試してみればあっさり取れるのではないだろうか?