概要
テテテテーテーテーテッテテー。
戦闘終了時、または重要アイテム入手時に流れるBGMにこの名前が付いていることが多い。
プレリュードやファイナルファンタジーのテーマと同じく知名度が高い。
- 作品によって「勝利」「勝利のファンファーレ」と曲名は異なる。
どんな激しく熱い戦闘曲であっても問答無用で黙らせることができるカリスマ的な存在。
- ラスボス戦など特殊なバトルでは流れずに戦闘が終わることが多いが、
FC版FF1・2のようにラスボスでもいつも通り流れるのも「勝った」って明確に認識できて乙だと思う。
【視聴覚室】
聞いただけでどのシリーズか当てるのはFFフリークお馴染みのクイズ。
余談だが、2016年3月28日の星野源のオールナイトニッポンのSEとして、使われていた。
2021年東京オリンピックの選手入場曲では数々のゲーム音楽が使われドラゴンクエストの「序曲」などと共にこの曲と上記のファイナルファンタジーのテーマが使用され話題になった。
FF1
戦闘終了時のBGM。
FF1(PS版以降)
曲開始前の盛り上がりがなくなり、いきなりテテテテーから始まるようになっている。
FF2
戦闘終了時のBGM。
- FF1との違いは小節が終わる前に音がフェードアウトするところ。
FF2(PS版以降)
FF1とちがって「テテテテー」の前のイントロ部分は少し残ってる。
FF3
戦闘終了時のBGM。
ここからドラムが加わり更に軽快なBGMへと進化した。
FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)
最初のファンファーレより、次のフレーズの方が高いオクターブになっている。
FF4
戦闘終了時のBGM。FCから若干変更された。
ファブールの踊り子のBGMもこれだが、肝心の踊りはと言うと…。
FF4(WSC版)
他の機種はハ長調だが、WSCではニ長調。
FF4(PSP版)
デモンズウォールとの戦闘後、何故かこの曲が流れず、「脱出」が流れたまま戦闘終了する。
FF4(DS版)
「このメロディでホッとするのは
僕だけじゃないよね…?」byギルバート
ジュークボックスでは名前が「Fanfare 1」になっている。
FF5
戦闘勝利時のBGM。
正式名称は「勝利のファンファーレ」。
ドット絵のFFソーシャルゲームなどでよく使われるので印象は高め。(次点はFF7だろうか。)
シアトリズムでチュートリアル曲として抜擢された。
伝説の12の武器やホーリー、フレアといった強力な魔法など重要なアイテムを入手したときは「ファンファーレ1」が流れる。FF4のファンファーレ1と同じように区分けされている。
ガラフの記憶が完全に戻ったときは上記と異なる「ファンファーレ2」が流れる。こちらは1回限り。
FF5(iOS版)
エヌオー戦を勝利した際にもこの曲が流れるようになった。
FF6
戦闘勝利時のBGM。
正式名称は「勝利のファンファーレ」。
この作品から曲開始前の盛り上がりがなくなり、テテテテーから始まるようになった。
DDFFでインストール終了時に使われた。
ちなみにインストール中に流れるのは「予兆」。
この作品ではハ長調ではなくニ長調になっている。
テンポも幾分かゆっくりめ。
ギターの音色が加わっているのが特徴。FF6のサイバーパンクな世界観にマッチしている。
FF5で重要なアイテムを手に入れたときのファンファーレを、若干カットしたものが没音源として存在している。
FF6(GBA版以降)
魂の祠の連戦を完全クリアした際にもこの曲が流れる。
(インターバル時は流れない)
FF7
同じく戦闘終了時のBGM、ファンファーレ後のメロディーが今までの物から一新された。
チョコボレースで流れる「大当たりぃ~」や「涙のタンゴ」では今までのフレーズが流れる。
スペシャルポーズ披露の場面でも使われる。
FF7R
コルネオ・コロッセオでのバトルクリア後に原作のアレンジ版が流れる。
- バトルシミュレータでも流れる。なおどちらも原作の勝利ポーズも再現する。
バレットが戦闘終了後に時々口ずさむ。
- 「ちゃちゃちゃちゃーちゃーちゃーちゃっちゃちゃーーだ」
ルードのスマホの着信音がコレ。
FF7R2
バレットに加え、新たにユフィとケット・シーも口ずさむようになった。
また、ジョニー・コレクションを88個全部集め終わった時に、ジョニーが分身達と一緒にこの音楽で祝福してくれる。
FF7AC・ACC
ティファvsロッズの戦闘前半終了後、ロッズの携帯電話の着メロとして流れる。
CCFF7
ミッションをクリアした時にFF7の時と同じものが鳴る&流れる
FF8
FF9
戦闘終了時のBGM、メロディーがFF6以前の物になっている。
