【英語名:Honeybee Inn】
FF7
ウォールマーケットにある会員制の風俗店。入店には会員カードが必要。
接客にはバニーガールならぬハニーガールが相手をしてくれる。
クラウドは「ここに女装に必要な何かがある。俺には分かるんだ」と言いここに突撃する。
そしてしっかり戦利品を持って帰還する。
ちなみに装備完了すると入れなくなる。
実はこの場所、他の女装アイテムと同じくガン無視しても全く問題なかったりする。
内部は上から見ると六角形をしており、出入り口と従業員控え室を除いた部屋は「巣箱」と呼ばれている。従業員は蜂のコスプレをしており、控え室では1人1人微妙にデザインの異なるコスプレを見ることができる。そしてこの控え室の一番奥にいる従業員に化粧を施してもらえば準備万端。
- ドレス+カツラ+ティアラorコロンが最高のものであれば、その時点でクラウドが選ばれる。
よってここを完全スルーしてもクラウドを選ばせることは可能。
また色々と伏線めいたイベントが詰め込まれている場所でもある。
例えば女王様の巣箱では王様の格好をしたモブがサンダラの効果音と共に部屋を歩き回っており、「青き瞳持つ者」「白刃の大剣を手に約束の地へ導かん」などなかなか意味深なセリフ?も見られる。
- 実はこの人達は、ゴールドソーサーから出張で来ている人達で、プレジデントと会食する予定だった
(初登場時の台詞参照)……風がやんだ…… よみがえりし魔王の呪いか… 我が最愛の女王は目覚めぬ…… 時は満ちた…… 『…古代よりかの地に伝わる伝説…』 ……求めるは、約束の地…… ……青きひとみもつもの…… ……白刃の大剣を背に…… ……約束の地へ導かん……
また「恋人の巣箱」には後のケット・シーと同様のなまりで話す老夫婦がいる。恐らくこの老夫婦がリーブの両親だろう。
そして「愛の巣箱」ではクラウドの精神体との接触の後、突如クラウドがその場に倒れてしまうイベントが見られる。「団体様の巣箱」ではムッキー率いるマッチョ軍団と入浴することになる…。
ちなみに入れない巣箱の前では聞き耳を立てるか覗き見するかを選ぶことができる。聞き耳を立てた場合は効果音だけで終わるが、覗き見すると鍵穴を方向キーで操作して内部を覗くことができる。
なお、「女王様の巣箱」では「血の跡」を、恋人の巣箱では「ケット・シーのテーマ」を、それぞれ時期的には初めて聞くことができる。
- 愛の巣箱だとクラウドの精神体に咎められるような演出があるが、団体様の巣箱では同様の演出は見られない。一体何が基準なのだろうか…
- 愛の巣箱と団体様の巣箱は同じ内装をしている。団体様の巣箱がアレなので、愛の巣箱はハニーガールと楽しむための部屋だろう。クラウドが途中で気絶してしまった点を、介抱しにきたムッキーは同情的に見ていた。
クラウド復帰後にやってくると、なんと神羅兵に占拠されてしまっている。おいおい…
しかも明らかにその神羅兵のテンションがヤバい。
(1人はジュノンの方で雇われている)
- 皆職を失ったってこと?
- トリガーハッピーに殺されたってこった。
- 単に神羅兵が独占して、イロイロと楽しんでるんじゃね?
