音楽/【ゼロ】

Last-modified: 2021-11-08 (月) 12:44:25

FF零式

FF零式の主題歌。歌っているのはBUMP OF CHICKEN
寂しげながらも力強さを感じさせる、零式の世界観を表したような楽曲。
ドクター・アレシアエースが歌っているのはこの曲。

  • BUMP OF CHICKENのアルバム「RAY」に収録。

1番がしっとりとした入り方をしている。
歌詞は零式のストーリーに合わせてあるんだな。

  • しかし制作インタビューなどを見るに、ストーリーと絡ませた部分はそう無いみたい。
    歌詞の方は、0組の集合イラスト(おそらく制作最初期に野村氏が描いた一枚絵)を見て、それが決め手となって書いたそうだ。
    むしろ曲を聴いたスタッフが感動し、楽曲に合わせる為に映像を作り直したと言っていたので、合わせたのはストーリーのほうかもしれない。
    「この曲無くして本作は完成しない」と田端氏が語っており、この曲はかなり重要だったようだ。

冒頭や間奏部分には、プレリュードのアレンジが少し入っているみたい。
またエンディングで流れるものには、間奏にFFのメインテーマのフレーズが挿入されている。
これは作詞作曲をした藤原氏が、ゼロの間奏にはFFのテーマを入れられるように作ったと発言し、
テーマを入れてもよいかスタッフに尋ね、スタッフ側も快諾した結果生まれたものである。
このver.は藤原氏の「最後までたどり着いた人だけが聴ける曲であってほしい」という意向を汲み、エンディング以外では絶対に聴けないようになっている。
気になる人は、是非エンディングまでたどり着いて聴いて欲しい。


OPにはセルフアレンジ版の「ゼロ "FINAL FANTASY零式"オープニングver.」が使われている。
こちらはアコースティックギターがメインとなっており、より寂しい印象を受ける。

  • OP曲でありながら物語の終焉を感じさせる曲調となっている。
    OP映像の前にイザナチチリの死が訪れることもあり、この曲はひとつの「終わり」を歌っているのかもしれない。

ゼロの期間限定版CDには、FFスタッフが映像制作したミュージックビデオが付属している。
FF零式のムービーを楽曲に合わせて繋ぎ合わせたものだが、これが中々いい仕上がり。
また上記の「ゼロ "FINAL FANTASY零式"オープニングver.」もこちらに収録してある。


歌詞の途中、「すぐ隣にいるんだと 知らせてほしい」のフレーズがあるが、
これが終わりになると「すぐ隣にいたんだと 知らせてほしい」と過去形になっている。

  • 楽曲の中でフレーズの一部のみを変えるのは、BUMPの藤原氏が書く歌詞ではよく見られる手法。
    しかしFF零式のストーリーと照らし合わせると、なんだか込み上げるものがある。

エンディングの展開も相まって、この曲が流れた時には多くのプレイヤーが涙腺を崩壊させた。
ED時の0組を表したような歌詞や、映像に対して「ゼロ」の入り方が絶妙なのも理由のひとつ。
また曲単体の評価も高く、バンドファンからも傑作との声がよく挙がる。

  • マキナが慟哭した時には、とっくに俺たちの目からは汗が湧いていたさ...

アルティマニアに♪付きのリリックが掲載されている。


ドクター・アレシアが子守唄として歌っていたらしい。田中女史が歌うゼロというのも興味深いが、この曲は結構サビの激しい曲だが子守唄として機能したのだろうか。

  • 「オープニングver.」はしっとりとした曲調なので、子守唄にしていたのはこっちかもしれない。

PS4HD英語版では誰かが英語で歌う・別の曲に差し替えとかではなく、英語の字幕付きで流れる。


BUMP OF CHICKENのインタビュー
より濃厚なインタビュー

TFFCC

FF零式の主題歌。エースが本編でよく口ずさんでいる曲。
切ない歌声が胸に響き、切実な思いが綴られた歌詞が、深く心に染み渡っていく。(DL画面より)

2014年12月24日からBMSとして配信されている。
範囲としては、前奏途中(プレリュードのフレーズが終わった直後)から間奏(FFのメインテーマのフレーズが入るあたり)まで。
音楽がフェードアウトして終了するため間奏部分の入りがちょろっと聴けるが、残念ながら通常盤が利用されているらしく、FFのメインテーマにはなっていなかった。

  • 背景はラスボス撃破後の0組教室。
    朝日が差し込む中、朱いマントを繋ぎ合わせた朱雀の旗が画面中央で靡いている。
    プレイしてて泣きそうになった。