- メロディー自体は同じだが、こちらはメロディーがリザルト画面で流れるためゆったりとしたテンポにアレンジされている。
- 古楽がモチーフの9らしくリコーダーを用いたアレンジだが、内声のメロディが不協和音というか少し不思議な和音に聞こえる(0'11~)。
実際にはBbに対し7thとなるAbなので不協和音という訳ではないが、ちょっと落ち着きが悪い気がする。
FF10
戦闘終了時のBGM。
正式な曲名は「勝利のファンファーレ」。
ストーリー中は残りHPに応じて誰かが一言挟まることがある。特定の期間中にしかないのは1回しか聞けないが、それ以外は何度も聞ける可能性がある。
→常にこうありたいものだな
落雷避けの景品の宝箱を開けたときやナギ平原の各チョコボ訓練をクリアおよび記録を更新したときにも流れる。
FF11
レベルアップ時に従来作のファンファーレが流れる。
- 元がジングル(ME)なので他と比べるとややチープ。コラボ系作品ではVana'diel Marchとセットになっていることもある。
call(チャイム機能)で鳴らせる音のひとつに、気の抜けた感じのファンファーレがある。
FF12
正式名称は「勝利のファンファーレ ~FFXIIバージョン~」。
シームレスバトルの12では、ザコ戦ではファンファーレは流れず、ボス戦のみ専用のムービーつきで流れる。
ザコはもちろん、登場演出がない(シームレスの中で戦う)モブも「討伐完了」の文字のみでファンファーレは流れないので、聴ける回数はそう多くない。
強敵専用演出ということで、他のナンバリングタイトルのそれと比べて少し豪華なアレンジになっている。
ムービーごとカットできるが、一回だけカットできないバトルがある。
FF12RW
オーソドックスなファンファーレがミッションクリア時に流れる。
FF14
リドルアナ踏破時に「勝利のファンファーレ~FFXIIバージョン~」原曲が使用される。
LRFF13
FF13系列の作品は基本的に従来のようなファンファーレが流れない。
従来の音楽とは違うが、LRFF13なら『解放のファンファーレ』というものが存在する。
しかしLRFF13において、ソルジャー1stのウェアを着用した状態で戦闘に勝利するとリザルトのBGMが変化。
FF7と同様のファンファーレが流れる。
FF14
正式名称は旧版は「勝利のファンファーレ ~凱旋~」主にリージョナルリーヴを完遂した時などに流れる。
新生以降は「勝利のファンファーレ ~新生~」インスタンスダンジョンをクリアした時、討伐戦に勝利した時などに流れる。
- 旧版のファンファーレはチョコボレースで勝利した時に流れるようになっている。
その他、レベルアップ時やバトルコンテンツでの戦利品をロット勝ちした際にもファンファーレのMEが鳴る。
宿屋でログアウトした際にもジングルとして流れる。おやすみなさい風のアレンジ。
イベントシーンで「ちょっといいこと」があった際に、ファミコン風のジングルとして流れることもある。
FF15
プロンプトが勝利時にたまに口ずさむ。
また、標でのトレーニング時にプロンプトを参戦させると戦闘中にも口ずさむが、
「ぱぱぱぱーんぱーんぱーんぱんぱぱぁ↑ーん!」と煽るように歌うので、聴いていて微笑ましい。
- こちらはコマンド「ブラスター」の決め台詞でもある。
ファンファーレそのものは宿屋やキャンプで経験値を精算している時に流れる。状況次第では流れない。
- 曲名も「Day's End Fanfare」となり、イベントシーンのジングル等を除く主な使い方としては
オフラインのナンバリングでは初めての勝利シーン以外での使われ方となっている。
エピソード・プロンプトの終盤で、アーデンがスノーモービルで走り去るプロンプトの様子をうかがいながら、このメロディを口ずさむ。
レガリアのカーステレオで放送される曲として聞くことができる。
下記のDFF版のコスモス側とカオス側の両方まで収録されている。
FF16
主にボス戦など重要なイベントの終了時、ギリシャ語のコーラス付きで歌われている。
歌詞はμῦθος διά πάθους γένετο「ミュトスが苦難(パトス)を経て生まれた」。
「ミュトス・ディア・パトゥース・ゲネト♪」と歌っているのが聞こえるはず。
- μῦθοςはミュトス。πάθουςはいわゆる「パトス」で、情熱や苦悩を意味する。語尾が-ους、つまりパトスではなくパトゥースとなっているのは前置詞による格変化。διάは前置詞で英語のthroughにあたり「~を経て」。γένετοは「生まれた」。
- 英訳はPathos begets Mythos(パトスがミュトスを生む)。
「ミュトスが試練に打ち勝ち成長した」と歌詞は意訳できる。
