モンスター/【ビルレスト】

Last-modified: 2022-04-10 (日) 13:03:44

「ビルレスト」もしくは「ビフレスト」は、北欧神話において、神々が地上からアースガルズへとかけた虹の橋の名を指す。名の意味は「ぐらつく道」を意味する。
虹の色は外側が赤く見えるが、これは巨人たちの侵攻を防ぐために火が燃えているからだとされている。
ラグナロク時に炎の巨人「スルト」達が渡りきる事で燃え尽きるとされる。

FF15

コースタルマークタワーの封印の扉ダンジョンの最奥に出現するボスモンスター。外見はほぼヨルムンガンドと同じ。行動パターンも同一。シガイではないが、こちらの最大HPを減らす特徴がある。炎属性は無効。戦利品として神のごとき髭が手に入る。


封印の扉系クエストでは最難関で、他の封印の扉ダンジョンボスよりも強い。
ただ、ヨルムンガンドと同じく耐熱防護服で炎ダメージを無力化できる。
近づいて攻撃するよりかはフリーズなど冷属性魔法を用いながら遠距離攻撃するのが一番安全か。


灰色の鱗に、真紅のタテガミ、緑色の髭と角、とカラーリングのデザインが見事で神々しい。
中国の神話に出てくるかのような神龍のような印象を受ける。
レベルは脅威ボスの中で最高の99。ライブラを無効化する。
武器で効果があるのは剣と短剣、魔法では氷属性が弱点。
炎属性100%にするのは当然で、うっかり防護服を着ずに戦闘突入したり、「ラザーニャ・アル・フォルノ」を食べるのを忘れてしまったら悲惨。
そうなれば「マグマの雨」と「熱光線」と周囲爆炎攻撃の「ベータ」によって焼き尽くされるだろう。


エネミー図鑑によると、生物学的には蛇の一種であるが、地上と切り離された最深部で数万年に渡って独自の進化を遂げた事で地上の蛇との類似点はほとんど無くなっている。


コースタルマークタワーの封印の扉ダンジョンの石碑には、
とある歴代王の、失われた文明を追い求める探求の記録が記されていた。
このルシスの王は、魔大戦により人類の英知が失ったのを愁いていた。
王は、先人たちの技術はイオスの地中にあると確信し、それを我が物にしようと画策する。
ダスカ地方南部に広がる「遺構の森」に狙いを定め、そこの探索を計画した。
王の頭の中には、先人たちの神域に到達した知恵への期待と心酔でいっぱいで、その遺跡にすら崇拝に似た感情を見せていた。
王は調査隊を結成し、そしてそれに王自らも加わった。そして封印を破り、深く潜った。
陽の光も地震すらも及ばぬ地下で、調査隊が見つけたのは知識の書庫ではなく、囚人の檻だった。
王は先人たちの知識で、ルシスの千年王国を築こうと考えていたが、反対に万年の脅威を目覚めさせてしまった。
この脅威をルシスに解き放つわけにはいかないと感じた王は、新たな封印を作る事を決意する。
しかし、新たな封印を作るには多大な犠牲が必要となる。王の命も含めて…。
王は最後に、知恵や情報は両刃の刃であり、使い方を間違えれば我が身を滅ぼし、
貪欲に知識を欲す事は、いらぬ災厄を招く事になる、と自分の失敗を戒めとして伝え広め、
未来の王は同じ間違いを起こさない聡明な王であるように、との願いで締められていた。

  • ビルレストはすでに先人たちにより封じられていた?という事は「最古の脅威」という事になる。
  • 調査に赴いたその時に、新たな封印を築いたという事は神凪も隊の中にいたという事なのだろうか?
    だとしたら何故王を止めなかったのだろうか?
  • この王は、地中に眠る人類の英知を「春の芽」、尖塔を支えた人類の知恵を「大樹の根」、
    知恵を「火」、そしてそれにより齎される影響を「炎」と例えるなど、比喩表現が他の石碑より多く感じた。
    表現に富んで、教養豊かな印象を持ち、それ故に知識欲が激しく、情報マニアな所がある人物だったのだろう。