FF6
魔大戦
すべてを焼きつくしたその戦いが終わった時、
世界から「魔法」という力が消え去った そして1000年…
鉄、火薬、蒸気機関 人々は機械の力を使い、世界をよみがえらせた
今またここに、伝説となった「魔法」の力を復活させ
その強大な武力によって世界を支配しようとする者がいる…
人はまたそのあやまちをくり返そうとしているのか…
FINAL FANTASY VI オープニングデモより
本編より1000年前に起こった、幻獣達、そして幻獣から取り出した力で作られた魔導士達の戦争である。
古代城でのイベントを見る限り、幻獣対人間の戦争ではなく、両者が混在する三陣営が争っていたようだ。
伝承によればその規模は凄まじく、すべてを焼き尽くす程だったという。
大戦終結後、力を再び利用されることを恐れた幻獣達は幻獣界をつくり、そこに移り住んだ。
人間界では力を恐れられた魔導士達が「魔導士狩り」によって殺されていき、
結果として世界からは魔法の力が消え去ることとなる。
- 一部の魔導士は逃れ隠れ住んだ。その魔導士の末裔がサマサの住民たちである。
FF6本編中、言葉自体はよく登場するが、
詳細を窺い知れる場面はラムウの言葉や上述の古代城でのイベントなど、実のところそれ程多くない。
ラムウ「 人と幻獣は仲良く一緒に暮らしておった。 魔大戦が始まる前まではな。」
「遙か昔…魔大戦。幻獣達、そして幻獣から取り出した力で作られた魔導士達の戦争。」
魔大戦とは三闘神の三つ巴の戦い。三闘神の力に触れた者が幻獣となったが、過ちに気付いた三闘神はお互いを石化し、自らを封印したことにより1000年前に終結した…と思われがちだが、
ラムウによれば人間と幻獣が共存していた時代があったらしいので、魔大戦はその後。
つまり三闘神の戦いは魔大戦より更に昔なのだ。
- 記録もなく伝承が諸説ある設定だけど、ラムウによると幻獣たちと魔導士の戦争。
- 魔大戦は別に人間と幻獣が種族的に対立した戦いではないので、同一勢力内では人間と幻獣は共存している。
オーディンと古代城の人々が共存の実例。
前述の通り、魔大戦の結果ごく一部の例外を除いてこの世界から魔法が消え去ったはずであるが、
ゲーム中には序盤から「ごく一部」の条件には当てはまらないであろう雑魚敵が平気で魔法を使ってくる。
この辺は設定の不備だと思うんだが。
- 一応、厳密に「魔法」そのものを使用するのは帝国関係者ぐらいで、後は特技の類ではある。
例外としては魔列車近辺、ゴースト系のアンデッド、ゾゾのベールダンスなどか。- 魔列車やアンデッドは魔大戦以前の時代の人の亡霊と考えれば筋は通る。
ベールダンスは帝国に人体実験でもされたんだろうか。- ゴースト類こそ帝国に魔導実験された後に死んだ奴らのものだと思う。あちこちで戦争してんだし。魔大戦時代の奴らがまだ彷徨ってんだとしたら魔列車は仕事手抜きすぎ。
- 魔列車やアンデッドは魔大戦以前の時代の人の亡霊と考えれば筋は通る。
- 確かに悪く言えば手抜きだと思うけど、屁理屈を作るなら12でいうところの魔片のような物があるのかも。
本作内では魔石のかけらがある。
本編でも重要な意味を持つ言葉であるが、ゲームをある程度進めたプレイヤーが電源を入れ、画面を見たとき、眼前にこの言葉が現れたならば、
それはROMからデータが消え去ったことを意味する。
OPデモの暗い音楽も相まって、絶望に突き落とされたプレイヤーも多いことだろう。
データが消えるのはセーブデータのチェックサムの問題。
16進数で0000~FFFFの値を取るが、運悪く0000の値に当たってしまうと「そのデータは読み込んではいけないもの」とシステム側が認識してしまい、セーブ時にセーブデータ画面からデータが消え3つともEmptyになってしまう。その状態で上書きせずにリセット、電源入れ直すのが原因。
- スーファミのROMカセット自体はファミコンのROMカセットと比べて耐久性は大きく向上してる。
ファミコンのバックアップ機能が脆弱だったのは「ROMカセット自体がバックアップのための電池を搭載することを考慮した設計になっていなかったため」であり、SFCの時代ではあらかじめバックアップ機能の搭載を考慮したROM設計になっているので大きく改善されている。その上で、消えやすいソフトがちらほらあったのも事実。 - 電源を切り、カートリッジの端子部を綺麗にして再び電源オンにすると消えたデータを復旧できる可能性がある。
FF14
詳細はこちら→魔大戦
黒魔道士・白魔道士・学者・赤魔道士のジョブクエストなどで言及される、魔法で繁栄した第五星暦の戦争。
軍事力に利用された黒魔法とそれに対抗する白魔法の濫用がエーテルのバランスを崩壊させ、第六霊災を引き起こした。
各ジョブは禁術扱いになるなど衰退したが、赤魔法が誕生するきっかけともなった。
FF15
神話の時代、炎神イフリートの裏切りが発端で勃発した神々の闘い。
この闘いが原因で、古代に存在していたソルハイムが滅んでいる。
詳しい事情は分かっていないが、最終的には炎神イフリートが氷神シヴァに倒されたことで終結したらしい。
この戦いの痕跡は、テルパの爪跡など各地に残っている。