設定/【プラスモディウム変異体】

Last-modified: 2018-11-04 (日) 12:08:26

FF15

生き物がシガイ化する原因となる寄生虫。感染症のように広まる。
人がシガイ化した場合は、その場に衣服だけが取り残される事が特徴。
その詳しい発生原因は不明。


大昔にルシス王国で流行していたが、アーデンが感染者の虫を自身の体に取り込むことで治療していた。だが、アーデンはこの寄生虫を取りこみ過ぎた為に不老不死の身体を持つ不浄な存在となってしまう。
現在でもニフルハイムを中心に流行。
ニフルハイム西部・北部では集団失踪事件を引き起こし、帝都にも被害が及んだ。
特にジグナタス要塞内では半数以上の人間がシガイとなり、魔導兵を管理できず暴走させる事になった。

  • アーデンの話によると、この流行り病は大昔、特効薬が存在しなかったらしい。
    現在でも神凪によって進行を遅らせることはできても治療法は見つかっていない。

帝国ではアーデンの指示で研究が進んでおり、シガイや魔導兵を産み出す為に用いられている。
「エピソード・プロンプト」では、断片的にその研究の実態が語られており、シガイ化が進んでる兵士や自我を持つ前の赤子にこれを取り込んで魔導コアの動力源とし、これにより魔導兵にするというものだった。


夜が長くなる原因の黒色粒子はこの虫に酷似した構造。
黒色粒子は太陽光を吸収する特性を持ち、成層圏に層をなして太陽光を減少させている。
発生源はシガイで、通常時に噴出するだけで無く死亡時にも大量の粒子を出す。
つまりシガイこそが星の病を進行させている元凶。


Plasmodiumuというのは現実にも存在する言葉で、原生生物の分類の一つ(プラスモディウム属/プラスモディウム科)。
プラスモディウム変異体は、現実にも存在するプラスモディウム属の寄生性原生生物「マラリア原虫」が、突然変異を起こして寄生虫化したものとされている。

  • 恐らく、「星の病」とはシガイの放出する黒色粒子そのものを指しており、この「星の病」がマラリア原虫に取り付き媒介にして変異したものがプラスモディウム変異体だと思われる。
    なので、寄生虫は「星の病」が蔓延する為の手段に過ぎないのだろう。

感染した生物を凶暴なモンスターに変異させてしまう点では、ジェノバ細胞を思わせる。

  • 神が現実に存在していて神秘が身近にある世界観で、大元の敵が寄生虫と感染生物が放出する化学物質というバイオハザード系SFの様な設定は中々面白い。

最終的には、シガイや星の病と共に消え去って根絶したと思われる。