FF10
幻光河の渡りに使われる、象の様な姿の体高10m超の生物。御者は少数民族のハイペロ族がつとめている。
幻光河のゆったりとした流れ、ハイペロ族のトロい語り、シパーフのゆっくりした動きがあいまって、とても異国情緒のあるシーンである。
スピラに漂うアジアンテイストの魅力を引き立てる存在だと思われ。
メイチェン曰く「生態は謎に包まれている」らしい。水以外に食物は口にしていないらしいが、それでどうやってこの巨体を維持しているかがわからないとの事。
なお、アーロンの話によれば、10年前の旅の際に、酒に酔ったジェクトがいきなりシパーフに斬り掛かったらしい。その後有り金を全部出して詫び、ジェクトはそれ以降酒を止めた、との事。
- 斬りかかった理由は魔物と勘違いしてしまったため。
- その時のシパーフはアーロン曰く今も現役だそうな。
- その時の傷跡らしきものが右後ろ足に残っている。
- ジェクトが剣で戦ってる事を示唆する数少ない描写。原作ではラスボス戦ぐらいでしか見れない。
比較的大人数のユウナ一行も問題なく乗れるスペースを持つ。
構造のせいもあるが、アーロンの隣にぴったり座るルールーと、一人悠々と座るティーダの対比が少々シュール。
ウイノ号で激しく船酔いしている男性がいるが、それでも「シパーフよりはマシ」とのこと。乗り心地は相当酷いようだ。
インターナショナル版の字幕ではなぜか「シューパフ」になっている。
- 「くさ(腐)れシューパフの息子」という罵倒の言葉がある模様。
その巨体で暴れて大規模な破壊をもたらした訳でもなく、ジェクトに斬りつけられても変わらず人間たちを運搬することを続ける、人間の利益にしかなっていない生き物なのに酷い扱いだ。 - おとなしさや従順さを馬鹿や間抜けの例えにしてるのかな。確かに酷い扱いだねぇ。