地名・地形/【トロイア】

Last-modified: 2024-03-04 (月) 06:09:08

関連項目:


FF4

8人姉妹の神官が国を治める水の都。
土のクリスタルで豊かな土地を得て、繁栄している。
主要産業は農林業・牧畜業・観光業。面積は22313平方キロメートルで、人口1300人を擁する。
神官を守る近衛兵団が編成されているが、実力は明らかではないという。
所属する女性兵士の戦闘服は何故かレオタードファッション。
国の収入の大部分は、農作物の輸出とチョコボによる交通手段で訪問者が急増している観光業らしい。

  • レオタードは元ネタのトロイアで起こったトロイア戦争のときにトロイアに味方したアマゾーン(アマゾネス)の民族衣装から来てるんだと思う。

男性よりも女性の人口が多いという素晴らしい国。
この国に漂流したギルバートが羨ましい限りである。

  • その昔、ファミ通でも「男がいないのにどうやって国が成り立っているのか」という質問が寄せられ、水質のせいか磁気のせいか300年前から男児が一人も産まれないため、観光に訪れた男性が地元の女性と結婚しているのだと説明されていた。

    Q どーしてトロイアには男の人がいないのに300年も国が成り立っているのでしょうか?男の人がいないってことは、子供も生まれないはずでしょ?
    A 確かにトロイアには男の子が生まれないんだよね。『FFⅣ』の世界に住む住民の間では、その原因は磁気だとか、水だとか言われてるんだけど確証はない。
     でもね、トロイアって観光国なんだ。名所らしい名所はないけれど、なぜか人が集まる。観光客のなかには男の人もいるわけだから、そこから恋が始まるのだ。そしてそのまま結婚しちゃったりするケースが多い。しかしなぜ人が集まるのか?それは女性ばかりの国だから。恋人募集中の悲しい男たちが集まって来てるというワケ。
    (ファミコン通信1991年9月27日号『FF新聞』より)

  • ということは純粋なトロイア人というのはいないのだろうか…?
  • 女性が生まれたらトロイアに残らないといけないと言うルールでもあるんだろうか?考えてみると結構不思議な国かもしれない。
  • ギリシア神話とかによく出てくる、アマゾネスの女戦士たちからモチーフをとっているんだろう、きっと。
  • 男性の観光客を易々と易々と受け入れてる背景には、子孫を残す目的も含まれてると思われる。

FF4本編とTAを通して、他の国々が散々な目にあっている中で唯一誰も死んでいない国。

  • FF4でも「トロイアは戦に巻き込まれたことがない」発言を聞ける。FF4一平和な国。
  • TAでもそうだが、逐一対策を講じていることが要因だろう。
    小説版では土のクリスタルを意図的にダークエルフに盗ませて、赤い翼から攻撃されないようにしたりしている。

領土の7割を広大な森林に覆われており、熱帯雨林同様青き星の酸素を作成する上で重要な役割を担っている。他にまとまった森林があるのはミシディアの試練の山周辺のみである。

  • 現実には酸素はほとんど植物性海洋プランクトンにより賄われていて、森は豊富な生物を抱える分プラスは微々たるもので、海に比べたらほとんど0だったりする。
  • 風のクリスタルがあるファブールのほうが風を浄化する力が高そう。
  • 森林には何かありそうで何もない、調べるだけ時間の無駄である。また、トロイア北にチョコボの村があることは有名だが、南の方にも一応チョコボの森はある。でもやっぱりほとんど意味がない。もしかしたら開発段階ではトロイアに他のイベントがあったのだろうか。
  • ↑北の森はいくのにモンスターがいる経路をたくさん通らないといけないので、南の森の南に飛空艇を止め、南の森へ行き、通常チョコボを使い北の森へ行くというルートもある。
    そこまでする必要はない気がするが…。

SFC版は飛空艇の着陸がめんどくさい。DS版はそうでもないのだが。

  • 森が広過ぎて着陸スペースが極端に限られているのが原因。平地は城と町に隣接したたった1マス!
    飛空艇の速さのせいもあって無駄に着陸地点の調整に苦労する。減速機能がほしくなった。
  • 設定的には空港のような場所なのだろう。登場こそしないが、国家が一機くらい飛空艇を所持していてもおかしくない。
    • 飛空艇はシドが発明して以来バロンの専売特許だからそれはない。

この世界は人口に対してやたらとだだっ広い国が多いが、この国もその例に漏れず広い。
列挙していくと

  • バロン王国は人口3500人に対し面積約3.9万平方km(人口密度は0.09人/km²)
  • ファブールは人口300人で面積約1.9万平方km(0.016人/km²)
  • エブラーナ王国は人口150人の面積約1.6万平方km(0.009人/km²)
  • そして国と言えるか微妙なもののミシディアは人口600人の面積約2万平km(0.03人/km²)

数字を見れば分かるが実はトロイア、人口でも面積でも人口密度でも(0.06人/km²)バロンに次いで第2位だったりする。

ただしバロン王国の項目にも書いてあるように一番人口密度が高いバロンですらモンゴルの半分程度であり、トロイアだとモンゴルの1/3程度(もしくはグリーンランドの2倍とも言える)と凄まじく土地余りな世界である。
ちなみに面積ではアメリカのニュージャージー州(面積22,587 km²、全米47位)とほぼ同規模だが人口は860万(全米10位)とかなり多い。

  • 現代の基準で考えることがおかしいのであって、中世ではなんら不思議なことではない。
    • 中世は愚か、紀元前ですら人口が1万を突破したと推定される地域はいくつも存在する。最も栄えているバロン王国ですら1万を越えないのは異常と言わざるを得ない。
    • 参考までに、ピラミッドを建設した当時のエジプトが国全体で300万人くらい、都市で100万人弱。 ニューギニアやアマゾンの伝統的な集落が1000人未満(集落の数は数十から数百)だと考えると、だいぶおかしな人口である

FF4TA

パロム編では終盤の重要なイベントが発生する地点となる。
謎の少女からクリスタルを守るため、クリスタルルームから抜け道を使って外に出ることに。
まさか、この平和な国で本格的なダンジョンに挑む羽目になるとは思わなんだ。


不穏な動きの見えるバロンに対抗するために黒魔法の修行を始めた危機管理能力の高い国。
と言うより、「セシルに限ってそんなことをする筈が無い」と言うセシル個人に対する絶対的な信頼が無い限りはこっちの軍備増強とかのリアクションの方が普通なんだろうか。

  • 前作で最も被害が少なかった国だが、逆に考えるとセシルたちとほとんど関わらなかった国(言い換えれば、パーティーに出身国の人間がいなかった、地上で唯一の国)といえる。

エンディングでレオノーラが晴れて一人前の神官になれたし、将来ここを統治する立場になれたはずなのに、賢者の修行をしたい&パロムと一緒にいたいだけの理由でわざわざ辞退した。
なれるかも分からない賢者よりも、ここで神官やる方が安定した生活ができたかもしれないのにのー。

  • 統治する立場になれたっつっても、8人姉妹の合議の下での統治というシステム上、一国の王のように権力を持てるわけではないからな。
    何かを治めるという堅苦しい立場より好きな人の傍に居たい、自分の思う道を進みたいと思うのも自然な事だろう。
    賢者になれなかったとしても、パロムの傍にいるためにミシディアに里帰りして定住する道を選ぶんだろうし。