- 軍の兵隊達がガス抜きと称して民間人を虐殺しまくるケースはフィクションではよくある事だが
こういう「イイ事」が出来るお店は結構無事だったりする。強制貸切状態にはなるが。
製品版でもアウトに近い感じとはいえまだキャバクラ的なノリに見えるが、没データだと明らかに男性が「スッキリ」するための風俗店であり、当時CEROがあればCかDはいってそうなノリである。
おまけにすでにティファがお客を取っているらしきセリフまで……
- 没ロビーの右列真ん中の女の子がティファっぽい。拡大するとNo.5新人ティファって読めなくもない。
- 控え室にいるティファのストーカーっぽい男に話しかけると「ティファちゃんの蜂蜜ルック楽しみだよな」ってセリフがあるから、入ったばっかでまだ客はとってないと思う。
- 没シーンで没曲のパルマーのテーマが使用されており
神羅課長がジュノンへ左遷を喰らった経緯が明かされている。
クラウド女装時、入り口前のマップに入ると男性陣に囲まれ進めなくなるが、一番最後に囲みに来る恰幅のいい男キャラが下側を塞ぐ前に素早く下側に動くと、囲みを突破出来る。
しかし突破した瞬間に操作不能になるので、試すならセーブ後推奨(PS版、PS4版で確認)
イベント担当は鳥山求氏。没データの方はさすがにスタッフ間でも「やりすぎだ」という意見も多かったようだ。
【視聴覚室】
文字コードが製品版のコードに訂正する前の物なので、漢字がおかしいが明らかにアウトな内容である事は伝わるだろう。
PS4版では、なぜか部屋に入る前の選択肢が逆になっている。
「なんどもいわせないでくれ」→部屋の選択し直し
「まだ決めかねているんだ」 →部屋に入る
FF7R
リメイクの制作発表前から、リメイクの話題には必ずと言ってよいほど言及されてきたこの館も、無印プレイヤーの期待と心配とその他諸々に負けず続投となった。
それどころか、女装イベントにおいてストーリー上必ず訪れる場所となった。
オーナーは新キャラのアニヤン・クーニャンで、ステージにはダンサーとしても出演する。
ドン・コルネオの嫁候補を推薦出来る、ウォールマーケットの3人の代理人の一人でもある。
彼とダンス対決をして認められれば、嫁候補としてパーフェクトな着付け&化粧をステージ上で生公開してもらえる。
リメイクに関しての蜜蜂の館と言えば、
- 制作発表前
- 蜜蜂の館があるかぎりリメイクは無理なんじゃ?。全カットでは?いや完成再現しなかったらFF7じゃないだろ、等
- 制作発表後
- どこまで再現出来るか?。そもそもボツか?大きなお友達向け追加コンテンツとか?
等、リメイクの話題としては切っても切れないくらいの関係にあった。
蓋を開けてみれば、カジノとかに併設されていそうなショーホールといった感じな、ショーを見ながらお酒等を楽しむ場所となった。店の外にはドレス姿の女性客もいてショーがすごかった等と会話しているため、少なくとも女性客が普通に楽しめる程度には健全な様子。ただハニーガールの衣装は無印をそのままリアル頭身になっており、例えば観光地のフラダンスような子供と一緒に見るレベルでの健全さではない。
メインストーリー上でお風呂のある個室にハニーガールを連れ込む様なことはない(こうしたマッサージ的要素はマダム・マムの【手揉み屋】に分割?されたと言えなくもない)が、鍵穴から覗き見は今作でもある。プレイ内容は見てのお楽しみ。結果としては、店名と化粧とハニーガールと怪しさ以外の要素は時代の波に消えたようだ。
- いかがわしい風俗店がちょっと怪しいショーパブになったのはよく考えたものだと思った。
FF14
ユールモアにある高級キャバレー・ビーハイヴ(蜜蜂の巣箱)がこれを元ネタにしている。
働いている女性たちは「蜜蜂」と呼ばれ、ポールダンスを披露している。かなり簡単ではあるが、割とCERO的にギリギリらしい。
WOFF
入ることはできないが、建物だけ登場。
ただし原作と違いニブルヘイムにある。
悲しいかなFF7での従業員の方々やお客様にもお会いできない。
- ただし、WOFFにおけるニブルヘイムは、
「元はミストの町であったが災害を受けて壊滅し、それをシンラという会社が(FF7のミッドガルのような街に)復興した」
という色々ミックスされた設定で、実質ミッドガルと言ってもいいかもしれない。
中心に噴水、奥にはシンラの屋敷という構造にはニブルヘイムらしさを感じるかもしれない。
その場合、蜜蜂の館はティファの家に相当する位置にあるような……