武器/【エクスカリバーII】

Last-modified: 2024-04-24 (水) 11:24:03

FF9以降登場する、エクスカリバーを上回る武器。
FF9での登場時は、その入手難易度の高さと希少価値、そしてその名前の響きで有名になった。


FF9以前にも似たような感じのネーミングはあった。
(例…エクスカリバーMk4、エクスカリバーJr.など)
しかしどちらもマイナーな作品であったため、FF9による影響が最も大きいといえるのでは?

  • アーサー王伝説の、2本のそれぞれ入手経路が違うエクスカリバーが由来なのかもしれない。
  • 来世云々という文言を考えると、「いずれ帰ってくるアーサー王」の持つエクスカリバーかもしれない。
  • 往年のネーミングセンスなら「真エクスカリバー」かな。
  • 近年になってIIIが出てきた。FFではなく同じスクエニのブレイブリーセカンドで。

FF9

スタイナー最強の騎士剣
FF9における最強の武器であるが、実はプレイ12時間以内に記憶の場所深部にて回収しないと消滅する食わせ物。
緑色の半透明な刀身が美しい。
19500ギルで売却可能だが、計り知れない努力と工夫が報われた証であるこの武器をむざむざ売ろうというプレイヤーはまずいないだろう。
ちなみに、上記の通り12時間以内に調べないといけない。フィールアイコンを出した(入手場所に立っている)状態でも12時間が経過してしまうと、ご丁寧にアイコンが消えて入手出来なくなる。さっさと調べましょう。 


攻撃力はジタン最強武器のアルテマウエポンを凌ぐ108。
聖属性を持ち、「サガク剣」「ストックブレイク」「クライムハザード」を習得可能。
これを取れる頃には通常攻撃でも充分なダメージだし、上記の3つの剣技もこの頃だとあまり役に立たない。
更に通常プレイではお目にかかれないため、いまひとつ不遇な武器である。


実は、入手したときエンキドゥが関わっている供述とエクスカリパー入手秘話が…。

ギルのあにきへ
あにきの言っとった通り、剣を見つけたんやて
ところがよ、2本もあったもんやで、
片方のナントカIIっていうのは何かパッとせんし、
名前からしてアカンやろねぇと思って、
あにきの好きそうなド派手な飾りのついとる
エクスカリパーの方にしたわ
あと、ブリキの鎧も見つけたら戻るでね
エンキドゥより

  • 最初に2本あったという事は、プレイ時間が12時間以上経っていた場合はナントカIIも両方とも持っていってしまったのだろうか?
    • 最初にエクスカリパーを持って帰る→ギルガメッシュに怒られる→もう一度来てエクスカリバーIIを持って帰る(12時間経過時点)なのかも。
  • 武器の形状自体はエクスカリバーと全く同じ。刀身が半透明になっている他、全体的に白っぽいデザインになっている。

当時は『「なんでIIがつくんだよ!」、「なんだよIIって!?」』と思ったプレイヤーもいたかもしれない。


適当にプレイして手に入れられるような代物ではない。
普段早解きをしないプレイヤーもこの幻の武器を入手すべく超絶早解きに挑み、そして散っていったという(?)。
たった12時間でラスダン最深部まで行かなければならないので、これを狙うならその他のアイテムはほぼシカトして進む覚悟が必要。

  • その為、通常のエクスカリバーII取得プレイでは、大半の人が本家のエクスカリバーよりも先に手に入れる事となる。
    当然、完全下位互換の本家エクスカリバーに出番は一切無くなる。ダゲレオのおじいさん涙目。

入手の手間の甲斐あって、破壊力は凄まじい。
スタイナーのレベルが1でも条件次第で簡単にカウンターストップする。
属性強化+弱点突き+種族特効+MP消費攻撃+バーサク+フェイス+敵背後突きで、トランス状態のスタイナーがエクスIIを装備して「戦う」がクリティカルすると恐ろしい理論上ダメージが想像つく。


カードの絵柄に書かれていた事、攻略情報を規制した事もあって一時は存在自体がガセとも言われた。
入手方法に関してもさまざまなガセが流布した。
そういう意味では原点回帰なのか?過去のモアイのような。

  • ゲーム発売当時(2000年)のネットでも割と早くに入手の報告があったのだが、当時のネット環境においてゲーム画面のキャプチャはおろか「画面を撮影してアップロードする」という行為すら一般的ではなかった為*1、当時の掲示板上では文字通り「嘘でしょ?」「本当に手に入ったよ」というようなやりとりが行われていた。
    • ある意味、当時のネット環境も合わさったリアルタイムでしか味わえない軽いお祭りである。
  • カードの方はトレノのスタジアムにいる「ウエポン使いのハント」が使ってくる。
    使用率はかなり低くレアカードと言っても良いくらいである。
    Pタイプで攻撃力は最強クラス、物理防御もかなり高いが魔法防御は最低クラスという極端な能力値。

