元ネタはギリシャ神話に登場するふたごの戦士。
神の娘ヘラに恋をしてしまい、なんとかその願いを成就させようとする。
- FF13-2では強力な体術の使い手としてノエルの前に立ちふさがる。
FF13-2
ノエルとセラの行く手を阻むボスとして登場。
ヤシャス山AF010年で出現する。
パドラ山脈の特定の研究員に話しかけると何の前触れもなく襲いかかってくる「不可視の侵入者」。
その姿はゴグマゴグに酷似しており、空間の歪みから上半身だけ出している。
ゴグマゴグが赤っぽい体色に加え、コイツは対称的に青っぽい体色をしている。
物理&魔法耐性が「耐久」なのでダメージがいまいち与えづらい。
その上、デプロテ・デシェル・バイオ・ウィーク・カーズ・ペイン・フォーグを無効にする。
戦闘スタイルは簡単に言えばゴグマゴグの上位互換で、アイツより頭を使っているし威力自体も高い。
バトル開始はルインガと摩天掌を繰り返すだけだが、
しばらくすると、バリア技の因果結界を使い、なおさらダメージが与えづらくなる。
デプロガまたはデシェガでこちらを弱体化させてから、攻撃技で大ダメージを与えていき、その弱体化魔法をくらう際に生じるブラッドダメージもバカにならない。
HPが残り50%以下になると天地鳴動を使い全体に大ダメージを与えてくる。
実はFF13-2のバトルアルティマニアでコイツの全体像が公開されており、
その全体像はゴグマゴグの三戦目に全くソックリであった。
その姿は「悍ましい」の一言につき、全身に釘やらワイヤーやら布やらが痛々しく縫い付けられており、
下半身は一つなのに、上半身は二つあり、まるで双生児のような姿形をしている。
二つの頭部は包帯で覆われており伺い知れず、青色と紫色が毒々しく混じった体色をしている。
コイツは正体も性質もストーリーには一切絡んでこないため、全く解らない。
見た目が似ているゴグマゴグに関係があるのだろうという事以外解らない。
アロアダイを倒すとフラグメントである「アロアダイの種子」が手に入る。
このフラグメントでコイツの正体の一端が判明される。
百魔列伝によると、アロアダイは巨人ゴグマゴグの宿敵とされる。
故国を追放される原因となったゴクマゴグに復讐を果たすため、
時代と時代の狭間をさまよい続ける呪いを受けたと伝えられる。
この世界に生きる者すべてに憎悪を抱いており、たとえ倒されても周囲の時空に強力な歪みを作り出し、相手もろとも消滅しようとする。
- 復讐のために自分から呪いも受け生き続けたのに、見ず知らずの敵と共に自爆しようとするよくわからん奴。
- それだけ憎悪で狂ってたという事なんだろう。
このアロアダイ、ゴグマゴグと似ていた事もあるのだろうが、
ゴグマゴグ三戦目で合体したのだろうと勘違いしたプレイヤーも多い(実際はゴグマゴグは自分自身と合体していたわけだが)。
あくまで一説だが、ゴグマゴグとアロアダイは実は別平行世界のノエルとセラの成れの果てではないか
との意見がある。もしそうだとしたら救いが無いにも程がある。