音楽/【5年前のあの日】

Last-modified: 2021-12-02 (木) 23:35:47

FF7

モーターボール撃破後のミッドガルハイウェイでのBGM。
大きな悲しみに直面しながらも、それでも前に進もうという決意を感じさせる曲調である。
曲名とは裏腹に、5年前の回想以外でも結構流れる場面は多い。


個人的には、豹変前のセフィロスの悲しみを表した曲なのではないかと思う。
ニブル魔晄炉で自らの出生に気づき、そこで一度セフィロスはショックを受ける。
それから神羅屋敷に籠りっぱなしになるが、このとき屋敷に流れる曲がこれであり、この曲の中で項垂れて書斎の中で立ち尽くし「一人にしてくれ…」と言うセフィロスを後にするシーンがなんとも悲しい。
正気であった頃のセフィロスの中に最後に残っていた感情が、この曲の表すところなのかも知れない。
事件の日を境に、屋敷の曲はその後のセフィロスを支配する狂気を表すようなBGMに差し替わるわけだが…。

  • とは考えてみたが、これはクラウドのテーマ曲と言ってもいいメインテーマのアレンジで、ということはむしろクラウドの心情を表した曲かも。どちらにせよ、セフィロス豹変直前の雰囲気によくマッチした哀愁の曲であるとは思うが。
    • クラウドの立場に立ったという部分もあるだろう。5年前のニブルヘイム事件は色んな人の人生を大きく変えた(狂わせた)出来事で、その中でもクラウドが最も大きく影響を受けたと言える。

ゲームの進行上、初めて聴くことになるのは壱番魔晄炉爆破後、スラムに帰る途中の列車内。