ミュトスが力を喰らい器として完成に近づいているのを祝福しているわけで、黒幕の真意を踏まえて見ると、意味深である。
劇中必ずしもクライヴの勝利とは呼べないシーンでファンファーレが流れるが、それも場違いな選曲とは言えなくなってくる。
- まだイフリートを発現していない少年期(チュートリアルのマードック戦、スティルウィンドのモルボル戦、フェニックスゲートの眩耀の竜騎士戦)でもこのファンファーレが流れる。
このファンファーレが唯一流れないのは、黒幕との最終決戦である。クライヴがミュトスをも超えた存在と化したからだろうか。
DFF
勝利画面の曲で、カオス側とコスモス側で微妙に違う。カオス側はちょっと怖い。
ディシディアファンファーレの一番の注目点はケフカであり、何と彼は鼻歌で歌う。
- ケフカに対しては上記の鼻歌のほかふんぞり返って踊るため怖さがちっとも感じられない。
- 強敵に完勝を収め、「フンフンウフフン♪」と楽しそうに口ずさむケフカ。
敢えて不満を述べるなら、せっかくの鼻歌なのにBGMに合わせていないところか。
(まあ勝利ボイスの一種に過ぎない以上そんな贅沢は言えないのだが)
コスモス側はオーケストラ風で優しい。カオス側はヘビメタ風で威厳たっぷり。
ただ、勝利時のセリフやパフォーマンスとのギャップがありすぎなキャラもちらほら。
DDFF
新キャラはギルガメッシュとデスペラードカオスがカオスバージョンで、他はコスモスバージョンになっている。
ちなみにサードフォームだと陣営が変わるキャラクター(ティナ、クラウド、ティーダ、ジェクト)もいるが、サードフォームにしても曲は変化しない。
レポートではカオス陣営だったころのティナやクラウドが操作キャラクターになることもあるが
それでもコスモスバージョンの曲がなるのでカオスなのにコスモスの曲がなるというある意味の矛盾が生じる。
- フォーム毎に曲調変わるのは容量的にも厳しいですよ。
- プログラムを数行追加する程度だろうし、それほどでもないと思うが…。
キャラのイメージを考慮してどっちVer.かを決めても良かった気がする。
(ゴルベーザがコスモスVer.とかトットがカオスVer.とか)
DFFAC
当初はマーテリアサイド(ヒーローサイド)、スピリタスサイド(ヴィランズサイド)関係なく共通のファンファーレであったが、
2017/12/7からはスピリタスサイドに専用のファンファーレが流れるようになった。
FF零式
FF零式ではレベルアップ時のジングルとして採用されている。
これが鳴っても戦闘が終わっているとは限らないので気を付けよう。
よく聴いてみると無線音ぽい感じがする。戦時中らしい演出である。
TFF
チュートリアルの曲に使用されている。使用されているのは5の「勝利のファンファーレ」。
この1曲でBMS、FMS、EMSのすべての説明をしている。
FFEX
クエストをクリアすると流れる。
テンポは早め。
PFF
クエスト関係なくFF5の曲が流れる。
FFRK
戦闘曲が原作と同じであるように、戦闘勝利時のBGMも原作と同じファンファーレとなっている。
FF8は【The Winner】。
FF10-2は【ミッションコンプリート】?。
FF13は【栄光のファンファーレ】?に続けて【バトルリザルト】?が流れる。
FFTは【戦闘終了】。
メビウスFFイベントでは【祝福のファンファーレ】。
FFBE
曲名は「Victory's Fanfare」。
戦闘勝利時に流れる。
FF:U
曲名は「勝利」。
初期は風がモンスターや四凱将を倒した後に流れていたりしたが、
媒体が異なりストーリーの中で流れる都合上シリアスな場面に合わない面があるため、
途中からはチョビが敵を倒した場合など、ややギャグ寄りのシーンで使われるようになる。
チョコボレーシング
曲名は「WIN!」。レースで勝利した時のBGM。
いただきストリートSP
カジノのコロシアムで勝利した時や、
スクウェア側のキャラがレベルアップした(銀行でサラリーをもらった)時に流れる。
いたスト30th
過去のいたストと同じ状況で使用される。
またディシディアでのネタを意識したらしく、ケフカのスタンプの絵柄で、ファンファーレを鼻歌にしているものがある。
スーパーマリオRPG
スーパーマリオRPGのクリスタラー戦の勝利時にもこれと同質の曲が流れる。
因みに、サウンドトラックでの曲名は「クリスタラー戦での勝利」。ストレート過ぎる…。
スマブラfor3DS/WiiU
クラウドが勝利した際に、勝利BGMとして流れる。
実は、本作に登場するFFBGMの中で唯一のアレンジ。
スマブラでは通常、1フレーズのファンファーレが流れた後、全キャラ共通の「戦闘結果」BGMへと移行するのだが、
クラウドのみ特例で、原作FF7同様のファンファーレ後メロディーが流れ続ける。