解説文によると『ライセニウマレルキュウキョクノケン(来世に生まれる究極の剣)』。

  • FF9の最後の武器は全てこのカタカナのコメントがあるが、スタイナーの2番目に強い武器ラグナロクにはこれが無い。
    • また、過去のラグナロクの扱いから「もっと強い武器が有るはず」と感じるプレイヤーは多かったようだ。
      その上でアルテマウエポンを発見、だが意外にも盗賊刀…。
  • 過去のラグナロクの扱いはかなり優遇されてるが。
    • イヴァリース産のラグナロクは最強のちょっと手前でエクスカリバーと優劣を競っていることが多い。
    • ラグナロクの扱いは「強いけど最強ではない」だの「数値上は最強だけどなんか不遇」だのが多い。
      ひどい場合はFF6のように魔石とライトブリンガーのせいでほとんど手元に残らない。そういう前例を踏まえて、だろう。
  • 普通に進めているとスタイナーだけ最終武器が手に入らなくなるのはどうかと思う。
    ラグナロクを最終武器にして、こちらはブレイブブレイド的なおまけ武器にしておくべきだったのでは。
  • 上記カタカナ文はアルテマウエポンの『ゲンセニオケルサイキョウノブキ(現世に於ける最強の武器)』に対応していると思われる。
    最強を名乗るアルテマウエポンの立場を尊重して生まれる時間軸をずらしたのであろう。

実際にやってみると分かるが、12時間というのはそれほど厳しい時間設定ではない。
多少こなれたプレイヤーが知識を総動員すれば取得は比較的容易だろう。
 
アイテムコンプリートを目指すのならば話は別。
最大の敵は何と言ってもアスリート・クイーン

  • 一度自力でゲットし達成感を得るも、同時にフルコンプの難しさに絶望、仕方なく次の周でこれだけをPARを使い入手、一応コンプとする人もいるらしい。
  • これを入手するためには、豊富に用意されたアイテムやイベント、隠し要素を全て無視する覚悟が必要となる。
    また、ゲーム時間が長いため、失敗したときのダメージも大きい。
  • エーコの最強育成には必須であるマーカスのレベル上げをする余裕なども当然ない。
  • 他のやり込みとの両立が難しい(もしくはできない)のは正直勘弁して欲しかった。個人的に9で一番不満な点。

一応、改造やPARが無い人でもフルコンプ+低レベルを達成出来る。(立証済み)
完全プレイ(エクス2/極限低レベル/アスQ/ランクS/所持品準コンプ/大事な物コンプ)する際の目安として
DISC1 03:30:00(チョコボ関連が厄介)
DISC2 07:30:00(経験値避けが厳しい、特にアレクサンドリア)
DISC3 11:15:00(アスQ16~17分/村長カギ6分)
スタートからエクス2まで綿密に計画を立てて、上のタイムを参考にすれば達成できるはず。
ラストダンジョンに入ってから30分ぐらい残っていればギリギリいける。
あと、極限低レベルはされない方だとあと20~30分は余裕が出てくる。


プレイ時間を99:59から0:00にループさせる事で入手可能だとか…

  • それはない、100時間超えても表示はともかく内部ではカウントされている。
  • 仮にオーバーフローするとしても、100時間は中途半端。128時間とかキリのいい数値になるはず。
    表示は100時間を超えると黄色→青色に変わるようだが。
  • ちなみに、プレイ時間の表示は白→赤→黄→青→紫→緑と変化し、緑でカンストするとそれ以上カウントされなくなり、ループして白に戻ったりしない。
  • 内部データ的には2年強でループして一定の12時間の間は入手可能らしい。
    • 2年強という説を信じるなら、二進法で一番近い数字は2の26乗で67108864秒(約2.13年)だろうか。どのみち実機での検証は困難だが…。
      • プレイ時間のループについてはチートで検証したらしい。プレイ時間のアドレスに結構な量が割かれてる。
    • 2年強というのは32ビット数の上限2の32乗の60分の1の時間(約828.5日)、PS系のclockが60Hzでカウントされているため。
      • この理論で行くなら最強エーコと両立が可能になるわけだが、まあそこまでやる人はいないだろう。

スマホ版では倍速機能が搭載されたらしいが、これによってエクスカリバーIIが入手しやすくなったのだろうか?

  • なった。倍速機能を使用してもプレイ時間は倍速にはならないため、入手が容易に。
    • 他にもHP&ATBが常に満タン、ダメージ9999、エンカウントなしといったブースト機能が存在するため低レベル攻略やフルコンプとの両立も容易くなっている。
      速度やエンカウントはともかくバトルまでブースト出来てしまうのはもはや意義を感じないが、「最強データを体験してみたい」「トロフィーを楽に集めたい」という人は頼りまくるといいだろう。
    • ただこれこれは自力で達成しなければならない点に注意。

関連項目:【最終武器】

FFTA

表記は「エクスカリバー2」。
さびた剣ミシディア合金で鍛え直した「伝説の英雄剣」。
アビリティは覚えられないが、能力値はかなり高い騎士剣


攻撃力87は、成長アイテムセクエンスを除く全武器中で最高の数値。
さらに魔法攻撃力+3、スピード+4、回避+5。
攻撃力No.2のレンゲンサイブと違い、無属性なのでどんな敵にも有効なのもメリット。


聖剣(マナの剣)と同じような作られ方だと気付くのに時間が掛かった。


さらにはキャッチ(Lv40~44の敵)を利用すれば(運に左右されるため根気こそいるものの)一応量産可能

  • ちなみにこれが報酬として手に入るサブクエストのクエストNo.098「伝説の英雄剣」はクリア後にしか発生しないため、
    キャッチを利用しない場合はそれまで待つことになるうえに1個しか入手できない。

FFTA2

表記は「エクスカリバー2」。
習得出来るアビリティは無いが、高い攻撃力と、エクスカリバーを超えるスピード補正がつく最強の騎士剣
ほりだしもの「聖騎士の宝剣S」(聖翼晶ミスリル銀英雄の薬)で手に入る。


聖騎士の中で特に選ばれた者が持つ長剣。
剣聖フリメルダが手に入れた星剣「堕天使」の本来の名であり、サーダルクがフリメルダの形見として持っていたものである。
攻撃+72、魔攻+3、回避+5、スピード+4と、セクエンスになかなか負けない補正っぷりであり、尚且つ量産可能という事態。(エリア特産品でもある)

DFF

分類はとして登場。
経験値+100%という効果があるが装備できるレベルが99のため、その用途は基本的にLv100で覚えるEXPを使ったアビリティに使うことになるだろう。


材料を用いて店で買うことの出来ないアイテムでもある。


スタイナーのフレンドカードのジタンがドロップするが、これがなっかなか落としてくれない。
それはともかく、ジタンって原作じゃ剣は装備できなかったはずじゃ…?

  • ゲームバランス的な何かがDFFではあるのか、原作のノリではびっくりするものもしばしば…。
    ティナが剣装備出来なかったり…。

DDFF

装備Lv100以上、ATK+67の。前作と同じく経験値+100%の効果がある。
フレンドカード『いちばんモーグリ』のカインが装備している。


前作同様なっかなか落とさない。ドロップ率そのものが少ない武器にも言えるが。
本当に欲しいのなら100戦くらいやってやらぁ!と言う意気込みで粘ってください。

PFFNE

スタイナーのレベルを6以上にすると装備する騎士剣

FFRK

FF1、FF4、FF5、FF6、FF9共鳴の5種類のが登場している。

  • 「エクスカリバーII【I】」
    レア7。聖属性強化【小】の効果を持つ。
    光の戦士のシンクロ奥義「フォトンウェーブ?」付き。
    2020/1/10、FF1イベント「光輝あふれし旅路」で追加された。
  • 「エクスカリバーII【IV】」
    レア6。聖属性強化【小】の効果を持つ。
    セシル(パラディン)のオーバーフロー奥義「ホーリースラスター?」付き。修得ボーナスは攻撃力+10。
    Lv25時のステータスは攻撃力180、命中95。
    2017/12/31、FF4イベント「暗黒を超克する聖騎士」で追加された。
  • 「エクスカリバーII【V】」
    レア7。風属性強化【小】の効果を持つ。
    バッツの真奥義「ジョブマスター・風?」付き。
    2021/1/15、「歴史省訓練施設」装備召喚で追加された。
  • 「エクスカリバーII【VI】」
    レア7。聖属性強化【小】の効果を持つ。
    セリスのシンクロ奥義「誇り高き常勝の剣?」付き。
    2020/12/26、「極フェス(2020~2021)」装備召喚第1弾で追加された。
  • 「エクスカリバーII【IX】」
    レア6。聖属性強化【小】の効果を持つ。
    スタイナーの超絶必殺技「魔法剣・開眼!?」付き。修得ボーナスは攻撃力+10。
    Lv25時のステータスは攻撃力177、命中95。
    2017/6/30、FF9イベント「記憶の歌」で追加された。

スタイナー英雄神器「エクスカリバーII【IX】」()としても登場している。
固有効果は自身のクリティカル時ダメージをアップ。

エクスカリバーII改

「エクスカリバーII改【IX】」。レア7の。FF9共鳴。炎属性強化【小】の効果を持つ。
スタイナーの真奥義「突撃」付き。
2021/5/30、FF9イベント「生きることの大切さ」装備召喚で追加された。

チョコボGP

今作ではなんとスタイナーの「マシン」として登場。
原作での入手方法に因んだのか「スピードタイプ」。
性能が全体的に高水準でバランスが取れている。


入手方法には、「ストーリー」のノーマルをクリアし、エクストラの第5章をクリアしてからショップでチケット25枚と交換。


*1 注釈1: 当時は携帯電話のカメラ機能が最新型モデルで初めて採用されたくらいである。というか、そもそもネットの使用自体がこの当時の日本国内でやっとこさ庶民の間でも普及しだしたレベル。